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緑の景観を考えるコミュの街路樹の更新

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大きくなった街路樹(落葉樹)の更新は、寸胴切りにして萌芽させるか、伐採抜根して新規植栽するかのどちらかではないかと思います。
一度ブツ切りや寸胴切りにすると元の自然樹形には戻らないので、自然形にするなら、根元から切って再生させたほうがいいという案もあるようです。
里山などでは、落葉樹を根元から切り、萌芽更新させて雑木林を再生させていますが、街路樹にもこの方法は適用出来るでしょうか。

里山の更新は20年周期ぐらいだと言いますが、40年、50年を超えて大きくなった街路樹にも、この方法で再生させることは出来るでしょうか。
樹齢や樹種、切る位置などによって不定芽の発生状況も変わると思いますが、街路樹を問わず公園樹などでも、この方法で更新させている例などがありましたら教えてください。


○左写真は、昨夏秋田県内で見た、エンジュです。
 これは、再生を考えた剪定でしょうか。
 ここからどう再生させていけばいいのでしょう。

○真ん中の写真は、個人邸の庭のコブシですが、樹齢50〜60年ぐらいの木が台風で傷み伐採され、その後生えてきたヤゴを1本残し、育てたものです。
根元直径で60cmぐらいあったと思います。
伐採後15、6年ぐらいですが、現在樹高6mぐらいになりました。
庭の改造時に多少土盛りされたので、根元の切り口は隠れています。
同じ庭にはシラカバの大木もあり、やはりこれも伐採されてから出てきた枝を 1本残しましたが、数年後、3mほどになった時に枯れてしまいました。
最後には、切り株の根元にキノコが生え、ほとんどボロボロの状態になっていたのですが、これは伐採時に防腐処置をしておくべきだったのでしょうか。
ここで思ったことですが、里山の木を再生する時なども、防腐措置はするので しょうか。
ちなみにコブシもシラカバも、伐採が目的で、再生目的でやったものではありませんでした。

○右写真は近所の里山のケヤキですが、これも同じ台風で倒れ、その後生えてきたもので、今は武者立ち状になっています。
街路樹などは場所の制約があって低い位置で枝を張らせることは出来ない場合もあり、上のコブシと同じように1本立ちにすることになるのかと思いますが、枝を間引く時期や方法など、木の生育上、どのように対応していけばいいでしょうか。
雪国では、道路際は除雪の影響を受けますので、幹が充実するまでは支柱や囲いなどの保護も必要になるのかなと思っています。


街路樹に萌芽更新の再生は可能か、樹木医さん、山林関係の方などのご意見も聞けたら嬉しいです。

コメント(6)

写真は、昨年市内で剪定されたプラタナスで、道路際ではなく、歩道と小学校のグランドの間に植えられた並木です。
樹高8m、胸高直径で50cmほどの木でしたが、ブツ切りが繰り返されたあげくに、2mぐらいの所で寸胴切りにされました。
木と人の将来を考えた更新という意識はなかったようで、苦情によって無計画にただ木を小さくしたというのが実情のようです。

写真左は剪定直後、真ん中は剪定1年後,右は元から切られてそこから吹いてきたものです。
他の木の新芽が出揃ってから2,3週間遅れで、不定芽が吹き出し、1年で2mほど枝を伸ばしました。
枝数が多いので、間引き剪定をして、いい枝を残していったらいいのではないかと思いますが、時期的にはいつごろがいいのか、一度にやるか段階的にやるか、この状態から樹形を整えていくには、どのようなやり方が適当でしょうか。

また、元から切られた木に対しては、どのようなやり方で対処していけばいいでしょうか。

もう1点、同じ箇所でブツ切りを繰り返すとコブができます。
このプラタナスはコブも切り切られていましたが、街路樹剪定のテキストなどによると、コブは取り除いた方がいいと書かれていますが、樹木医関係の本などでは、コブを取るとばい菌が入りやすくなるので、そのままにしておいたほうがいいという説もあります。
実際のところはどうでしょうか。
経験のある方がおられましたら、是非ご教示をお願いいたします。
トルジさん こんにちは。

