FARWEST LONGRIDERS & FAMILYコミュのクラブルール

〜前文〜
“ファーウエスト　ロングライダーズ”とは、「西の果ての生涯モーターサイクルに跨り続ける者達」との意で、１９９９年春、長崎において結成されたモーターサイクルを愛する者達が集うクラブである。

第1条・クラブメンバー心得
クラブスピリットの３信条
・FOREVER
・BROTHERHOOD
・PRIDE
を胸に刻み、クラブメンバーとして誇りを持ちながら、生涯を通して可能な限りモーターサイクルに関わりつづけ、メンバー同士の友情を育て、大切にしながら活動を続けること。

・クラブカラーを与えられたメンバーは、クラブラン・クラブミーティング・バイカーズイベント・二輪乗車時等々、クラブカラーを着用し、常にメンバーの一員であることを忘れないこと。

・ゴミ･タバコの吸い殻等の投げ捨て等厳禁。社会通念上のモラルを遵守すること。

・他バイカー・他クラブ等々、全ての外部交流には、礼節をもって紳士的態度で臨むこと。

・クラブメンバーとしての自覚と誇りをもった走行を心がけること。

・他の交通等を故意に妨げるような走行、無用なクラクション・空ぶかし等を禁止する。

・多人数のツーリング等において、交差点右折や道路縦断等が必要な場合、一時的に交通の流れを遮断することになった場合においては、他者に感謝の意を表すことを心がけること。

・改造、走行等は、そのリスクを覚悟し、有事の際は自己の責任を負うこと。

第２条・役職
・クラブに以下の役職を設ける。
・リーダー　一名
・サブリーダー　若干名
・会計　若干名

・リーダーはクラブの方向性を示し、クラブを代表する。リーダーは最終的な決定権を持ち、クラブ全体に関する対内・対外的な全ての責任を負う。

・サブリーダーはリーダーと連携を密にし、メンバーの取りまとめと調整、指揮・連絡等を行い、プロスペクトのメンバー加入までによる指導・事務を執り行う。

・会計はクラブの会計に関する事務を行い、必要があれば報告する。

・上記の役職に関しての任期は特に定めない。現役職者の辞任に付いては、辞任希望の旨とその理由を他役職者に伝え、後任が選定・就任され引継ぎが済み次第、役職の辞任を認める。

・リーダーを除く役職者についてはメンバーの総数に比例し若干名の増員および減員ができる。

第３条・クラブオーダー
・リーダーはクラブの諸会議・諸活動について、「クラブオーダー」を発令することが出来る。

・「クラブオーダー」とはクラブ運営に関する重要な会議、活動等において発令され、欠席するメンバーはリーダーに欠席理由を伝えておかなければならない。

・会議等で決議を要する場合は、その事項に対しての意見も同時に伝え、議決権を委任しておかなければならない。

・クラブオーダーが発令されたミーティングにおいて決議された事項は、メンバー全員に告知しなければならない。

第４条・役職の罷免
・各役職の罷免についてはクラブオーダーが発令されたクラブミーティングで全員の不信任意見が一致し、後任候補が選定されている場合、現役職者を罷免し、後任者をその役職に就任させる。

・罷免に関するミーティングの召集は全てのメンバーが行える。また、罷免に関するクラブミーティングには議決権委任を認めず全員出席の元で行う。

第５条・クラブミーティング・幹部会・会議による決議

・クラブミーティングを必要に応じ開催する。日時・内容についてその都度発表する。

・必要に応じてリーダーとサブリーダーによる調整会議・幹部会を開催する。

・意志の統一がみられないときは、それぞれの主張を十分に行った上、多数決によって決議する。同数票の場合は、幹部会により決議する。

・決議事項には従わなければならない。

・クラブミーティングはリーダーが召集し、リーダーを議長とする。

・全てのミーティングにおいてオブザーバーの出席・意見の発言は可能であるが、議決権は持たない。

・緊急を要する事項が発生したときは幹部会にて決定を行うことがある。

・全てのクラブミーティングに出席の権利は有すが、義務は発生しない。

第６条・クラブ加入
・クラブの加入に際しては、最低１年間のPROSPECT(プロスペクト・見習期間)として活動を共にすること。

・プロスペクト加入に際しては２輪免許・又は普通免許を保有した19歳以上であれば、性別・職種・人種は問わず、幹部会においてプロスペクト加入の可否を決議する。

・プロスペクト期間の行動等を考慮し、メンバー承認会議の承認が得られれば、クラブメンバーとして迎える。メンバー承認会議はリーダーおよびサブリーダー、その都度必要があると幹部会で認められたメンバーで開催する。

