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悪魔全書コミュのギリシア神話三大処女神?

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名前:アルテミス (Άρτεμις)
位:女神
名前の意:屠殺者(?)

解説:ギリシア神話に登場する女神。神話によれば、ゼウスとレトの娘でアポロンの双子の妹(一部、姉とする文献もある)。

オリュンポス十二神の一柱とされるが、本来の古代ギリシアの神ではなく、その名はギリシア語の語源にはよらないようである。このため先住民族に起源をもつと現在の研究では考えられている。

古くは山野の女神で、野獣(特にクマ)と関わりの深い神であったようである。アテナイには、アルテミスのために、少女たちが黄色の衣を着て、熊を真似て踊る祭があった。またカリストはアルテミスの怒りによって牝熊に変えられた。 さらに、多産をもたらす出産の守護神であり、妊婦たちの守護神としてエイレイテュイアと同一視された。子供の守護神ともされた。小アジアのエペソスで特に崇敬され、「エペソスのアルテミス」で呼ばれた。これは天から下ったと信じられる、多くの乳房を持つ偉大な母なる女神である。おそらくは小アジアの大地母神キュベレの崇拝とギリシアのアルテミスの崇拝が古い時代に混交したものと考えられる 。

豊穣を司る地母神的性格をもつと同時に、兄弟神アポロンとともに「遠矢射る」の称号をもち、疫病と死をもたらす恐ろしい神の側面も持つ。また産褥の女に苦痛を免れる死を恵む神でもある。また神話の中ではオレステスがイピゲネイアと共にもたらしたアルテミスの神像は人身御供を要求する神であった。アルテミスに対する人身御供の痕跡はギリシアの各地に残されていた。

神話では、狩猟と純潔を司る処女神とされ、ヘスティアやアテナと共に、ギリシア神話三大処女神のひとりとされる。アルテミスの祭祀は女性を中心とするものであった。神話では、多く弓矢を持ちニンフを従えてアルカディアの山野をかけ、鹿を射るが、時には人にもその矢が向けられる。母レトがヘラの嫉妬を避けて放浪したとき、ふつう、アポロンとともにデロス島で生まれたとされるが、これは後世的な伝承で、オルテュギアー島でまずアルテミスが生まれ、さらにデロス島でアポロンが生まれた。このときアルテミスは生まれたばかりであるにもかかわらず、母の産褥に立会い、助産婦の務めを果たした。さらに、まだ幼いうちに、処女であること、そして妊婦の守護神であることなどをゼウスに願い出たとされる。兄とともに行動することが多く、母をあなどったニオベーの子供たちに弓を向けた話が伝わる。またアルテミスの怒りに触れて不幸をこうむったものにはオリオン、アクタイオーンの伝説がある。アルテミスに独立の神話は少なく、このことからギリシアでの崇拝は遅く始まったことが伺われる。


オリオンの悲劇:
処女の神として知られるアルテミスだが、彼女にも愛した男性がいた。ポセイドンの息子オリオンである。オリオンは、陸でも海でも歩くことができ、そして、大変な力持ちで太いこん棒を使用し野山の獣を狩り、ギリシア一番の猟師になっていた存在だった。

狩猟の神であるアルテミスとギリシア一の狩人であるオリオンは次第に仲良くなっていき、神々の間でも二人は、いつしか結婚するだろうと噂されるようになっていった。所がアルテミスの双子の兄であるアポロンは、乱暴なオリオンを嫌い、二人の関係をよく思わず、ことあるごとにアルテミスを罵った。だが、アルテミスの心を変えることは出来なかった。

ある日、アポロンはサソリに追われ海に逃れ頭だけを水中に出したオリオンを見つける。そして、アルテミスに『アルテミスよ、君は弓の達人だ。でも遠くに光る丸太を射ち当てることは出来まい。もし命中したなら、その腕前は本当に素晴らしい』とオリオンを指差したのである。あまりにも遠いため、オリオンと認識できなかったアルテミスは『私は確実に狙いを定める弓矢の名人。まぁ見てて』と、兄の言葉に弓を構え、狙いを定めて矢を射ったのである。数日後、矢の刺さったオリオンが浜辺にうちあげられる。そこで初めてアルテミスは自分の射った丸太がオリオンだと知る。愛する人を殺めてしまったアルテミスはひどく悲しみ、月の女神でもある彼女が、夜を照らすことすら忘れさせてしまうほどだった。打ちひしがれたアルテミスは、死者をも蘇らせる名医アスクレピオスのもとを訪ね、オリオンを生き返らせてくれるよう頼む。しかし、死人が冥府に来ないと秩序が乱れると冥府王ハデスが反対。アルテミスは最後の手段にゼウスに『父上、お願いです。私の最愛の恋人だったオリオンを空に上げてください。そうしたら私が銀の車で夜空を走って行く時に、いつもオリオンに会えるから』と頼む。そしてゼウスもその願いを聞き入れ、オリオンを空高くにあげ星にさせる。そして彼がオリオン座として天に上がったそこは、ちょうどアルテミスが夜空を照らすために月の小舟をはしらせる通路にあたるところだった。アルテミスがいつも恋人オリオンの姿を見られるようにと…。

そして、その後アルテミスは銀の車(月)にのって夜空を散歩するたびに、オリオンに会いに行くと言う(月は公転運動でみかけの位置を毎日かえる。一日に約13°ずつ東へ移動して、一か月に一度はオリオン座のすぐ上を通る。月の女神アルテミスは今も月に一度のオリオンと会うのを楽しみに星空をまわり、夜を照らし続けると言われている)。
(wikipedia参照)

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