PRIDE大好き♡コミュの 『PRIDE 武士道 其の七』

公式サイト＞＞＞http://www.prideofficial.com/free/result/event/1113199037.html

2005年5月22日(日)有明コロシアム

【全対戦カード】
●第10試合　五味隆典 VS ルイス・アゼレード
●第9試合　美濃輪育久 VS フィル・バローニ
●第8試合　長南亮 VS ニーノ・“エルビス”・シェンブリ
●第7試合　川尻達也 VS キム・インソク
●第6試合　郷野聡寛 VS クラウスレイ・グレイシー
●第5試合　桜井“マッハ”速人 VS ミルトン・ヴィエイラ
●第4試合　小見川道大 VS アーロン・ライリー
●第3試合　三島☆ド根性ノ助 VS イーブス・エドワーズ
●第2試合　TAISHO VS ジェンス・パルヴァー
●第1試合　前田吉朗 VS チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネット


5月9日(月)東京・青山のDSE事務所にて記者会見が行われ、かねてより噂のあったプロ修斗世界ウェルター級チャンピオン・川尻達也の参戦が正式に発表された。世界の強豪を次々と倒してきた川尻が次に狙うのは、五味隆典の首だ！

【川尻達也】
1978年5月8日。茨城県稲敷郡出身。171センチ、76キロ。チーム・トップス。“クラッシャー”の異名をとり修斗を代表するテイクダウン＆パウンダーとして活躍。デビュー戦となった中山巧（現タクミ）戦では敗れたが、己を磨き直すために1年間肉体改造に取り組み、その後は連勝街道をひた走っている。02年には修斗ウェルター級新人王に輝く。02年12月の修斗NKホール大会でヴィトー“シャオリン”ヒベイロに腕関節を極められ、耐え抜いたものの負傷。復帰戦となった03年5月には、因縁の相手でもあるタクミから3度のダウンを奪いTKO勝ち。改めて世界に照準を合わせ同年8月の横浜文体でイーブス・エドワーズの打撃を完封し、勝利した。04年3月には、宇野薫と対戦し激闘を繰り広げドロー。同年12月にはウェルター級王者シャオリンと再戦、グラウンドでも圧倒、右ストレートでダウンを奪うと、最後は怒濤のパウンド攻撃で2RTKOで勝利を収め、見事ベルトを奪取した。初参戦となる武士道のリングで、第8代修斗ウェルター級チャンピオンの実力を知らしめたい。


▼五味隆典（日本/木口道場レスリング教室）
　VS
　ルイス・アゼレード（ブラジル/シュート・ボクセ）

武士道73kg級エース・五味の対戦相手が遂に決定した。
アゼレードは前回の『PRIDE 武士道 其の六』で、五味のライバル候補として浮上していたルイス・ブスカペを破って、打倒・五味の一番手として急浮上した選手である。この試合は“同大会のベストバウト”というファンの声も多かった。
　
アゼレードはシュート・ボクセに所属しているが、元々はゴドイ・マカコ柔術所属の柔術家で、ムエタイでも6戦6勝の戦績を誇る。ブスカペ戦でも、何度も下からの素早い腕十字の仕掛けでブスカペをヒヤッとさせた。まさに立ってよし、寝てよしのファイターで、あのヴァンダレイ・シウバが「五味と闘わせたい」と推薦していた選手でもある。修斗時代には五味よりも一階級上で桜井“マッハ”速人と闘った事もあり、177cmの長身と合わせて体格的にも有利。五味には同門のジャドソン・コスタが完敗を喫した事もあるため、シュート・ボクセが威信を賭けて送り込む刺客である。ジェンス・パルバーをKOした五味のパンチか、シュート・ボクセ仕込みのアゼレードの打撃か？それとも寝技で火花散る攻防を展開するのか？　一瞬たりとも目が離せない対決の実現だ！

▼美濃輪育久（日本/フリー）
　VS
　フィル・バローニ（アメリカ/ハンマーハウス）

UFCからの刺客が美濃輪を襲う！　かねてから榊原代表が口にしていた中軽量級のUFC代表選手は、このバローニだった。

バローニはボディビルから総合格闘技に転向した変り種で、筋骨隆々の肉体は必見。その肉体から繰り出すパンチは強烈で、コールマン譲りのグラウンド＆パウンドを得意とする。同じくパンチがウリのアマール・スロエフをTKOに破り、実力者デイブ・メネーをマシンガンパンチでオクタゴンに沈めた経歴も持つ。最近のUFCではアグレッシブさが裏目に出て黒星を続けてしまったが、今年3月の『EFC.11』で復活、サブミッションで勝利を収めている。“ニューヨークのバッドボーイ”の異名を持つ悪党キャラで、アグレッシブファイトが身上の美濃輪とは壮絶な試合になりそうである。

