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家庭教師と塾講師のコミュコミュの受験校の選定について(高校受験)

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お世話になっております。
神奈川県在住、昨年度までFCの個別塾で講師をしておりました(講師歴は5年)。塾が閉校となり生徒本人の希望により今年度は個人請負で指導を担当しております。
生徒は現在中3の女子です。英数を週1回(90分)ずつ見ています。

実は先日学校で三者面談があり、その折の報告を受けました。話を聞いて非常に困惑しています。公私併願で私立については滑り止めで、問題は本命となる公立の受験校についてです。
担任の先生との話し合いの結果、合格圏から現時点であまりに遠い学校の受験を勧められ本人も親御さんもそのつもりになられています。しかし、模試の成績や学習状況を見ている限り、とても非現実的と私自身は思い非常に戸惑っています。今後、担当としてどのように対応すべきかよろしければご助言をお願いできればと思います。
具体的に状況を説明しますと、以下の通りです。

学校から勧められた受験校をA、こちらが勧めた学校をBとします。
本人はデザインに興味があり、もともとは美術系コースのある高校かデザイン系がある工業高校を志望。
・A高について=全日制の普通科高校
今春の受験データでは合格者平均の内申に対し、本人は10ほど不足。(計算式により10の内申は筆記試験のおよそ30点分に相当。)合格者の筆記試験の平均点などから推測するに、本人の模試の結果を基にすればあと今の点数に+60点以上(5教科250満点)を上げる必要があると推定。
美術に関してはいわゆる専門コースは無い。後期入試も2倍前後。

・B高について=工業高校(デザインを選択するコース有り)
内申数値はほぼ合格者平均に達しているが、選考基準の計算式が独特でおそらく実際の合格ラインにはあと+40ほど点必要となる可能性有り。(そのあたりはいわゆる大手模試では判明せず)


本人の状況
内申:成績は非常に苦しい。テストの点数もさることながら、平常点(忘れ物や失くし物が多いため)での評価が厳しい。
当方での学習:似たような状況。宿題忘れが目立つ。学校の提出物もこちらで見るようにしているが、失くしたり提出物の存在を覚えていないことが多い。(メモ帳を渡しメモを取る習慣を促しているがメモ帳を忘れる)

<いきさつ>
本来美術専攻のある公立高校を志望したが、内申を踏まえ私からB高校を勧め、見学の後は「第一志望にしたい」と本人より話有り。しかし三者面談で担任の先生から「美術」の授業がある普通高校を勧められそちらに受験校を変えたいとの話があった。
しかし私自身これまでA高校に進学した受験生を受け持った経験があるが、どちらかといえば英語の強い生徒を優遇するので、英検など持っていない生徒には不向きと思われる。本人がA高校を見学した印象は「英語系とかに力を入れてる気がした」とのこと。

この生徒さんを担当して一年半ほどですが、体力面や情緒面で不安定な傾向があり、集中力も不足しているので根つめて受験に向けて授業時間を増やしたり宿題を増やすなどは難しいと思われます。
もちろん、上記で触れた学校への合格には点数的にあとどれくらい必要なのか、そしてそのためには大変な努力が必要かということも数値を含めお話しましたが、本人は一向に変化が無い状態です。
今のままではB高校も厳しい中(当初、私立の単願も勧めましたが公立を受験したいとのことで却下)、モチベーションを上げ、勉強量を増やしなんとか1点でも上げる力を付けさせることが大前提になるのは了解しています。一方で最終的に出願時期に向け進路指導(受験校選定)としてどのように促せばいいのかよろしければアドバイスをお願いします。


コメント(32)

B校からA校への変更というのは、その生徒さんの親御さんも納得のうえ、
強く希望している、ということなのですか?
私立の併願を認めているならば、「本命は難しい」とこちらで「アリバイ工作」をカンペキにした上でクライアントの希望通りにするしかないと思われます。冷たい様ですが…
>さいぼーぐ様
仰るとおりです。
こちらの表現がわかりにくく失礼いたしました。
担任の先生が美術担当ということもあり「美術の先生が仰るなら・・・」ということで親御さん共々お考えを変えられたようです。
生徒さんは担任の先生について常々「いい先生」と口にしているので、信頼ぶりは窺えます。

