ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

大相撲ファンコミュのどすこい通信2019名古屋場所

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
梅雨の季節で連日大雨の被害が心配される中、今日からいよいよ7月に入りました。
今週末には待ちに待った名古屋場所が開幕します。

今場所は新三役2人、新入幕1人、さらには新十両が4人という新たな顔ぶれが目立つ番付です。
新たな地位で迎える関取たちが嵐を呼ぶ存在になるのか非常に楽しみなところ。
先場所休場の白鵬は現時点では出場の意思を固めている様子で、貴景勝も不安な状況ながら出場に向けて調整をしているようです。

7月7日(日)にドルフィンズアリーナで初日を迎える今年の名古屋場所。
暑い夏の土俵上での奮闘に期待したいと思います。
それでは、今場所もどうぞ宜しくお願い致します。

コメント(33)

【今場所の主な番付情報】

■役力士
 ・貴景勝(東大関2)
  昨年の栃ノ心以来となる大関2場所目でのカド番。

 ・栃ノ心(西大関2)
  平成17年春場所の栃東以来となる特例での大関復帰。

 ・御嶽海(東関脇)
  4場所ぶりとなる関脇復帰。
  三役連続在位は15場所となり、昭和以降では歴代単独2位。

 ・玉鷲(西関脇)
  今年春場所以来の関脇復帰。

 ・阿炎(東小結)
  平成23年九州場所の豊真将以来となる錣山部屋から2人目の新三役。
  埼玉県出身の新三役は北勝富士以来戦後4人目。

 ・竜電(西小結)
  関取経験者が一度序ノ口陥落を経験し、その後新三役を果たす初めての例。
  安芸乃島が継承してからは初となる高田川部屋からの新三役。
  山梨県出身の新三役は富士櫻以来46年ぶりで戦後3人目。
  初土俵から所要79場所での新三役はスロー出世記録で史上10位。

■平幕力士
 ・貴源治(西前頭10枚目)
  昨年秋場所の隆の勝以来となる千賀ノ浦部屋からの新入幕。
  栃木県出身の新入幕は平成14年夏場所の北勝力以来戦後4人目。

 ・豊ノ島(東前頭14枚目)
  春場所以来2場所ぶりの幕内復帰。

 ・琴勇輝(東前頭16枚目)
  初場所以来3場所ぶりの幕内復帰。

■十両力士
 ・竜虎(西十両12枚目)
  平成23年名古屋場所の天鎧鵬以来となる尾上部屋からの新十両。
  熊本県出身の新十両は平成29年初場所の力真以来戦後33人目。
  ※読み方は『りゅうこ』ではなく『りゅうこう』

 ・一山本(東十両13枚目)
  平成22年夏場所の松谷(現在の松鳳山)以来となる二所ノ関部屋からの新十両。
  北海道出身の新十両は平成29年秋場所の矢後以来戦後78人目。

 ・木崎海(西十両13枚目)
  昨年名古屋場所の美ノ海以来となる木瀬部屋出身かつ沖縄県出身の新十両。
  美ノ海は兄にあたり、これで史上21組目の兄弟関取が誕生。
  三段目格付出デビューから新十両を果たすのは、昨年夏場所の若隆景以来4人目。

 ・琴ノ若(西十両14枚目)
  平成26年九州場所の琴恵光以来となる佐渡ヶ嶽部屋からの新十両。
  千葉県出身の新十両は平成29年九州場所の隆の勝以来戦後28人目。
  先場所までの四股名は琴鎌谷。
  関取昇進と同時に師匠であり父でもある琴ノ若の四股名に改名。
  これで史上10組目となる親子関取が誕生。

