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ジェンダーを考える。コミュのジェンダー理論・議論とその実践について

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あつかましくも、トピックを立てさせていただきます。
最近気になってたことなので、
ぜひ皆様の意見がきけたらいいなと思います。

気になっているのは、ジェンダーに関する議論が、
実践になかなか結びつかないのはなぜなのか、という点です。

例えば、このところ、
大学などの研究の場で家父長制を擁護するのはほとんどタブーに近くなっているように見受けられますが、
それでも家父長制を脱却する実践的努力をしている個々人がどれくらいいるのかは疑問です。
特に男性の研究者が、
どこかで聞きかじったようなジェンダーの理論をただ繰り返して、
それを理解しているようなフリをしてしまうのが納得いきません。

「ジェンダーの観点」「家父長制の罪」とかを云々すれば、
それだけで男性中心主義の汚名を免れるというような、
アリバイができてしまうというような、
そんな胡散臭さが気になるのです。

極端な話、どんなに熱心に家父長的社会の罪悪を議論できる
研究者でも、
自宅に帰ったらただの事実上家父長的な夫でしかない、
もしくは事実上家父長制に加担してしまう妻でしかない、
とかいうことだって実際にあるわけで、
そういうのって、ちょっと無責任だと思います。

たしかに理論を実践するのは簡単なことではないけれど、
ジェンダーはもともとものすごく身近なところにあるもので、その分、個人レベルの努力次第で何らかの実践につなげられるはずだと思うのですが、どうでしょうか。

ちょっと散漫な文章になってしまいましたが、皆さんどうお考えですか?


コメント(4)

確かにそうですね!
個人の努力でなんらかの変化が見えそうなものなのに、家父長制などなかなかなくならないですよね。

ウチもおかしいとは思いますが、実際ジェンダー論に熱くなっている人間は自分が思っているよりもずいぶん少ないからではないかという思いにたどり着きました。

ウチは卒論で、女子青年の性役割態度と両親の養育態度についての考察を扱ったのですが、そのとき、女子大で質問紙を取らせてもらいました。その結果、家父長制含む、男性中心主義の生活や制度になんら疑問を持たない、むしろ賛同する女子学生が大変多いことに驚きました。

ウチは女性が女性であることを誇れる世の中にするためには、男女は平等であるべきだとずっと考えてきましたが、そうでなくても充分幸せだと考える女性はたくさんいらっしゃるようです。衝撃的でしたが、勉強になりました。

男性研究者の話ですが、ウチも胡散臭いと思ってしまいます。
男性である研究者が自分が女性より優位であることを確認しているようにさえ思えたこともあります。
ちょっと穿った見方をしすぎていますね。

生物学的性別と社会的性別、なかなか根深くて、そうそう変わるものではないんやなぁと感じたことを覚えています。
なるほど、そうですよね、
結構若い女性の間でも、専業主婦バンザイ、これぞ女の美徳、みたいな考えの人多いですよね。
だから、やみくもにジェンダー論をもちだしても、
全然話が通じなかったり、逆に
「どうしてそうゆうふうに考えちゃうの?」
なんて反応しか返ってこなかったり・・・

で、ジェンダーをもっと(いい意味で)ブームにするには
どうすればいいのかなあ、と考えていたら、
本屋さんで入門書を見つけました。

数ヶ月ほど前にでたもので、その名も
『知らないと恥ずかしい ジェンダー入門』
執筆は加藤秀一氏です。

帯には、上野千鶴子氏のコメントがついてて、
「ジェンダーについてこれほど基本的なことを、
根本からていねいに、しかもやさしいことばで
男性にもわかるように(!)論じた本はない」
とのこと。

私も買って読んでみたのですが、
ちょっと考えさせられました。
若干否定的な意味で。

もちろん、内容はすごく良いのです。
私も改めていろいろ学ぶことが出来ました。
が、
やっぱりどことなく「お勉強系の本」ぽい感じがしてしまって、
大学の(文系の)講義に出てくるような雰囲気に不慣れな人にとっては
やっぱりちょっと抵抗を感じてしまうのかもしれないなあ、
と思いました。
もちろん人によってまちまちでしょうけど・・・

たとえば、私がこの本を
私の身近にいる人たちに配って回ったとして、
はたしてそのうちのどれだけの人が読破できるか、
かつ充分に理解できるか、
かなり疑問です。

もともと固定観念に縛られている人たちに
それとはまったく別の概念を説こうとしているのだから、
もっと気持ち悪いくらい徹底的に、
こども相手に説明するくらいの心構えで
本を書いたほうがいいのではないか、
・・・というのが私の結論でした。

そもそも「ジェンダー」という語すら知らない人もいるわけだし・・・
う〜ん、難しい。
>なるほど、そうですよね、
結構若い女性の間でも、専業主婦バンザイ、これぞ女の美徳、みたいな考えの人多いですよね。
だから、やみくもにジェンダー論をもちだしても、
全然話が通じなかったり、逆に
「どうしてそうゆうふうに考えちゃうの?」
なんて反応しか返ってこなかったり・・・

そうそう!ウチも逆に「女の幸せが理解出来ないかわいそうな人」みたいに言われたことがあります(笑)

>もちろん、内容はすごく良いのです。
私も改めていろいろ学ぶことが出来ました。
が、
やっぱりどことなく「お勉強系の本」ぽい感じがしてしまって、
大学の(文系の)講義に出てくるような雰囲気に不慣れな人にとっては
やっぱりちょっと抵抗を感じてしまうのかもしれないなあ、
と思いました。
もちろん人によってまちまちでしょうけど・・・

『知らないと恥ずかしい ジェンダー入門』はウチもどこかでチラッと読みました。
ウチらジェンダーを学んでいるものにとっては基本的なことも、ジェンダーを知らない人や興味がない人にとっては、さながらなんかの宗教のように感じてしまうのかも知れませんね。

ジェンダーについて興味がない人も、柳沢厚生労働大臣?の「女は子どもを産む機械」発言に対して結構頭にきていると思うんですよね。これはジェンダーには直接関係ないのかもしれないけど、今回のようなことで、男女の差異について考えてくれたら、ジェンダー論も少しは受け入れてもらえるかなぁなんて考えました。

ホントに難しい問題ですね…

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