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環境の仕事・ボランティアコミュの佐渡島で、トキ(朱鷺)野生復帰のための餌生物調査ボランティア報告

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事後報告になってましい、申し訳ありません。


2月15日午前中、佐渡島内の新穂潟上集落有志で組織する
トキ野生復帰支援ボランティア団体『潟上水辺の会』の 定期餌生物調査が
行われました。
18名ほどが出席。


ミゾレ混じりのあいにくの天気の中でしたが・・

集落周辺のビオトープ、水路、冬季湛水の田んぼなど6〜7ヶ所に生息する
トキの冬の餌生物を調べました。

捕獲されたのは、多い順に、ドジョウ多数・ヤゴ・メダカ・マツモムシ・
ワタリグモ(水生の蜘蛛)・タナゴ・淡水性シジミ・ドブガイ・オタマジャクシ
(ツチガエルもしくは最近発見された新種のカエルの)・新種のカエル(ツチガエルにそっくりだが、腹が黄色い)・フナ・タニシ(小)・ヒル・ユスリカの
幼虫・バッタ(おそらく、イナゴ)の子・サワガニなどでした。
また、土を少し掘るとミミズがいっぱい出てきました。

まだ、雪国の2月、まさか!バッタの子がもう生まれているとは。
迫りくる寒波を生き残れるのか?

ドジョウがもっとも多数いたのは、トキ、オス一羽が来ている場所。
低温温泉が湧き出ており、水温16度。周辺には湧水多数。
ここでは、ドジョウは冬眠せずに済んでいるようです。
またメダカも多くいました。

また、近くに深水がある場所には、カエルと越冬オタマジャクシ。

フナがいたのは、5cmほどの水が溜まった田んぼ。

今回は、思っていたより多くの餌生物が見つかりました。


9月に、第二回トキ自然放鳥が、集落の近くで実施される予定です。
10羽を超える放鳥になるようです。


また、前回、昨年9月の第一回自然放鳥で野生に帰されたトキ10羽の
内、5羽が集落付近に定着しています。
2羽が佐渡の南部。1羽が新潟本土十日町。1羽が死亡(猛禽類の攻撃で負傷後、タヌキと思われる食害に遭いました)
1羽が行方不明です。

佐渡の7羽の内6羽が、繁殖期特有の羽の色変化を始めています。
これからが、繁殖本番を迎え、島民は固唾をのんで見守っているところです。


午後は、この近辺で、渡ってきたミヤマガラスの群れ、ちょっと離れた場所
でマダラチュウヒと思われる猛禽を始めて至近距離で見ました。

最近見た猛禽類は、ハヤブサ・ハイタカ・オオタカ・ノスリ・チュウヒなど
ですが・・・

オジロワシや、今回見たマダラチュウヒと思われる猛禽など、渡ってくる猛禽類が増えており、トキとのニアミスがちょっと心配です。

また、昨年9月、大陸から渡ってきたコウノトリは、相変わらず定着しており
元気にしています。

これからも、集落では、トキ支援ボランティアを続けてまいります。

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