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まよコソ♪コミュのまよコソ♪の製作過程はこんな感じ

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やっと作り方が固まってきたので
番組を配信するまでの過程を書いてみます。

コメント(7)


■収録計画

だいたい収録の前日、または当日に人妻ちゃんから
「今夜収録できそうです」
というような連絡が入ります。

この後のメールのやりとりでなんとなくの「お題」を教えてもらえますが
内容はいつも収録まで秘密にされます。


■収録直前

人妻ちゃんは家事を済ませ、子供を寝かし、
俺は子供を寝かし、奥さんが寝るのを待ちます。

タイミング的にはウチの奥さんが寝ればスタンバイOKですが、
だいたい深夜0時近くになる事が多いです。

スカイプを立ち上げて奥さんが深く眠るまでチャットで時間をつぶします。


■収録

会話自体はスカイプを使って行います。

スカイプの音声そのものを録音してもいいんですが、
PCのスペックや回線の状況などの問題もあり、
録音はお互いに自分の声のみをレコーダーに録音しています。

俺がEDIROL R-09と自作のポップガードで口とマイクとの距離は10センチ程度です。

人妻ちゃんはCREATIVEのZENというMP3プレイヤーのボイスレコーダー機能を使って
なるべく息がかからないように頬のあたりで録音してもらっています。


■音声ファイルの転送

人妻ちゃんの音声は、俺が所有しているレンタルサーバーに設置してあるアップローダーに転送されてきます。

もちろん人妻ちゃん専用のアップローダーで、パスワードにより厳重に管理しています。


■WAVファイル化

使用ソフト「DigiOnSound Light」

まず人妻ちゃんから送られてきたMP3ファイル、
これはレコーダーの特性なのか波形の中心が若干ズレた状態になっているので、
一旦レベルを80パーセントくらいに落とした後、
DCオフセットという機能で波形の中心を正常に戻してます。

その後、編集や保存を繰り返しても音が劣化しないWAV形式で保存します。

次に俺の音声、
音声自体はWAV形式ですがステレオになっているので片方のチャンネルを削除してモノラル化して保存しなおします。


■ノイズの除去

使用ソフト「Audacity」「SoundEngine」

まず「Audacity」を使ってノイズの除去を行います。

かなり綺麗には除去できますが、このソフトの特徴でノイズが激しい場合や無音部分などで
若干「ピロピロ」といった音が残る場合があります。

次に無音部分で目立つ「ピロピロ」を「SoundEngine」のノイズゲートという機能を使って除去します。

この機能で一定音量以下の音を消す事ができるので、喋りの無い部分は完全な無音にする事ができます。

これを人妻ちゃんの音声と俺の音声それぞれで行います。


■コンプレッサーとピッチシフト

使用ソフト「Music Studio Producer」

やはりコソコソ喋っている都合上、音声の大きな部分や小さな部分が存在するので
なるべく一定の音量に統一するために「Music Studio Producer」の「ハイクオリティーコンプ」をかけます。

その後、「ピッチシフト」で声の高さを変更します。

人妻ちゃんは高く、俺は低くするわけですが、パラメータの値は当然トップシークレットです。

以上でやっと素材の完成です。


■マルチトラック化とタイミング合わせ

使用ソフト「DigiOnSound Light」(以後の編集全て)

まだこの段階では人妻ちゃんの声のみの音声ファイルと
俺の声のみの音声ファイルのままなので、「DigiOnSound Light」でマルチトラックファイルを作ります。

ここで初めてお互いの音声を同時に再生する事ができるわけですが、
録音を開始するタイミングはそれぞれなので、
冒頭の「こんばんわ〜」等の声や相槌を基準にしてそれぞれのスタートのタイミングを調整します。

