シオラン良いよな。あの手の本としては読みやすいし。
ネットのキモオタはニーチェとか好きになりがちだけど、俺に言わせりゃあんなのは身の丈に合わないマッチョイズムに酔ってるだけだ。非リアならショウペンハウエル、シオラン、ベネターを師と仰ぐべき。
特にベネターの「Better never to have been (邦題:生まれこないほうが良かった)」は少し前までは英語版で読むしかなかったんだけど、去年の10月に邦訳版が出たので日本人にも読みやすくなった。ページ数の割には少し高い本だが、これを機に反出生主義が我が国でももっと広がって欲しいものだ。