>ハンニバル城外にあり様
ご意見ありがとうございます。
非常に厳しいことは口頭でも書面でもデータを使いながらお伝えしています。
親御さんは当方に一任とのことですが、いかんせん受験生本人が先述のような状態で、冬休み以降仮に授業コマを増やした場合でも、通常に+αのお金を頂戴するのも気が引けてしまうのが本音です。
そこまで当事者達がA校を希望しているのなら、いくら「一任する」と言われても
他の学校を推すことはできませんよね。

でも、「どうしてもA校に入りたい」という気持ちが、本人にとってのモチベーションになり、
今までよりも真剣に取り組むようになる、と思うのですがどうでしょう?

その生徒さんが、今は美術系で行きたいと思っていても、今後気持ちが変化することもある、
と担任の先生は考えたのではないのでしょうか。
その場合に選択肢を増やすことのできる、普通科を勧めたのではないかと。
お初です。

私も現在5名の生徒さんを持ち、内二人が中三の受験生です。

上の状況から読み取るに、生徒さんは「本当に合格する気があるのか?」と言う印象を受けてしまいました。私たち家庭教師は魔法使いではなく、最終的には本人の「やる気」が必要ではないかと思います。

私のある生徒さんは、一ヶ月前までは第一志望校には定期テスト・県統一模試で合格ラインには20〜30点足りませんでした。
私は親御さん・本人に「正直きびしい」と正直に伝え公立高校の下方修正を促しましたが、本人が「絶対いや!」(ワンランク下の高校の名前は生徒さんの苗字と一緒なので「鈴木高校の鈴木さん(仮名)」になるのが死んでもいやらしいです(汗))と言う事を私に言ってきました。
そこから話合った結果、一ヶ月後の定期テストと県統一模試の結果を見て決めることになりました。もし厳しい結果なら下方修正をすると約束もしました。
結果は…
定期テスト→前回より+100点順位は50番アップ
模試→80点アップ

本人曰く「人生で一番勉強した!」だそうです。

この子の様にやる気があれば可能性は捨てきれませんが、やはりやる気や本人の心構えが変わらない以上成績の上昇は0に近いと思います。

私だったら、親御さん本人に数字というなの「現実」を見せ、本人のやる気が感じられない事も含めお話し、公立下方修正を促すと思います。専門分野は高校卒業後も選択可能ですしね。
メンタルも強い方じゃないと言う事ですので、落ちた時の反動も計り知れないと思われます。



長文失礼しました。
逆にいえばやすやすおこしやすさんがどうしたいかということも大きいですね。カネのためと割り切るか、それとも方針が合わないから辞めるか。

これについては方針のすり合わせそのものが困難な案件だと思います。ともかく高校受験は学校教員の権限が圧倒的ですから(駆け出しの頃はともかくもう母子家庭案件以外では触れることもなくなりました)。

どちらにしても、意見書とか記録の形で文書は残しておいてアリバイ工作だけは熱心に行なう必要があるでしょう。担任の目論見が甘いので家庭教師サイドとしてはど〜にもこ〜にもならないかとおもわれます。
>さいぼーぐ様
二度目のコメントありがとうございます。
A高校へのモチベーションというものに関してはそれほど高くない(学校の先生のアドバイスがあったから)と思われます。学校の先生がこの校名を挙げたのも通える範囲の普通科高校の中から難度から絞って学校の中からの消去法だったと推定されます。でも実際はこれまで書いたようにその学校も合格圏から遠いです。確かに本人から話を聞くと美術系といってもまだ具体的なビジョンがないので、普通科高校の方がいいと私も思うのですが、普通科高校では難度的に厳しいので、私自身は興味のあることに近くA高より難度の低めのB校を挙げました。(といってもここも厳しいのですが)
なので、絶対何が何でもこの学校に入りたい!!という執着するための要素が生徒さん自身に不足しているのが現実です。

