キャサリン☆本田コミュの女番長（スケバン）純情ララバイ

何だか懐かしい気持ちになる携帯小説の、はじまりはじまり～♪

春だ。
桜が満開だ。

あたいの名前は神嶺遼子、この春から都立芳賀高校の一年生さ。

今日は入学式、早起きしたつもりが二度寝しちまって、まんまと遅刻って有様さ。

面倒くせぇからフケちまおうかな？

今日は晴れてて気持ちいいから、昼寝でもしようかな。

そう思いながら、あたいはフラフラ歩いていたら…。

「ってぇな。」
「んだこら？」
「やんのか？コルァ！」

あたいと同じセーラー服着た、パーマ、デブ、ガリガリのブス三人組が因縁つけてきやがった。

「あぁ、悪い」

あたいはそう謝った。

だが、パーマ、デブ、ガリガリのブス三人組は聞きゃしなかった。

「てめ、ここ通るんなら通行料払えや」
「あと、ぶつかって大怪我したから医者代もな」
「全部で一万で勘弁してやらぁ」

ブス三人組は頭の悪そうなカツアゲしてきたのさ。

「バカか？てめぇ等にくれてやる銭なんざ持ってねぇんだよ」

あたいはそう言って行こうとしたのさ。
だけど、ブス三人組は聞いちゃいなかったのさ。

「生意気なんだよ！」
「ヤキ入れてやるぁ！」
「やっちまえ～！」

三人纏めてかかってきやがった。
卑怯だな。ブス三人組。

まぁ、いいさ。相手になってやるぜ！

ドカ！バキ！

…数分後。

「何だよ。たいした事ねぇな」

「い…痛ぇよ～」
「つ…つえぇ」
「う…うぅ…」

「これに懲りたら、もう二度とカツアゲなんてするんじゃねぇぞ」

あたいは立ち去ろうとしたのさ。

そうしたら、ブス三人組の奴ら。

「あ、姐御！」
「あたしら姐御の手下になりやす」
「うす！」

「な…なんだと～！」

あたいの女子高生生活は、そうして始まったのさ。

あばよ。あたいに惚れちゃ怪我するぜ。

続きは近日中に、コメントに書き込みます。