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山海経コミュの雑談

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なんでもありの雑談トピックが無いので、作成させていただきます。

コメント(5)

山梨県立博物館で、山梨県笛吹市春日居町の山梨岡神社に日本で唯一伝わる「キ神像」に関する展示が行われています。

http://www.museum.pref.yamanashi.jp/5th_tenjiannai_symbol_017.htm

私は見てきましたが、キ神像は山海経に記載される「キ」とされている一本脚の神像。「キ」は山海経において辺境世界に存在するという牛に似た「獣」ですね。キ神像は荻生徂徠が宝永3年に甲斐を訪れた際に記録しているので年代はそれ以前に否定される木像ですが、そもそも「キ」の像とする由来は存在しないようです。駒井犬の一部が欠けたものではないかとも考えられているそうです。

荻生徂徠がこれは「キ」の像に違いないと比定して以来、キ神としての信仰がはじまり、江戸後期には社会不穏から生じた妖怪ブームにも乗じて、江戸にも及ぶ広い信仰が成立しました。

一方、地元甲斐で信仰が広まった背景には、山の神に対する土着信仰があったのではないかと、同展では指摘しています。山梨岡神社は旧境内地の御室山を神体とする山の信仰の神社ですが、山梨では山の神に対する信仰が広く存在し、キ神像の霊験が魔除けや雷避けであることからも、魔除けは同じく山梨に広く存在する道祖神信仰、雷避けは雨乞い習俗と、信仰の背景に成り得る要素はあったのではないかと指摘されていました。

また、キ神像が一本脚である点も、道祖神の神体は一本脚の神であるとする伝承も存在し、道切り行事では、大草鞋を片方だけ飾って魔除けにする習俗も存在することから、受け入れられやすいのではなかったかと指摘されていましたね。さらに、山海経で描かれる辺境世界を甲斐に重ねたのではないかとも指摘されていました。

以上、キ神展の紹介です。
> denさん
キ神ですと!!初めて聞く名前耳ぴかぴか(新しい)
面白そうだなー
見に行きたいなー
ヤマナシ遠すぎるなー
博物館からパンフレットをお取り寄せしてしまいましたむふっおもしろい情報をありがとうございました!

山海経由来の神様(と言っていいのかな)をおまつりしている神社って、
他にもあるものなんですかね。
北海道にはないべな〜
>ださんさん
そうですね、キ神と同様に仮託された民俗事例は類例があるのかどうか、気になるところです。甲斐は近世に江戸から近く天領であったこともあって、徂徠のような文人が数多く訪れて、記録を残しています。県博の近世史担当の学芸員さんは、甲斐国絵図類の研究において近世甲斐が四川あたりでしょうか、中国内陸の神仙的世界に仮託されていたことを指摘していますが、独足の像をキ神に違いないと徂徠が断定してしまうのも、そういった意識が一般的であったのだろうかと思いました。武田信玄も、もしかしたら中国古代の名君像が仮託されているのかもと想像します。
ステキな情報ありがとうございました。
‥予定が立て込んで居て出掛ける事は出来ませんでしたが
いつか御開帳されている時に山梨岡神社を訪ねてみたいです。

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