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JUN'S renaissance brassworksコミュの最適化について(ブログから)

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既にブログを覗いて目を通された方も多いと思いますがコピペ致します。

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良く有る質問と答えをちょいと羅列してみます。


1.最適化加工をするとどんな楽器でも最高になる?

いえいえ。それは流石にあり得ません。

余程古くてボアサイズが不明だったりすると何とも言えませんが(特にロータリー)、より良くするという表現も具体性を欠き大雑把過ぎますのでこの後の質問返答を参考になさって下さい。

単純に言ってしまえば楽器、ベルの持つ特性と性能を最大限に引き出そうとする処理です。


2.どの楽器にも必要な処理?

最適化を施さずとも良い楽器は沢山存在します。
楽器のツボがアマい(センターが捉え辛い)、響きが浅い(もしくは安っぽい)もしくは輪郭がハッキリしない、アタリの感触がはっきり返って来ない、と言う問題点を感じるのであればかなり改善されます。

3.具体的にどのような作業を?

非公開内容が殆どですが、まず見た目に影響をださない為にもベルには加工は致しません。

通常マウスピースレシーバーの奥にある段差がありますが、これが結構大事です。
マウスピースを差し込んだ時にマウスピースの先と段差の間にある程度の隙間が出来ます。
この隙間がどの程度であるかという事とツボと響きの関係はかなり密接です。
自分自身この規格が安定している事を前提にマウスピースも作成していますが、市場に出回っている楽器の殆どはバラバラです。多くのメーカーさんがモデルにしたマントヴァーノンの楽器は非常にこの部分の規格が安定していました(現在は古くてレシーバーが広がってしまったものが殆どです)。そしてマウスピースのシャンクも現行のものと比較しても遥かに精度が確保されたものでした。
それだけ品質管理していた人が楽器各部の重要性を認識してしっかり管理していたのだと思います。

話を戻します。
そのレシーバーの設定を確保しながらレシーバーと段差を削り進め、写真のピントの様にピタッとフォーカスが決まる所を耳と感覚で探し出します。

それに対してマウスパイプ、バルブ機構周辺にも手を入れてサウンドのテイストにも手を入れますがこの辺が非公開事項です。見てもわからないと思います。

ヴァージョン2では楽器の見えない部分にも熱処理を加えたり、ボトムキャップの中にGM材の部品を咬ませたりという事もしていますが試奏の感触で楽器それぞれ細かい調整内容は変わってきます。

メーカー側は出荷前に検品はしている筈ですが細かい鳴りや響きに関する調整まで個体差に応じてやっているわけではありません。シャーガル社も同様、素晴らしい楽器ですがプロのツボ感覚でキッチリ最終調整に至ってはいないのでやはり個人的にはちょっとツボは曖昧に(ボヤけて)感じます。

その辺をキッチリ調整するといきなり別世界が広がるので不思議です。

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