 ・貴ノ富士(東十両12枚目)
  春場所以来2場所ぶりに十両復帰。
貴景勝休場。

先場所しっかり休むべきだったかな?
【初日】

●琴勇輝(引き落とし)照強○

●矢後(寄り切り)魁聖○

●豊ノ島(上手出し投げ)炎鵬○

○千代丸(はたき込み)佐田の海●

●栃煌山(押し出し)輝○

●錦木(寄り切り)貴源治○

○琴恵光(寄り切り)大翔鵬●

○松鳳山(上手投げ)隠岐の海●

●阿武咲(はたき込み)友風○

○妙義龍(寄り切り)志摩ノ海●

○千代大龍(突き出し)宝富士●

○琴奨菊(寄り切り)逸ノ城●

●明生(押し倒し)大栄翔○

○正代(突き落とし)玉鷲●

●御嶽海(はたき込み)碧山○

○遠藤(上手出し投げ)栃ノ心●

●北勝富士(押し出し)高安○

●豪栄道(寄り切り)朝乃山○

●阿炎(はたき込み)白鵬○

○鶴竜(寄り切り)竜電●



貴景勝の休場という残念な雰囲気で名古屋場所が幕を開けました。
先場所で初優勝を遂げた朝乃山は大関の豪栄道を力相撲で下し見事な白星スタート。
両横綱は共に新三役の挑戦を退け、大関の高安も腰の不安を感じさせない一番で北勝富士を圧倒。
大関返り咲きを果たした栃ノ心は先場所に続き遠藤の出し投げに屈し黒星スタート。
今場所ただ一人新入幕の貴源治は粘り強さも光って見事白星デビュー。
新十両は4人のうち一山本がただ一人白星を挙げています。
ぴかぴか(新しい)初日の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:朝乃山
先場所の覇者が今場所も大暴れしてくれそうな初日の勝ち相撲でした。
大関には右差しを許したものの、自身が相四つに渡ってもろ差しを許さなかったことが一番のポイントになったと思います。
さらに左上手を引いて有利に攻め込めたことがかなり自信を持って臨んだように伺えました。
上位総当たりとなる今場所、弾みをつけて明日迎える横綱戦が非常に楽しみです。

2位:遠藤
力強さよりは巧さを見せつけての白星スタートでした。
相手の栃ノ心には先場所と同じ『上手出し投げ』の決まり手で勝利。
組み止めに来ない相手の出方を利用した、まさに遠藤ならではの柔らかさと巧さが光ったと思います。
石川県出身ということもあり今場所は準ご当所、館内の声援も普段以上に黄色いハズです。
そろそろ三役定着を図る活躍を期待したいですね。

3位:貴源治
新入幕の緊張を感じさせない取り口だったと思います。
立ち合いで相手に一気に出られましたが、彼の足腰を考えると十分残せる形に見えました。
一度残した後は密着して力強い引きつけも光って見事な幕内デビューです。
先場所の十両優勝で自信をつけたと思いますし、さらに強い気持ちで明日以降も臨んで欲しいところ。


十両では、
1位:豊山
2位:一山本
3位:貴ノ富士
という結果になっています。
【2日目】

●矢後(突き落とし)琴勇輝○

●豊ノ島(押し出し)照強○

●魁聖(送り出し)炎鵬○

○栃煌山(すくい投げ)千代丸●

○佐田の海(網打ち)輝●

○琴恵光(送り出し)錦木●

○貴源治(寄り切り)大翔鵬●

○阿武咲(押し出し)松鳳山●

○隠岐の海(押し出し)友風●

○千代大龍(突き出し)妙義龍●

●志摩ノ海(上手投げ)宝富士○

●明生(下手ひねり)琴奨菊○

○逸ノ城(押し倒し)大栄翔●

○御嶽海(押し出し)遠藤●

○碧山(引き落とし)玉鷲●

○豪栄道(上手出し投げ)阿炎●

○正代(寄り切り)栃ノ心●

○竜電(寄り倒し)高安●

○鶴竜(はたき込み)北勝富士●

●朝乃山(上手投げ)白鵬○



注目が集まった結びの一番は、第一人者の白鵬が先場所優勝の朝乃山を力でねじ伏せ2連勝。
昨年夏場所以来の優勝を目指す鶴竜も危ない場面はあったものの白星を挙げて連勝スタート。
大関陣では高安が新三役の竜電に取り直しの末敗れて土がつき、復帰を果たした栃ノ心も正代にあっけなく寄り切られ連敗。
豪栄道は初日を出しましたが、大関で連勝スタートが一人もいないというのは何とも寂しいですね。
新入幕の貴源治は今日も力強さを発揮して2連勝としています。
ぴかぴか(新しい)2日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:竜電
記念すべき新三役の初白星は見事なものでした。
取り直しで2番取りましたが、いずれも自ら仕掛ける積極的な攻めで大関を翻弄。
特に前まわしを引きつけて頭をつける展開は今後もかなり周囲を苦しませてくれるでしょう。
新十両の怪我で一度序ノ口に番付を下げてから這い上がった苦労人の努力は並大抵のものではありません。
より逞しい身体つきにもなったことですし、どこまで力を伸ばせるか楽しみです。
明日の中入り後の企画は彼への新三役インタビューが放送されるので、どんな話が出るかという点も注目したいところ。