>me様
こちらこそわかりにくい説明の中コメントを頂き恐縮です。
教え子さんすごく頑張り、成績上昇がうらやましいです。きっかけはともあれ、自分で目標に向かって頑張るんだ!といういうのが本人に無くてはどうにもならないことを痛感しています。自分の教え子も良い結果を残せた生徒さんは、自分を奮い立たせて勉強に励んでいた生徒さんばかりです。
なんとか本人にそのような変化を起こさせるべくこちらも模索しているのですがなかなか上手くいかないのが現実です。

>ハンニバル城外にあり様
二度目のコメントありがとうございます。
冬休み以降の学習について具体的に提示する時期が近づく中、私自身が非常に混乱しています。親御さんは、「なんとかお願いします」とコマ数を増やしたりするのも構わないからと懇願されるのに対し、本人は「無理無理」の状態。

コマ数を増やしても本人がやる気が上がらないのでは、本人にとっても苦痛なだけだし親御さんのご負担を思うと私もどうしたらいいのかわからなくなっています。ならば、県の受験制度上現時点でほぼ内定の併願私立を単願に切り替えることも勧めたのですが、「それは嫌だ」と本人談。
わたし自身の身の振り方も頭よぎったのですが、本人は高校生になっても「先生のところに来たい」と言っています。

担任の先生の件は、これまで正反対のケース(過小評価)は何度かあったのですが、今回のパターンは当方にとってはある意味もっと厳しいです。
こんにちは。
一番問題なのは、

>本人は「無理無理」の状態。

ってことですね。ここはコマ数を増加させてもモチベーションがあがらないので厳しい旨はまず親御さんにつたえて外堀を埋めておかないと…
いずれにしても、指導を継続するのであればもう戦略面はどうにもなりますまい。戦術面で活路を求めるしかないところですが、五科のスコアはどうなっているでしょうか?

言うは易し行なうは難しの典型例ですが、数学で満点が望めれば中堅以下の公立校はとたんに目がでてきますので。

モチベーションが高いのは親御さんで、肝心の当人がついてこない、という状況のようですね。

もしかして本人は、滑り止めの私立でよい、と思ってたりしませんか。
何度も丁寧な回答を頂きましてありがとうございます。
>ハンニバル城外にあり様
当方からの情報やご家庭の様子も親御さんも承知されているので、相当厳しいということはご理解して頂いてはいます。ただ受験目前となってくる時期はこれまで以上にこちらに対し「過度の期待」をされて後々禍根となってもまずいので、今まで以上に小まめに親御さんへは現状報告を行う所存です。

模試の結果は偏差値がどうとか以前の状態です。特に英数国、とりわけ数学に関しては「とにかく最初の10問の計算+小問は点をとれるようにしよう」というのが目標といった状態です。

>さいぼーぐ様
本人は私立の滑り止めの学校は行事などは楽しそうだけど、校則が厳しいのが嫌ということで、出来れば校則のなるべく緩い公立校に行きたいようです。
誰の受験、誰のための勉強だとこちらも問いかけたりしているのですが、「毎日何時間も勉強なんて無理」の調子で、矛盾しまくりです。

受験生が書き込む掲示板などを見ていると、

「高校入ったら、お化粧とか〜、髪染めたりとか〜、オシャレとかしたいし〜」

という女の子が多いですね。
最近の傾向なのでしょう。

期待するなと言っても、親御さんの気持ちからすれば、ちょっと無理な話かもしれないので、
「最大限の努力をする。ただし可能性は5%くらい」
のように伝えておくのがよろしいかと。

とりあえずコマ数は現在の週一回から、毎日または一日おきくらいまで増やして、
徹底的にやるしかなさそうですね。
(大昔、同じような状況の神奈川県の受験生を教えたことを、思い出しました)








>やすやすおこしやす。 様
。までがハンドルだったのですね。失礼しました。
現状把握しました。
その上で私だったらどうするかを述べたいと思います。
高校生になってからの指導継続は(お金が恵まれていたとしても)断念するという意識で、親に対し以下の如く伝えます。

現状では公立高校への合格可能性は5%もなく厳しいです。本人のモチベーションが低く、特に数学の文章題を石にかじりついてもう解こうという意識がまるで見られません。高校に入った後のことを考えていることはいるのですが、こちらからも働きかけはしているものの遊ぶことにばかり意識が向いて、将来の希望とか何を勉強したいかというところにまで意識は向いていません。