・メンバー承認会議においては、メンバー加入の審議、プロスペクト期間の延長・除名の検討・決議も行なうことが出来る。

・メンバー承認会議はプロスペクトの期間を問わず、不定期に行なえる。また、同会議において除名が決議された場合は、期間を問わずプロスペクトを除名する。

・除名された者は以後のプロスペクト復帰を認めない。

・メンバーの定員を設けない。

第７条・クラブカラー・クラブ会費
・メンバーとなったものには、メンバーの証であるクラブカラーを与える。カラーを与えられたものは入会金として16,000円を納入しなければならない。

・メンバー以外のクラブカラー着用・使用を一切禁止する。

・メンバーはクラブ年会費6,000円を納入すること。年度途中で入会したものでも年会費は満額納入しなければならない。

・会費の滞納を禁止する。

・会計年度の途中で脱会または除名された場合でも納入した会費は返還しない。

第８条・任意保険の加入・飲酒運転の禁止
・クラブメンバーとなったものは、対人無制限以上の任意保険に加入しなければならない。

・クラブメンバーの飲酒運転を禁止する。

・クラブメンバーの麻薬等の使用を禁止する。

第９条・クラブ退会・休会・除名
・退会は自由意志である。希望する者は、その旨と理由をリーダーに伝え、クラブカラーを無償で返却すること。返却が済み次第、クラブの退会を認める。

・休会は自由意志である。但し、復帰の意志があることを前提とする。希望する者は、その旨と理由をリーダーに伝え、休会とする。又、リーダーは休会者氏名、その理由を全メンバーに伝える。なお、休会中であっても会費は免除しない。

・下記の次項に該当すると判断された者で、幹部会での意見が一致した場合はクラブを除名する。

・クラブメンバーであることに誇りをもてない者。

・クラブルールを遵守できない者

・責任を持って行動できない者。

・会費を3年以上滞納した者。

・会費を私的に流用した者。

・3年以上休会したもの。

・メンバーに対して背信行為を行った者。

・正当な理由無く、クラブ内外で秩序を乱す者。

・クラブの決議に従わない者。

・クラブの名誉を著しく傷つけた者。

・各役職者の退会・休会・除名については後任が選定されていることを前提とする。

・除名者に付いては、以後の復帰を認めない。又、クラブに関するカラーデザイン、ロゴマーク等一切の使用を禁止する。

第１０条・クラブ会費の取り崩し・物品の購入
・会費の取り崩しに付いてはその理由・使途を明確にしておかなければならない。また、メンバー共通の利益を給するもの以外への支出は禁じる。

・会費を取り崩ししての物品の購入については基本的にクラブミーティングに諮るものとし、メンバーの承認を必要とする。

・対外的な儀礼にかかる費用などについては、幹部会での承認がえられれば支出できるものとする。

第１１条・会計年度・会費支出・慶弔金支給
・当クラブの会計年度は１１月１日〜翌年１０月３１日とする。また、会計役は年度末のクラブミーティングにて決算報告を行う。

・会費の支出に際してはクラブミーティングについて協議の上、行うものとする。但し、下記の慶弔金として支出する場合は協議を必要としない。

・慶弔金として下記の事項が発生したときは、クラブ会費よりメンバーに支給する。クラブよりの支給に関しては返礼を行わない。但し、休会中のメンバーは受給の権利を持たない。

・メンバーの結婚 5千円
・メンバー又はその配偶者の出産 5千円
・メンバーの入院 3千円
・メンバー又はその家族(2親等迄)の死亡 5千円並びに弔電

第１２条・クラブラン
・年数回程度のクラブランを開催する（自由参加）。目的地、予定等はその都度決定する。

・毎年4月にクラブ発足アニバーサリーランを行う。このランはクラブオーダーとし、メンバーは可能な限り日程の調整を行うこと。
・全てのクラブランに出席の権利は有すが、義務は発生しない。

第１３条・ルールの改正
・クラブルールの改正はクラブミーティングにて行う。

第１４条・クラブの解散
・下記の事項に該当したとき、クラブを解散し、クラブカラー等・一切を焼却する。

・メンバーが刑事事件を起し、立件され有罪が確定したとき。

以上の規定に定めの無い事項に付いては、協議の上決議し、それに関わる規定を新たに定める。

平成１３年６月３０日　制定
平成１４年５月２５日　改正
平成１４年１１月１６日　改正
平成１６年４月４日　改正
平成１８年６月１０日　改正