ザ・調理師の集い。コミュの食品関連ニュース-2

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メラミン混入食品が国内流出…丸大が菓子など５品に中国産生乳使用
9月21日8時2分配信スポーツ報知

　丸大食品（大阪府高槻市）は２０日、同社の「抹茶あずきミルクまん」など菓子や総菜の５商品に、有害物質メラミンが混入している恐れがあるとして、商品の自主回収を始めたと発表した。メラミン混入の牛乳を製造し、中国国内で死者まで出した現地の大手乳製品メーカーから生乳を購入し、商品に使っていたことが分かった。商品はすでに出荷され消費されたとみられるが、これまでに健康被害などの報告はないという。中国製ギョーザ中毒事件に続き、中国製食品の安全性への不安がさらに広がりそうだ。

　中国で死者を出したメラミンによる食品汚染が、ついに日本にも飛び火した。「メラミン混入はまだ確認できていない。詳細は調査中」丸大食品の担当者は、詰め掛けた報道陣を前に混乱を隠せない様子だった。

　丸大食品などによると、商品は合計約２８００袋を北海道から九州までの広い地域に出荷し、多くはすでに消費されたとみられる。これまでに健康被害の報告はないという。丸大食品は「使っている生乳の量が少なく、もしメラミンが混入していたとしても健康に被害はない」としている。

　「抹茶－」以外のほかの回収対象は「クリームパンダ」「グラタンクレープコーン」「角煮パオ」「もっちり肉まん」。全商品とも４～８月の間に出荷していた。丸大食品はこの日、高槻市保健所にメラミン混入の可能性を通報。在庫を検査機関に提出し、混入の有無を調べている。

　中国での事件を受けて丸大が調査し、中国の乳製品大手「伊利集団」の生乳使用が分かった。生乳は、住友商事の仲介で丸大の中国子会社が伊利集団から購入し、加工食品３つを製造。残り２商品は、住金物産が中国の現地工場に作らせ、丸大に納入していた。

　丸大の沢井達夫総務・広報担当課長は「中国で流通している６～７割の牛乳にメラミン混入の可能性がある」とした上で、「日本国内でも今後、問題が大きくなるのではないか」と話した。

　大手スーパーのジャスコやイトーヨーカ堂はこの日、当該商品を全国の店舗から撤去。厚生労働省は、全国の検疫所に中国製加工食品の検査強化を指示した。

　また、香港政府の食品安全センターは１９日、日清食品が香港で販売していたデザートの原料に、「伊利」の牛乳が使われていたと発表。日清食品は自主回収を始めた。伊利の牛乳は約２２０グラムの製品全体のうち約１・５％含まれているという。香港やマカオで販売されているが、日本には輸入されていない。

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消費者たる日本国民が『日本国内における食品が何らかの形で中国と関わっている』と決定付けたといっても過言ではないニュースだと感じます。
表面ではメーカーが『食の安全を守る』としていても、結局利益を追求していたという構図が出来上がってしまったようなものではないのでしょうか。

忘れかけていたバター不足問題。
農水省は『牛乳が余ったから廃棄した』と理由付けていたが、本来なら加工して余らずに消費できたはず。
買い手が利益を求めたことにより余らせてしまったようなものでしょう。

どんな食材であれ、消費者自身が流通そのものを考える必要がある時代になったのかもしれません。
自国生産できるものは少なくとも自国消費するべき。
生産量よりも消費量が上回ったときに初めて輸入という手段を考えるのが普通だと思いますが、何か農水省と業者間の利権問題があっても不思議ではないと感じるところです。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 09月25日 13:48

非常に難しい問題です。
職に携わる者として　知らなくてはいけない事なんだと思います。

難しいのは　１食品の出所はわかっても　製品に含まれる物の出所はわからないことでしょうか。
そうなると　メーカー側で対処してもらうしかありません。
中国製品を少しでも使っていたら　包装紙なり　容器なりにその旨を提示してもらう。
それは　加工品についてもしかり。
そうでもしないと　わかりません。

また　破棄とは最終手段です。
その前に考える事が必要なのに　農水省のお役人に調理の知識がある訳も無いので　そうした部所には　それなりのご意見番も必要なはずです。
花畑牧場の田中義剛？でしたか？
牛乳が余ったので多くのアイデア商品を作ってます。
有名なのは生キャラメルでしょうか？
そんなアイデア商品でも作れば良いのに。

何かがおかしい現代の食事情。
色々　皆さんの意見を聞きたいですね。

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