そのため、現状のまま続けても公立の合格は見込めないでしょう。ただ、親御さんがあくまでも公立の志望校に拘るのであれば、経済的に問題がなければコマを増してその分「英語」だけを勉強させることをお勧めします。英語の勉強は将来どの途に進むにしても、仮に看護学校へ行きたいとか、外国に留学したいとか、公務員試験を受けたいとかどうなったとしても必ず避けて通れません。第一志望の公立高校も英語を重視しています。また、仮に第一志望が残念な結果に終ったとしても勉強が全く無駄になるわけではなく、英語を学んでおけば私立高校に入ってからも有利ですし、英検・TOEICなどの資格取得にあたってもプラスでしょう。

まぁ、こんな風に、「過度の期待」に釘をさしつつ、仮に公立に堕ちたとしても勉強の過程はムダにならないと伏線を張っておくと。

…本当に可愛がっている子には絶対しないことですけどねっ!!!てことだけは付記してきます。

トピ主です。ご丁寧な回答を頂いていたのにもかかわらず、返信が遅くなり大変失礼いたしました。

>サイボーグ様
お洒落にはいまどき珍しいくらい無頓着なのですが、自分の気に食わないことを強制されることを非常に嫌い、中学でも反発の行動に及んだこともあるようです。
コマ数を増やしてやっていくうちにいつの間にか点数の伸びという現実よりも
受けさせているということから親御さんが錯覚のようなものを覚えないように、こちらからは繰り返し釘をさす所存です。

>ハンニバル城外にあり様
具体的なアドバイスをありがとうございます。面接の日取りも決まり参考にさせていただきます。
本人は相変わらずです。数学よりは英語は点数的にはましですが、英単語を覚えるのも「自分には無理」といって単語テストも進みません。とても自分を卑下して「こんな状態じゃ受かるわけは無い。生きてたって無駄」とか毎回そんな調子。必死に取り組むことを避けている状態にこちらは苛立ちが募る日々です。なかなか難しいものです。



>やすやすおこしやす。 様

この期に及んで戦術的対応にどれだけ意味が有るとは別として、コマを増加させた分、全て一緒に単語とか基本英文の写経とか、第一問タイプの計算練習につきあう時間と割り切ってもいいかもしれませんね。

余り合格させるさせないのプレッシャーから指導者側も解放されて(いいかえれば公立合格は現状ではムリと諦めて)、むしろ生きていくための基礎知識を教えると割り切るのも悪くないかもしれません。


>ハンニバル城外にあり様
何度もご丁寧なレスありがとうございます。
そうですね。正直この生徒さんには今後の人生を踏まえ、無気力段階から何か小さなこと、それこそ単語10個でも完璧に覚えることから達成感というものを経験してもらいたい、という気持ちです。
受験という経験をすることで、確かに合格という結果がついてくるのが一番でしょうが、この生徒さんの場合あと二ヶ月で「無理」と最初から否定することから卒業できるのが目標と思うのもありかなとも思います。
>やすやすおこしやす。様

いえいえ、とんでもありません。
今までは雇用者の立場でしたので、中受と大受しか視野になかったのですが、教育関係を立ち上げる視点で考えると逆に高受から入ってくるので、色々とても参考になるお話でした。

特に中受はプロセスには何の価値もなく結果のみ求められる世界ですが(浪人もなければ落ちれば公立ですからね)、高校受験は大学受験での敗者復活も有るし、思春期的な不安定さや落ち込みも有るので、プロセスもうまく価値化出来ると思います。

教え子さんが少しでも自分の人生を肯定的に受け止められるようになったらとてもステキなことだとおもいます( ^ω^)

>ハンニバル城外にあり様
遅くなり申し訳ありません。親御さんとの面接が終わりました。合格可能性については何度もしつこいくらいに釘を刺し、1月の最後の模試の結果で最終決定することを条件にしました。親御さんは現状について十分ご理解頂けました。忘れ物や宿題についてもこれまで以上に厳しく対応する事に関しても同意を得られました。
その上で冬休み中は英数のコマ数をかなり多めに設定しました。いずれにしても受験としての結果に出るまで間に合うかという次元ではあるのですが、万一併願の私学に進むことになっても正負の計算での符号処理や平方根などの計算が身についていないままでは、高校での学習が危ういと思っての判断です。

