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ロジックVセミナーコミュの88 マルチプレッサー

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マルチプレッサーはマルチバンド・コンプレッサーの略であり、マスタリングツールとして絶大な効果を発揮する最大4つの周波数を分割したコンプレッサー&エキスパンダーですが、それだけに動作は複雑で最終的に耳での判断を必要とします。ゲームに例えるといきなりですが最後のボスキャラ登場といった感じです。まずマルチプレッサーを理解するためにいくつかの設定をしてみましょう。

1、マルチプレッサーをイコライザーとして使う

バス、又はOutput1-2のエフェクト部にステレオ<Logic<Dynamic<Multipressorを選択
低域(20hz〜500hz)のグラフ部分を直接マウスで下げる

これで3バンドのイコライザーで低音を下げるという動作と同じになりました。

2、2バンドのコンプレッサーとして使う

次にマスターゲインの下にある「Bands」をマウスで押し3バンドから2バンドに変更します。先ほどの設定は解除されます。そしたら先ほどと同様にわずかに低域のボリュームを下げます。その上でコンプレシオを約2.0、エクスパンドレシオを最下限(1.01)にします。これが低域(20hz〜5khz)のみにかかったコンプレッサーの状態です。高域のコンプレッサーのかかっていないグラフと対比できるのでコンプレッサーの動作が確認できるでしょう。マルチプレッサーではここにもうひと技加える事ができます。コンプレッサーでは圧縮によりノイズフロアが上昇してしまうという欠点もありますが、それをキャンセルする事ができるのです。先ほど最下限に設定したエキスパンドレシオをわずかに上げます(1.50位)次に「Reduction」の値を左に振り切って下さい(-50.0db)するとエキスパンドのスレッショルド位置(-50db)以下のレベルが徐々にコンプレッサーをかける前のレベル以下に下がるのです。この動作はエクスパンドレシオを更に上げる事によりノイズゲート的な動作にもする事ができます。

コメント(1)

続き

これらがマルチバンドプロセッサーで行える基本的な技です。この設定を最大4バンドに分割して細かく行える訳です。では各パラメーターを解説しましょう。

Bands
分割数を決めます。2バンドから4バンドまで選択できます。

マルチバンドグラフィック表示
左側の広い面積の色分けされた棒状のグラフは直接マウスで上げ下げや周波数帯域の変更(横にずらす)事ができます。また線の密度でイメージを掴む事ができます。

Lookahead
先読み時間の設定です。このツールにはPeak、RMSがスイッチではなくレバーで微妙に設定できます。RMSに近い場合は先読み時間も長くして下さい。

Peak/RMS
特殊な音響でない限り真ん中にしておけばよいでしょう。

Attack
信号がスレッショルド位置を超えてから圧縮又はエキスパンド動作するまでの動作遅延時間です。忘れがちですが、アナログでは不可能なデジタルの恩恵は先読みによりAttack時間を0に設定できる事です。

Release
スレッショルド位置を下回った場合の動作遅延時間です。

Comp.Ratio
スレッショルド位置との関係が重要ですが、いわゆるコンプレッッサーの圧縮率です。大きくなる程音を持ち上げ圧縮してくれます。

Exp.Ratio
スレッショルド位置によりコンプレッサーと逆の動作をおこなる比率です。

入出力特性曲線
各バンドの色わけされた分かりやすいグラフです。現在の設定を直感的に把握することができます。

Thresholds
Compression、Expansionを動作させる基準点です。レバーには引っかかりがあり、コンプレッションとエキスパンドの関係からあり得ない設定にはできないようになっています。

Reduction
コンプで不要に持ち上げられたノイズフロアを低減します。ノイズフロアを的確に見つけるためエキスパンドスレッショルドを微調整してください。

レベル・メーター
ミュートボタンと「Gain Change」「Output」切り替えが付いた各バンド毎のレベルメーターです。ゲインチェンジで圧縮度合いが、アウトプットで出力レベルが確認できます。

Master Gain
総出力の調整ゲインです。

という事で一応解説はしてみましたが、本当の意味で使いこなすには何年も使って使って体で覚えるしかありません。実際にはかなり微調整の世界になり、耳がついてこられない人には気の毒ですがお勧めしません。自分のミックスをどうしても市販の音の様なサウンドにしたい方はがんばって覚えて下さい。これとアダプティブリミッター、リニアフェイズイコライザーの3つでほぼ可能だと思います。

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