パラグアイコミュのパラグアイ対アルゼンチン

ワールドカップの南米予選第７節が南米各地で行われ、パラグアイはアルゼンチンとアウェーで対戦しました。

約８千人のパラグアイ人サポーターの応援にこたえ、パラグアイ代表はアルゼンチン代表と五分五分の勝負をし、結果は１－１の引き分けでした。

世界屈指の強豪アルゼンチンとアウェーで勝負、北京五輪で金メダルを取って波に乗ってることや、サンタクルスとカバニャスという攻撃の主力二人を欠いた状態だったことを考えるとこの引き分けは非常に貴重な引き分けだと思います。

試合内容は前半開始開始直後はアルゼンチンが押し、リケルメのフリーキックがバー直撃してパラグアイの守備陣を脅かしましたが、その後パラグアイが中盤でプレスをかけるようになってくると今度はパラグアイが押し始めました。

前半１２分でアルゼンチンGKのアボンナンシエリへヘディングでバックパスをしようとしたアルゼンチンDFのヘインセがパラグアイFWのアエドのプレスに慌てて、GKとの距離を測り間違えて逆にぶつかってしまい、バックパスがそのままゴールに入ってオウンゴールになってしまい、パラグアイが先制しました。
そのプレーでGKのアボンナンシエリは負傷してしまい、アルゼンチンはGKをカリソに交代しました。

前半３０分でテベスがパラグアイDFベロンとの接触でベロンの足元を蹴ってしまい、一発退場。

前半の残り１５分をパラグアイは積極的に攻めましたが追加点を取ることはできず、そのまま１－０で前半終了。

後半はアルゼンチンがディ・マリアとヘインセを　アグエロとディアスに交代し、　一人少ないのにもかかわらず積極的に攻め、１５分にリケルメから中盤で受けたボールをメッシがパラグアイ守備陣をドリブルで切り込み、絶妙なスルーパスをアグエロに出し、落ち着いて決めて１－１の同点。

試合はそのまま勝ちを狙う両チームが惜しいチャンスを何度か外し、そのまま同点で試合終了。

この引き分けでパラグアイの勝ち点は合計１４点で単独首位、続くアルゼンチンが１２点で２位、ウルグアイが１１点で３位、コロンビアが１０点の４位になりますが、ブラジル対チリの試合がまだ行われてないので２位以下の順位は変わる可能性が高いです。

次の第８節はホームでの対ベネズエラ戦、これにはサンタクルスとカバニャスも復帰して先発するみたいです、きっちり勝って首位を守って２位との差を引き離してほしいですね。