あと二ヶ月本人がどこまでやっていけるのか正直やってみないとわからない部分もありますが、問題を解くことで自分の力で「出来る」という経験を重ね、仰るように、その後の生き方にプラスとなるよう、刺激していきたいと思っております。ここで相談させていただくうちに私自身も腹をくくることが出来ました。
大変貴重なアドバイスをありがとうございました。
公立高校の場合内申書が重要視されるので、生徒さんの内申書を見る限りでは苦しいところですね。

浪人という言葉がない高校受験になると一番難しいと思います。

中学受験に失敗した場合は公立中学に行けますし、大学受験は家庭次第ではありますが、浪人は普通にあるので問題ないですよね。私も一浪して大学へ進学しました。

私は中学受験を経て大学に進学したので、高校受験についてはあまり知りませんでした。

実際私は家庭教師で高校受験を担当するときは合格圏内の高校はどこなのか、さらに公立高校が第一志望のとき内申はどのぐらいなのか、模試や定期テストの点を確認しながら志望校を生徒さんと親御さんと一緒に決めていました。

最低一つの学校に合格させなければいけないプレッシャーは中学受験・大学受験よりすごくありました。

今回の生徒さんの場合A高校は無謀だと思います。内申・本人の学力を考えると危険すぎます。私は中学の担任の先生を疑います。

B高校は狙える高校ですが、専門コースのため生徒さんが大学受験や専門学校に進学を考えたとき、困るのは生徒さん自身だと思います。

生徒さんの将来のことを考えると公立高校はB高校レベルの普通科を受験するのが無難な気がします。

私立なら内申書よりも入試の結果を重視するので、親御さんが私立でもいいという考えなら、私立高校の普通科の受験だけにするのもありだと思います。

そうすれば高校進学後に改めて進路について生徒さんが考えることはできます。

出願までに志望校を検討したほうがいいかもしれません。

お役にたてなかったら、すいませんでした。
>うっきー様

>私は中学の担任の先生を疑います。
高校受験のご経験がないとのことですが、これは

疑ってはならない。

のです。高校受験では担任の先生の職務権限が「絶対神」ですので、先生が「カラスが白い」というえば「カラスは白く」なければならないのです。志望校を検討したほうがいいというのはここに書いている全員が共通の認識として誰もが持っています、ただ、それはできない、なぜですか?絶対神のお言葉があるからなのです。

>志望校を生徒さんと親御さんと一緒に決めていました。

これはむしろ決して多くは無い幸運な例です。多くの場合、担任の過小評価、独断と偏見、さらに時としては定員を集めるための私立高校の請願に伴う人身御供として、「お前、そこの高校向いていない」「お前、そこの高校を受けろ」という事態が待っているのです。そして、親も子供も内申書の執筆権限を持つ担任に逆らえないので、不本意ながら担任の指導に従う、それが全国津々浦々で見られているありふれた光景になっています。担任の「指導」からフリーハンドを得ることができるのは公立中学で上位10%以内に入り内申書のくびきから逃れられる層だけに他なりません。

以上、蛇足ながら。





>やすやすおこしやす。様

公立高校の問題は本人が意欲さえだせば100人単位のごぼう抜きも不可能ではありません♪上手に操縦しながら本人が達成感を持たせ、ひいては自信をもてる様になったらいいですね。まだまだ彼女の人生も先は長いので、今考えていることとは別なものが高校に入れば見えてくるかもしれませんし、自分のしたいことが見えてきたらこれまで無味乾燥だった勉強を別な視点から捉えられる様になるでしょう。

健闘を祈ります^^
私は私立高校志望の人ばかりを担当していたので、受験までに合格できるように学力を持っていくようにしていました。もちろん、中学の担任の先生とも話合いも大切だとも。