2位:炎鵬
右肩に怪我を抱えながら臨んだ今場所、不安な中連勝スタート。
今日は体重差が倍以上にもなる魁聖との対戦でした。
怪我の負担をこれ以上増やさないように横への動きを重視した取り口はいい作戦だと思います。
昨日AbemaTVで解説をされた元横綱若乃花も仰っていましたが、まともに中に入ると彼の体格では15日間持ちません。
その中でこういう工夫をこらして白星を1つでも多く積み重ねて欲しいですね。
果たして今場所は「小よく大を制す」が何番見られるか?

3位:貴源治
ガップリ四つの形から頭をつけての引きつけ、先代師匠の貴乃花を思い出しますね。
序盤は相手有利に見えましたが、慌てる素振りは全くありませんでした。
この1年間で体重がかなり増えて個人的には心配でしたが、逆に自身の身体つきを武器にしている印象がありますね。
「優勝を目標に」というコメントの通り、この2日間の取り口ならいつかは賜杯を抱ける存在になるでしょう。
明日の相ては動かれるとうるさい琴恵光、直近で3連敗中と嫌な相手です。
この難敵を退ければさらに勢いづく予感。


十両では、
1位:一山本
2位:隆の勝
3位:竜虎
という結果になっています。
【3日目】

○照強(押し出し)魁聖●

●琴勇輝(押し出し)炎鵬○

●豊ノ島(寄り切り)矢後○

●千代丸(押し出し)輝○

●栃煌山(寄り切り)佐田の海○

●琴恵光(押し出し)貴源治○

○錦木(寄り切り)大翔鵬●

●阿武咲(はたき込み)隠岐の海○

●松鳳山(押し出し)友風○

●千代大龍(突き落とし)志摩ノ海○

○妙義龍(押し出し)宝富士●

●明生(寄り切り)逸ノ城○

○琴奨菊(押し出し)大栄翔●

○阿炎(突き出し)正代●

○御嶽海(押し出し)玉鷲●

●遠藤(突き落とし)高安○

○豪栄道(押し出し)碧山●

○竜電(上手出し投げ)栃ノ心●

●北勝富士(上手ひねり)白鵬○

○鶴竜(肩すかし)朝乃山●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:竜電
2位:炎鵬
3位:貴源治

(十両)
1位:貴ノ富士
2位:琴ノ若
3位:若隆景



両横綱は3連勝としたものの、まだ本来の相撲勘が戻っているという雰囲気ではないですね。
大関では豪栄道に出足が戻り、高安も連日の取り直しで連敗を免れて共に2勝1敗。
栃ノ心は今日も脆さが出てしまい、大関復帰の場所で3連敗。
新三役では竜電が白星を先行させ、阿炎も思い切った押し相撲で初日が出ました。
明日は白鵬が竜電、鶴竜が阿炎とそれぞれ勢いに乗る新三役との対戦。
個人的にはこの対戦をクリアできれば両横綱による優勝争いになりそうな気がします。
【4日目】