それぞれのスタートのタイミングが決まったら冒頭の余分な部分をカットすれば
とりあえずはBGM無しのデモテープ的なものは完成です。

このタイミングで一度人妻ちゃんに音声をMP3化したものを送ります。

なにか意見があればこの後のカット編集に反映していきます。


■カット編集

ここでは主にお互いの声が被っている部分や不必要な音、不必要な発言などをカットしていきます。

特に同時に喋ってしまっていて聞き取りにくい部分は片方の声を消したり、
タイミングをズラしたりして会話がなるべくわかりやすくなるように調整します。

変な物音や咳払いのカット、ノイズの除去で取りきれなかった雑音なども消していきます。

一通りのカット編集が済んだら二つのトラックをモノラルの音声として保存します。


■BGMとのMIX

先ほどモノラル化した声のみの音声に新たにBGM用のトラックを追加します。

そこにイントロ部分、そしてループ部分を会話の長さに合わせて繰り返し追加していきます。

イントロに合わせて冒頭の挨拶やお題の発表以降のタイミングも調整します。

その後BGMの音量を会話が始まったら下げる、会話が終わったら上げる等をエンベロープの設定で決めます。


■BGMのブレイクや効果音

会話の中で重要な部分、ボケの部分、衝撃発言等でタイミング良くBGMを一瞬無音にしたりします。

重要な部分ではその言葉が発せられる直前から、
そしてボケや衝撃発言では発言直後などでBGMをブレイクさせます。

基本的にはBGMの演奏者が会話を聞いていた場合の心理を想像してタイミングを決めています。

あとヤバい発言等には「ピー音」を被せる事もあります。
この場合は1kHzのサイン派を生成して使います。

ここまでで編集は完成です。
一応マルチトラックファイルとMP3ファイルの2パターンで保存します。
MP3の仕様は44.1kHz,64kbit/s,モノラルです。


■ジャケ画像の挿入と公開

完成したMP3ファイルにiTunesでジャケ画像を挿入してからブログにアップします。
アップした音声の確認をしながらブログの文面を考え、記事として公開して終了です。

今までのパターンだと音声の編集を開始してから完成するまでだいたい3時間かかります。
こうやって改めて書いてみるといろいろやってますなw

わ!skypeで会話しながら別の機器で録音とわ!!!
目からウロコでしたッ!!
まよコソ♪の高音質の秘密がわかった気がします。

Music Studio Producerってソフトは、初めて聞きました。
かなり多機能なツールみたいっすね♪

>南部さん

Windows環境でスカイプの会話を録音する定番として「Tapur」等がありますが、
ウチの非力なPCだと録音し始めると会話に6秒近くのロスが生じてしまいます。
こういったソフトを使用せずにただ単に自分の声のみをPCで録音してもいいんですが、
その方法は人妻ちゃんには敷居が高いらしく(w
お互いにPCに依存しない方法で録音しようという事になりました。

「Music Studio Producer」についてですが、
これはズバリ声のピッチを変更する機能が良かったという事で採用しています。
基本はMIDIシーケンサっぽいですけどw

声のピッチを変更するソフトは数多くありますが、
フリーウェアでここまで綺麗に処理できるソフトってなかなか無いんですよw
処理単位(サンプル数??)のパラメータもちょっとイジってますけど。

ピッチシフトと関連の深いタイムストレッチの高度な処理が得意なYAMAHAのSOL2という高価なソフトでも試してみましたが、
ピッチシフトでは「Music Studio Producer」の方に軍配が上がりました。


>かずおじちゃん

このあたりの処理の関係の話は、「面白さ」に対してはその効果をちょっと上げる程度でしかないかもしれません。
まぁパッケージとしていいものにしたいっていうある意味かなりオタクな話ですなw
ただ録音してそのまま配信してる番組でも会話だけでホントに面白い番組って結構多いですからね〜
一番欲しいのはそういった会話のセンスです。
俺にはそれが決定的に足りない…orz

音楽の絶妙なタイミングが毎回ため息でるぐらい見事ですね。
あとケンちゃん(仮名)さんの合いの手もかなり上手で
今後も奥様にバレないように末永く番組を続けてくださいね。

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