公立高校は内申書などが絡むので、どのように合否を決めるのか予想がつきませんでした。でも、試験の出来次第で逆転もできるんですね。

まだ、2ヶ月あるので生徒さん自身の成績が伸びる可能性もあり、担任の先生はこちらがいいと言ったんでしょうね。

一ランク上の学校を推して、一人でも多く上位の高校に合格したことをどこの公立中学もアピールすることは大事ですからね。
あの〜、高受のプロ20年選手としてですが、たぶんみなさまとっくにご存知でございましょうが、都立は試験受けてから失敗したら受験校変更届出せますよ?
>うっきー様
ご存知だとは思いますが、高校受験で私立高校第一志望者は圧倒的少数派になります。しかも、その大半が「専願」すなわち学校の推薦を持って受験するタイプ。受験勉強で私立高校という受験生は全体からみれば圧倒的少数派です。彼らにとっては担任の評価はおまけみたいなもの、確かに「話合い」も成立するでしょう。

なお、その傾向は、千葉・神奈川ならまだしも、地方はもっと顕著で、生徒さんの学力をつけるための塾のというのは圧倒的少数派なります。スレ主さんの神奈川でさえ、主力校は高校をクローズにしている状態。まして地方では、例えば東北六県+北陸まで加えても学力を必要とする高校は仙台に二校あるのみ、しかも公立の滑り止めです。高校受験は、首都圏の早稲田・慶應という極限られた「中学入試敗者復活戦」を除き、まずは公立ありきなのです。

そのため、公立高校の受験を意識するとと、「話合い」など成立しません。胸先三寸で評価が決まるので、それは親の側でせいぜい「意見を具申できる」にすぎません。担任の「行政指導」があったらそれに従わざるを得ないのが現実です。このケースでも担任が具体的な校名まであげて「進路指導」を行なっている以上、文書作成権限のない塾・家庭教師側は担任がつくった枠の中で作戦を組み立てるしかないのです。つまり、塾・家庭教師側には戦略的裁量権のない、そのため、話は、どの様にして担任の描いた絵を実現するかという戦術的課題に切り替わるのことになるのです。担任が思い込みが強い人間だったりわかっていない人間だと全国津々浦々でどこでも生じている「良くあること」なのです。というわけで、

>出来次第で逆転もできる、
のではなく、
>出来次第で逆転をしなければならない
状態に追い込まれてしまっているのです。

だからこそ、私個人は、ほとんど点数のみで決まるフェアな中学受験でケリをつける様に誘導していますが、スレ主様にとっては今更そんなことを言っても何の益にもなりませんので、戦術的課題をどうするか、そういう話をしたわけなのです。




> ハンニバル城外にありさん

私立高校受験は本人以上に親御さんの意見を尊重しなければならないと痛感しました。
事実私も担当したのは早慶付属高校を第一志望とする生徒さんばかりでした。

親御さんから「担任の先生に公立を受けないと言われました。」という話を聞いていました。私は「どうしますか?」と尋ねました。大抵の親御さんは「うちの子には大学受験で苦労させたくないから、有名私立大学の付属高校を受けさせる。」と答えていました。

抑えもMARCHの付属高校と大学受験をさせたくない意志が強かったです。

大学進学校を志望する生徒さんを一人担当しました。中学受験に失敗して、開成に合格した生徒さんでした。中学受験で開成に落ちて公立中学に進学しました。彼は高3まで数学を担当し、今春現役で東大文一に合格しました。東大合格者を出せたのは担当した私も嬉しかったです。

考えると私立高校受験は中学受験のリベンジもしくは有名私立大学付属高校を考えない限りないようですね。

最近は中学受験の指導一本に戻りましたが、中学受験経験者から言うと中学受験ができるのなら、中学受験をして欲しいと思っています。

高校受験指導は高校受験をしていないので、あまり向いていないと感じています。
>20 ハンニバル城外にありさん

塾講師をしている者です。高校入試も指導してきました。

公立高校入試について、担任を疑ってはいけないということですが、これは具体的には
どういうことなのでしょうか。

たとえば
(1)担任の推す高校以外の願書はつくってくれない(本当の意味での強制)
(2)担任の推す高校以外を受けると、内申を下げられて合格できない
(3)その他

(2)については、私も何度かそういう「うわさ」を聞いたことがあります。2学期の内申から明らかに不当に下げられて不合格になった、という話を保護者の方から聞きました。
逆に学校で、明らかに実力より高い偏差値の高校を勧められて、受けたら不思議と?受かったという話もあります。
相対評価の場合、通知表の点数を「まわす」ということがあり得るのだろう、と塾の中では言われていましたが、真偽がどうかはわかりません。