○豊ノ島(寄り切り)魁聖●

○照強(押し倒し)炎鵬●

●千代丸(寄り切り)矢後○

○琴勇輝(突き出し)佐田の海●

●輝(小手投げ)錦木○

○栃煌山(突き落とし)貴源治●

○松鳳山(はたき込み)琴恵光●

○大翔鵬(寄り倒し)隠岐の海●

○妙義龍(押し倒し)阿武咲●

○友風(押し出し)志摩ノ海●

●琴奨菊(突き落とし)千代大龍○

●宝富士(押し出し)逸ノ城○

○碧山(突き落とし)明生●

○御嶽海(押し出し)正代●

○遠藤(寄り切り)玉鷲●

○大栄翔(押し出し)栃ノ心●

●朝乃山(下手出し投げ)高安○

●豪栄道(はたき込み)北勝富士○

○鶴竜(突き出し)阿炎●

●竜電(寄り切り)白鵬○



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:北勝富士
2位:遠藤
3位:照強

(十両)
1位:一山本
2位:隆の勝
3位:琴ノ若
【5日目】

●矢後(押し出し)照強○

●豊ノ島(押し出し)琴勇輝○

○千代丸(押し出し)魁聖●

●栃煌山(寄り切り)炎鵬○

○佐田の海(寄り切り)錦木●

●輝(寄り切り)貴源治○

●松鳳山(寄り切り)大翔鵬○

●琴恵光(小手投げ)隠岐の海○

●妙義龍(小手投げ)友風○

●阿武咲(引き落とし)志摩ノ海○

○琴奨菊(寄り切り)宝富士●

●千代大龍(寄り切り)逸ノ城○

○正代(寄り切り)明生●

○大栄翔(はたき込み)玉鷲●

●御嶽海(はたき込み)北勝富士○

○豪栄道(寄り切り)竜電●

○朝乃山(寄り切り)栃ノ心●

●阿炎(押し出し)高安○

●遠藤(小手投げ)白鵬○

○鶴竜(上手出し投げ)碧山●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:炎鵬
2位:北勝富士
3位:朝乃山

(十両)
1位:隆の勝
2位:一山本
3位:豊山



今日で場所の区切りとなる序盤戦を終えることになります。
鶴竜と白鵬の2横綱は無傷の5連勝として、共に復活優勝に向けて中盤以降に安定感を増せるか注目したいところ。
大関陣では栃ノ心が一度も勝てずに5連敗と気掛かりな中、豪栄道は3勝2敗、高安は4勝1敗と全勝の横綱にどこまでついて行けるか。
平幕では新鋭の友風と小兵の照強が土つかずの序盤戦で好調を維持し、新入幕の貴源治も4勝1敗と元気です。
そして明日は幕内の取組以上に、十両の土俵で幕下の豊昇龍の登場にかなり注目が集まっています。
【6日目】

○琴勇輝(引き落とし)魁聖●

●矢後(かいなひねり)炎鵬○

○千代丸(引き落とし)豊ノ島●

●照強(浴びせ倒し)佐田の海○

●琴恵光(上手投げ)輝○

○松鳳山(小手投げ)錦木●

●栃煌山(寄り切り)大翔鵬○

●貴源治(下手投げ)隠岐の海○

●千代大龍(押し出し)阿武咲○

●琴奨菊(寄り切り)妙義龍○

●友風(引き落とし)宝富士○

●志摩ノ海(寄り切り)逸ノ城○

●明生(小手投げ)北勝富士○

○御嶽海(押し出し)竜電●

●朝乃山(押し出し)玉鷲○

●大栄翔(はたき込み)高安○

●豪栄道(寄り切り)正代○

□阿炎(不戦勝)栃ノ心■

○鶴竜(はたき込み)遠藤●

●碧山(はたき込み)白鵬○



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:炎鵬
2位:正代
3位:御嶽海

(十両)
1位:石浦
2位:若隆景
3位:貴ノ富士
【7日目】

●徳勝龍(押し出し)照強○

○豊ノ島(とったり)佐田の海●

●千代丸(突き出し)琴勇輝○

●炎鵬(押し倒し)輝○

●栃煌山(はたき込み)矢後○

○琴恵光(すくい投げ)魁聖●

○松鳳山(寄り切り)貴源治●

●錦木(上手ひねり)隠岐の海○

○阿武咲(押し出し)大翔鵬●

○千代大龍(押し出し)友風●

●琴奨菊(上手出し投げ)志摩ノ海○

○妙義龍(寄り切り)逸ノ城●

○明生(寄り切り)宝富士●

●阿炎(押し出し)北勝富士○

○竜電(突き落とし)玉鷲●

○御嶽海(押し出し)朝乃山●

●碧山(押し出し)高安○

●豪栄道(寄り切り)遠藤○

●大栄翔(はたき込み)白鵬○

○鶴竜(寄り切り)正代●



中盤に入って両横綱がここまで勝ちっ放し。
特に鶴竜が日に日に安定感が増して相撲にも余裕があるように感じます。
白鵬はこれまでの力強い寄り身が影を潜めている分まだ安心できないので、上位戦が近づくに連れてどう立て直すかがカギとなるでしょう。
追う1敗力士は大関の高安、平幕では唯一照強が残っています。
今日解説を務めた元稀勢の里の荒磯親方も仰っていたように、ここまでは上位陣が星1差をキープしているので場所が引き締まっています。
あとは直接対決までこの差がどう変わるかですね。
ぴかぴか(新しい)7日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:遠藤
立ち合いで大関から強烈な張り手を喰らうも、低い踏み込みから素早く左差しに成功。
下半身に怪我を負った経験がありながらも、稽古の積み重ねが今日の勝ち相撲に繋がったと思います。
負担がないように短時間で決めようという気持ちも土俵上の取り口に表れていた感じですね。
まだ黒星先行の苦しい星勘定ではありますが、今日で横綱・大関戦は全て終了。
今日の相撲が続けば十分巻き返せると思います。