剪定不良によるコブですが、半分に切るような挿絵を見ませんでしたか?切り戻すしかないと考えています。もっとも、同じところで剪定し続けるからいけないんでしょうが。

さて、街路樹の萠芽更新ですが、元の幹が腐朽しませんか?萠芽させたはよいのですが、根元が腐朽して倒れるなんて、洒落になりません。基本的には思い切って伐採・抜根しかないかと諦めています。ただ萌芽させるというのは、考え方の一つかとも思います。

で、結局のところ、目標景観を地域を巻き込んで、キチンと作ることが今後重要になって行くかと思います。目標景観を地域と行政が共有できていれば、業者におかしな事をさせないし、また近隣からのクレームで電信棒みたいにさせられることもないでしょう。一番大変なことで、行政がいつも逃げたがるのですが、そこを捕まえて地域に引き込むことがとても重要かと思います。

余り良い答えではなくて、申し訳ありません。

ところで、ガソリン税どうなるのでしょうね。特定財源が無くなったら、街路樹の剪定どころではないでしょうね。
>もりのひとさん
アドバイスありがとうございました。
以前、役所には、コブを切って殺菌剤を塗った方がいいと話したことがあったのですが、後で見た樹木医さんのHPで(何のHPだか忘れてしまいました)、「コブを切ったら腐る」ということが載っていて、どっちなんだろうと思ってました。

街路樹の萠芽更新、
>元の幹が腐朽。萌芽しても根元が腐朽して倒れる
上で話したシラカバがそうでした。
コブシは大丈夫だったので可能性はあるのではないかと思ったのですが、安全性と確実性が証明されなければ、公共工事での導入は難しいのかもしれませんね。
役所もそれで悩んでいるところがあるので、何かいい例を紹介できればと思ったのですが。
里山の木は20年更新といえ、根元自体は100年以上のものもあると思いますが、やはりあまり幹を太くしてから切ると木のダメージが大きいということなのでしょうね。
20年経って、ようやく木陰を作れるようになった時に元から切るというのも出来ませんしね。
難しいですね。

>目標景観を地域を巻き込んで、キチンと作ること
>目標景観を地域と行政が共有
そうですね。
昨年イチョウの剪定をした時、こちらから役所に街路樹剪定報告書を提出したのですが、その中で、現状と対策、景観目標、参考事例を記して、街路樹の目的と効果、役所が取り組むべき課題を提言しました。
この街路樹は何のためのものかを意識づけさせるために、ここの川向にある樹齢600年のイチョウ神社を引き合いに出して、ここは神社への参道で、このイチョウたちはご神木だ、粗末にしたらバチが当たる!という話をしました(笑)。
それでもなかなか伝わらなかったので、昨春、直接市長他、関係課の課長さんたちと対談、直訴してきました。
さて今年の剪定はどうなるか、思いが届くことを期待しているところです。

>行政を捕まえて地域に引き込む
対談の際、景観を壊し、樹皮を傷つける植栽支柱の改善も話したのですが、その後に役所を呼んで講習会を開催したら、昨夏の公園工事でその内容が取り入れられ、支柱が樹冠内で納まりました。
木が傷んでいる現実を見せてちゃんと話せば、役所にも解かる人はいるということがわかってよかったです。
街路樹の切り方についても、雑な切り方をすると腐りが入ること、カルスが巻くような剪定法を写真解説したのですが、これなどもいつか、現場で話す機会を持ちたいと思っています。

>ガソリン税
うちの県では今、森林税を導入しようとしています。
ガソリンは、安いにこしたことはないですけどね。
街の緑税なら、率先して払いますよ。
お金じゃなくて現物、技術で払うということでもよければ嬉しいです(笑)。

山で育つ木と違い、街中に植えられた木は、人の暮らしに左右されます。
本当の意味で、樹木と人が共生する街とはどうあるべきなのだろうと、考えさせられます。
街路樹を取り巻く問題はたくさんありますね。
毎日木と接していても、まだまだ木のことがわかりません。
皆様のいろんなご意見をお待ちしております。
「大きくなった木の更新http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14968250&comm_id=1621479)」というトピックがあったのを忘れていました。
自分で立てておきながら、すみません。
質問の内容がちょっと違うので、お許し下さい。

そちらのトピックにあるプラタナスの写真は、上のプラタナスの剪定前のものでした。
偶然写真を撮ったら、1ヵ月後、寸胴切りになっていました。
あらためて、剪定前、剪定後、1年後の状態をUPしておきます。

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