いい悪いは別にして、実際にはどのようなことが起こっているのか、何か情報をお持ちでしたら教えていただければ幸いです。
中学受験に誘導するコメントを見て、思ったことがあります。

中学受験の場合、受験までの塾代、そして中学・高校の学費と公立中学・公立高校に進学するケースと違い、親御さんの負担は100万円単位で変わってきます。経済的に私立中学へ進学しても大丈夫な家庭とそうではない家庭があります。さらに子供が二人以上いる家庭の場合、一人目が私立中学に進学したら、二人目以降も私立中学に行かせたい親御さんがほとんどです。

事実私が私立中学に進学して、両親はよかったと思い妹も中学受験をして中学から私立に入りました。

こうすると中学受験の場合、大学卒業までの子供の学費は公立中学・公立高校へ進学する場合とで学費に恐ろしいほど金額が違ってくるわけです。

今でも中学受験をする子供は学校の授業についていくことができ、かつ経済的にも問題のない家庭です。

前者の理由は中学受験は小学校の勉強内容に比べると範囲は広く、特に算数は「中学受験算数」と言われているくらい小学校で習う内容より難しいです。学校の授業についていけないお子さんに中学受験の勉強を教えるとなると小学校の授業でこけた部分から探し出すという作業から入ります。家庭教師であれば可能ですが、中学受験の勉強が遅れてしまう弊害もあります。集団授業の塾ではこのようなことを授業ではしません。
後者の理由は上記に書いてある通りです。

経済格差が進んでいる中、中学受験を推すのはどうかと思います。中学受験をさせるのは本人ではなく親御さんの尊重が大きいです。

私は多くの中学受験生を見てきましたが、本人よりも親御さんが心配していました。
トピ主です。
開いて見ると予想外の展開に少々戸惑っております。

私自身は中学受験をして一貫校で過ごし、大学時代以来いわゆる塾業界とのご縁があります。中学受験、高校受験いずれもお仕事ではかかわった経験があります。
私の県の場合、特に女子に関しここ数年高校での募集をやめてしまう学校が多く超トップレベルの一部の進学校大学付属校への力がある生徒さん、都内に近い地域以外決して選択肢は多くはありません。自分の教え子も数年前なら○×高校を勧めたのに・・・と思うことがしばしばです。

私自身は高校受験と関わって以来塾のターゲット故、トップレベルを目指す生徒さんとは正反対の、学区が存在していた頃の難易度的に一番下とされていた学校に手が届かない生徒さんが大半です。今回もそのようなケースで、質問で登場したB高校(工業)に相当レベルの普通科高校が存在しないのが発端でした。
今回のケースについては、本音を言えば学校の担任の先生に直接問い詰めたいくらいです。ただ現実それは出来ません。何よりショックだったのは何を根拠にして言われているのか明確でない「学校の先生の一言」が本人の学校見学での印象を覆してしまったことです。
体力面メンタル面いずれも弱い生徒さんに「頑張ればどうにかなるかも」と現時点より50点以上の得点力をとらせる必要のある無茶な選択肢を敢えてなぜ勧める?と腑に落ちません。まして、うちの県の場合中堅以下は内申5:筆記5、今回の学校は内申6:筆記4の比重です。内申点が低い場合筆記でひっくり返すのが非常に厳しいパターンでして、いよいよ私も混乱して相談させていただいたしだいです。

トピ主がこのようなことを言っては失礼なのは承知ですが、中学と高校の先生の間での取り交わし有無の真相、又、中受の件等はこちらより新たなトピ等でお話されたほうがより多くの方のご意見を募り易いかと思われます。(私自身も業界の隅っこで生きる人間として気になるテーマです)。皆様の真剣なアドバイスに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
>じゅんじゅん様