2位:明生
6連敗と苦しかった中、ようやく初日が出ました。
浅いもろ差しを果たした後の積極的な外掛けには執念を感じましたし、結果としてはこれで相手のバランスを崩したと言っていいでしょう。
連敗中の相撲も決して内容が悪いワケではなかったので、今日の白星がいいきっかけになると思いたいですね。

3位:御嶽海
先場所の覇者を相手に終始休まずに攻め立てた押し相撲は見事なものでした。
対策としては相手に組まれないように腕を伸ばし、なおかつ小刻みに突き立てたことがいい流れを維持できたと思います。
既に2敗を喫しているので優勝争いに絡めるかは微妙ですが、上位戦に向けてはいい弾みになったハズです。
明日の相手は腰の重い逸ノ城、果たしてどちらの圧力が有利に働くか注目したいところ。


十両では、
1位:一山本
2位:貴ノ富士
3位:豊山&勢
という結果になっています。
【8日目】

●琴勇輝(押し出し)東龍○

○千代丸(押し倒し)炎鵬●

●矢後(寄り倒し)佐田の海○

●照強(引き落とし)輝○

●魁聖(押し出し)錦木○

○琴恵光(押し出し)栃煌山●

○豊ノ島(すくい投げ)貴源治●

○妙義龍(寄り切り)大翔鵬●

○千代大龍(寄り切り)松鳳山●

●隠岐の海(引き落とし)志摩ノ海○

●琴奨菊(寄り切り)友風○

○阿武咲(突き落とし)宝富士●

○朝乃山(上手投げ)遠藤●

●碧山(送り出し)北勝富士○

○阿炎(引き落とし)竜電●

○御嶽海(押し出し)逸ノ城●

■豪栄道(不戦勝)明生□

●玉鷲(押し倒し)高安○

○鶴竜(はたき込み)大栄翔●

●正代(引き落とし)白鵬○



全勝:鶴竜 白鵬
1敗:高安
2敗:御嶽海 妙義龍 友風 照強



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:朝乃山
2位:友風
3位:豊ノ島

(十両)
1位:貴ノ富士
2位:豊山
3位:隆の勝



今年引退されたレスリングの吉田沙保里さんをゲストに迎えた中日の土俵。
鶴竜と白鵬の両横綱は共に白星を挙げて無傷の勝ち越し。
大関では豪栄道の休場により一人大関の高安に期待が集まる中、1敗を守ったものの左肘を負傷した模様で明日以降の出場が危ぶまれています。
2敗では関脇の御嶽海と平幕3人が追いかける展開。
この他、新三役同士の対戦は阿炎が竜電を下して共に3勝5敗での折り返し。
新入幕の貴源治は3連敗を喫して4勝4敗と五分の星。
十両では2敗で剣翔、旭大星、貴ノ富士の3人がトップで明日から後半戦に入ります。
【新序出世披露】

毎場所中日に行われる恒例行事。
今場所は4人の力士が前相撲で成績優秀により、
来場所から新序ノ口として番付に四股名が載ります。

画像の左から順に
・久 末(千葉県出身 九重部屋)
・千 鵬(千葉県出身 宮城野部屋)
・北天海(モンゴル出身 尾上部屋)