▼桜井“マッハ”速人（日本/マッハ道場）
　VS
　ルイス・ブスカペ（ブラジル/ブラジリアン・トップチーム）

約3ヵ月間にわたるアメリカ修行を終えて、見違えるような肉体を手に入れたマッハが、本来の階級に戻してカムバック。「本当の自分の階級なら、俺は誰にも負けない」というマッハの再起第一戦は、“リトル・ノゲイラ”ことブスカペを相手に行われる。

ブスカペは前回の『PRIDE 武士道 其の六』で、アゼレードと中軽量級ならではのスピーディーな攻防を展開。スプリット判定で敗れたものの、その評価は全く落ちない好勝負を演じた。「ブスカペ」とはポルトガル語でねずみ花火を意味し、素早い動きで相手を極めてしまう事からそのニックネームが付いた。つまり、ブラジルの“マッハ”というわけだ。スピードが売り物の両者だけに、中軽量級ならではのテクニカルで素早い攻防が期待できそうだ。マッハの復活か、それともブスカペが再び打倒・五味に名乗りを挙げるのか？　サバイバルを賭けた一戦に勝つのはどっちだ!?

▼TAISHO（日本/チーム・バルボザジャパン）
　VS
　ジェンス・パルヴァー（アメリカ/チーム・エクストリーム）

軽量級屈指の好カードが実現する。今回がPRIDE初参戦となるTAISHOは、柔術をバックボーンに持つが総合での得意技は打撃。アグレッシブなファイトが持ち味で、DEEP佐伯代表の秘蔵っ子でもある。一度見たら忘れられない、タコのタトゥーも必見だ。
対するパルヴァーは言わずと知れた、軽量級最強の外国人ファイター。大晦日では五味の前にKO負けを喫したが、パルヴァライザー（粉砕機）の異名をとる攻撃力は健在だ。TAISHOとは打撃を中心とした、どちらかがぶっ壊れるような壮絶な試合が期待できる。


▼三島☆ド根性ノ助（日本/総合格闘技道場コブラ会）
　VS
　イーブス・エドワーズ（米国）

世界的強豪がまたしても武士道参戦に名乗りを挙げた！　エドワーズは佐藤ルミナ、宇野薫、川尻達也に敗れるなどなぜか日本人相手に分が悪いが、UFCでは5連勝中の強豪でライト級のトップを張るファイターである。その戦績の中には宇野をKOしたエルメス・フランカにも勝った試合が含まれている。昨年10月にはZSTのエースである小谷直之を秒殺KOし、日本人に対する苦手意識を克服した。ボクシングの世界ランカーとも練習したというパンチの技術は本物で、強打で数々の強敵を仕留めている。パンチ主体の選手で、その試合は常に“激闘”。寝技の三島か、打撃のエドワーズか？　世界が注目する一戦となるだろう。


▼上山龍紀（日本/U-FILEキャンプ）
　VS
　ミルトン・ヴィエイラ（ブラジル/ブラジリアン・トップチーム）

ブラジリアン・トップチームの秘密兵器がいよいよ日本デビューを果たす。ヴィエイラはブスカペと並ぶBTT中軽量級の実力者で、トップチームに移籍する前はルタリーブリを９年黒帯の腕前。得意技はギロチンチョークとスピニングチョークという“絞め殺し屋”。『PRIDE 武士道 其の弐』で五味と対戦したジャドソン・コスタをスピニングチョークで仕留めている。
上山は武士道で実力を発揮できていない感もあったが、DEEPミドル級王座を失ってプレッシャーから開放された事で、今回は一味違うところを見せてくれそうだ。ライト級のエース五味の首を狙うヴィエイラをストップし、自らが打倒・五味に名乗りを挙げる事が出来るか？


▼郷野聡寛（日本/GRABAKA）
　VS
　クラウスレイ・グレイシー（ブラジル/ハウフ・グレイシー柔術アカデミー）

毒舌男が武士道へ帰ってきた！　日本が誇る実力者集団GRABAKAから、新生・武士道へ一番手として送り込まれたのは郷野である。郷野はショーグンに敗れた後、打撃の強化のためキックボクシングに参戦。見事、全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者のベルトを手に入れた。洗練されたボクシング技術で、今度こそPRIDE初勝利を狙う。
対するクラウスレイは、『PRIDE 武士道 其の伍』であの桜井“マッハ”速人から総合初の一本勝ちを奪った男だ。本格的な打撃も出来る“ニュータイプ・グレイシー”の旗手で、今が伸び盛り。兄弟たちが創り上げたグレイシー最強伝説を復活させるべく、今回は郷野の首を狙う。立ってよし、寝てよしの両者だけにハイレベルな攻防になる事は間違いない！


PRIDE Official CLUB Mail より転載しています。