まずとりあえずお決まりのを置いておきます。

※※※なお、以下の話はフィクションです。実際の人物、団体、事件とは一切関係ありません※※※

この問題は正直余り触れたくない(苦笑)、なぜならば、左右両翼から同時に非難を浴びるから「割に合わない」んですよね。左派からは「学校は公平に運営されている馬鹿なことを言うな。内申書で生徒を支配しているのは公立中学で教師に嫌われたお前の脳内の妄想だろう」と言われ、右派からは「何をいっているそんな生易しいものではない。現生が飛び交い親が股を開き処女が奪われる世界なんだ」と言われるwww選挙違反とか医療過誤とかアカハラとかと同様なものなのでしょうね、内申書の本質は。

たとえば
>(1)担任の推す高校以外の願書はつくってくれない(本当の意味での強制)
かつての青森市では、公立高校については担任の推す高校以外の願書はそもそも作ってくれませんでした。公立高校の倍率はそのため1.1〜1.2倍程度。なお、超過分は中浪の分です。それに対して弘前市の先生は言いました。弘前は青森と違って好きな高校を受験できるから。公立高校の倍率は1.4〜1.7倍程度でした。なぜこうなっているかといえば、弘前市には私立高校が4つあって公立を「落ちて有る程度は私立へ人が流れてくれないと困る」という事情があったのですね。私立高校の方からも学校へ「刺客」を送って生徒募集に躍起になっていました。そのため、担任もボーダーラインの生徒には時として「特待生」などさえエサにして生徒集めに協力するわけです。

>(2)担任の推す高校以外を受けると、内申を下げられて合格できない
これについては、私はやや異なる評価をしています。
>2学期の内申から明らかに不当に下げられて不合格になった、
相対評価の時代には確かにありました。ただ、「不当」というのには私はやや違った見方をしています。より具体的には、「行政指導」に従わないで明らかに高望みして届かないところへ志望しているA君の内申点を、ボーダーラインで先生の覚えめでたいBさんに回す、ということは行われていました。A君から見れば明らかに不当に内申を下げられたと思われますが、全体からみるとそれは不当ではなくむしろ効率的な判断ということですね。

>逆に学校で、明らかに実力より高い偏差値の高校を勧められて、
>受けたら不思議と?受かったという話もあります。
まだ私も駆け出しから中堅になりかけていた1990年代後半の話。母子家庭でどうしても公立へ…というそこそこ成績もよく真面目で部活も熱心な生徒さんの話。ただ、駒場高校への推薦のためには内申がちょっと足りない。そこで我々は担任が専科の先生だったことに注目しました。カーチャンに先生に事情を話して働きかけるように頼みました。男気のあった先生で、わかりました、何とかしましょうといって、クラスの私立トップ高一般受験の生徒の内申点を一部回したそうです(具体的には、3年分のその科目の3と4を入れ替えた)。ただ、全体からみれば絶大な効果があったとまではいえないでしょう。

実際に聞いた話。2から3(3から2)、3から4(4から3)まではその先生の「裁量権」でどうにでもなると。専科については2から4(4から2)も不可能ではないと。ただ、主要科目では2から4というのはないし無理だと。その辺は紳士協定らしいwww

相対評価の時代にはちゃんと生徒に「因果を含めて」私立志望の優秀な生徒から専門科目の点を回してもらっていたといっていました。

今は絶対評価に全体の流れが移っているので、そこまで大きな影響はないかもしれませんが、まぁそんな感じです。

いじめの問題と、恣意的で不公平な内申書のシステムの下では、「通学時間」を別にすると公立中学をわざわざ選ぶメリットは皆無であるといわざるをえないでしょう。



>31 ハンニバル城外にありさん

長い文章をありがとうございました。参考になりました。

このトピの内容と関連づけて言えば、担任がその高校を勧めるということは、
それに従えば「内申点を回してもらえる可能性がある」ということだと思います。

私はそれがいいことだとは思いませんが、合格の可能性を考える時に、担任がA高校を勧める
「意味」というのを考える余地もあるのかな、と思いました。

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