森田流　着物は知的にコミュの梨園の奥様に『紬』はない？

今日歌舞伎座で、白大島をとても素敵に着こなして
いらっしゃる女性お客様を見かけました。（年のころ４０歳手前）

本体は、無地・織りの地模様の白大島。
帯は、ざっくり織った名古屋でこれも白。

どちらもさすがに真っ白ではなく、限りなく白に近い生成り。
これがぜんぜんおかしくなくて、本当に美しかったの…。

あまりにその着姿が上等だったんで、勝手に
大島と決め付けましたが実際はどうかわかりません。(笑)

ちなみに、よくお見かけするお二方、大体こう決まってます。
　*中村勘三郎夫人は粋な江戸小紋や色無地でスマート。
　*中村橋之助夫人（＝三田寛子ｻﾝ）は薄ﾋﾟﾝｸに蝶など、はんなり若奥様系。

梨園で紬をキレイにかっこよく着る奥様って見かけたことが一度もありません。公の場とはいえ、平日の芝居なら、それほど格式にこだわらないでいいと思うんだけど、それでも紬は憚られるのかしら？

やわらかものよりずっと上をいける着方もあるのに。
お金持ちなイメージに紬という選択肢はやっぱりタブーなのでしょうか…？

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 05月20日 01:24

お蔦さん　こんにちは＾＾

このトピで他の方の本を紹介するのがそぐわなかったらごめんなさい。

初めて買うきもの知恵の森文庫　波野好江 (著)

この本では、紬の選び方なども書いていますし、けして梨園の方が紬を着ないわけでもないんだな、ということがわかります。各人の好みもあるのかもしれませんし、彼らにとっては観劇に行くわけではなくて仕事しに行くわけですからそういう意味でキチンとめの着物を選ばれているのかもしれませんね。

[2] mixiユーザー 05月29日 14:17

＞SNさん

早速この本をインターネット通販で購入しました。
情報をありがとうございます。
歌舞伎がすきなどいいながら、こういうことすら知らず…。

梨園の奥様って、やっぱり、家に来るんでしょうね。
"いいの入ったんで持ってきました"なんて。

あぁ、どんな着物なんだぁぁ！！
日本の伝統芸能を継ぐ家の奥方。
羨ましいような、恐ろしいような…。

たしかに、彼女らにとっても仕事なんですよね。
するとやはり紬というわけにはいかないのでしょうかね。
好江さんはキリリとした印象が強いから、とってもお似合いだとおもうんだけどな。

しかしかっこいいですね！彼女。
初めてお見かけした時、グレーで紋も入っていない江戸小紋だった。
（近づいてみたわけじゃないからわからないけど、あれはたぶん極鮫）
帯は黒だった。こんなシンプル極まりない格好ってあり？と思ったほど。鮮烈にかっこよかった。

格が違うのにお嬢様にとどまってない辺りがこわい。(笑)
巡業先の旦那に浮気相手がいるって、乗り込んでいくんでしょう？
うは。

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