※今 野(埼玉県出身 鳴戸部屋)
 怪我のため出世披露には立ち会えず

この中では北天海が前相撲を取る前の段階から知名度が高く、
元貴ノ岩の甥っ子さんにあたります。
【9日目】

●魁聖(寄り切り)佐田の海○

●栃煌山(押し出し)照強○

○琴勇輝(突き出し)錦木●

○炎鵬(足取り)貴源治●

○琴恵光(押し出し)矢後●

●千代丸(押し倒し)大翔鵬○

●輝(はたき込み)友風○

○妙義龍(押し出し)豊ノ島●

●松鳳山(はたき込み)志摩ノ海○

○千代大龍(押し出し)隠岐の海●

○琴奨菊(引き落とし)阿武咲●

●宝富士(押し出し)大栄翔○

●碧山(寄り切り)遠藤○

○朝乃山(寄り切り)竜電●

○北勝富士(突き落とし)玉鷲●

●御嶽海(上手投げ)阿炎○

○正代(突き落とし)高安●

○逸ノ城(寄り切り)白鵬●

○鶴竜(寄り切り)明生●



全勝:鶴竜 
1敗:白鵬
2敗:高安 妙義龍 友風 照強



世間が3連休の最終日に波乱がありました。
ここまで勝ちっ放しの白鵬が逸ノ城に力負けを喫して初黒星。
さらには前日左肘の負傷から出場を決めた高安も土俵際のいなしに屈して2敗目。
鶴竜は結びで明生の初挑戦を退けて全勝を守り単独トップ。
2敗グループでは平幕3人はいずれも白星を挙げたものの、御嶽海が阿炎の投げに崩され3敗。
こうなると、鶴竜が弾みをつけて独走態勢に入るのか、あるいはまだ波乱が起こるのか。
ぴかぴか(新しい)9日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:逸ノ城
結び前に座布団の雨を降らせた彼が堂々のトップ。
恐らくこれまでの上位戦で挙げた白星の中でも今日の一番が最もいい内容でしょう。
立ち合いで踏み込んで取ったまわしの位置が良く、結果引きつけて横綱の上体を浮かせる結果となりました。
さらに腰を下して攻め立てたことにより横綱は200キロを超える体重がさらに重く感じたハズです。
やはりこういう力強い相撲が取れるワケですから、昨日までの淡白な相撲は何だったのか…。
春場所に千秋楽まで優勝争いに残った怪物が見事存在感を示してくれました。
明日も横綱戦が組まれていますし、今日以上の力相撲を取れるか注目です。

2位:炎鵬
新入幕との若手対決は今日の好取組でもありました。
上背のある相手に対して終始下からの攻めを維持できたことが完勝の要因だと思います。
中でも攻め込みで相手の上体を浮かせた場面は彼の相撲内容が大きく進化しているのではないかと。
連敗中の嫌な流れを最高の相撲で断ち切り、再び快進撃を続けてくれそうな雰囲気を感じます。

3位:阿炎
横綱・大関戦を全て終えたからか、今日の相撲にはのびのびした様子と余裕を感じています。
今日は相手に両手突きがヒットすると長い腕が上手にかかって素早い投げ。
序盤戦の黒星からスピードと反応の速さを学んだのかもしれませんね。
星勘定では4勝5敗と依然黒星が先行していますが、明日以降はほとんどが格下相手ですし、新三役の勝ち越しに向けていい弾みをつけたことでしょう。
明日の相手は先場所優勝の朝乃山、攻め込まれる前に自ら何か仕掛けてくれることを期待しています。


十両では、
1位:琴ノ若
2位:隆の勝
3位:勢
という結果になっています。
【10日目】

●千代丸(押し出し)照強○

○栃煌山(送り出し)魁聖●

○豊ノ島(肩すかし)輝●

○炎鵬(寄り切り)錦木●

○琴勇輝(突き出し)大翔鵬●

○阿武咲(押し出し)佐田の海●

○妙義龍(押し出し)松鳳山●

●貴源治(上手投げ)友風○

●千代大龍(突き落とし)琴恵光○

●矢後(突き落とし)志摩ノ海○

●隠岐の海(上手投げ)宝富士○

○碧山(押し出し)正代●

●琴奨菊(上手出し投げ)遠藤○

○阿炎(引き落とし)朝乃山●

○北勝富士(押し出し)竜電●

●御嶽海(突き出し)大栄翔○

●明生(寄り切り)高安○

○鶴竜(寄り切り)逸ノ城●

●玉鷲(突き落とし)白鵬○



全勝:鶴竜
1敗:白鵬
2敗:高安 妙義龍 友風 照強



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:遠藤
2位:炎鵬
3位:照強

(十両)
1位:一山本
2位:勢
3位:豊山



安美錦の引退に寂しさを募らせて迎えた連休明けの土俵。
優勝争いに関わる星の並びは変わらず、鶴竜が単独トップで明日から終盤戦に入ります。
今場所は3大関の休場により、両横綱の対戦相手を予想するのが正直難しいです。
特に白鵬は2敗の大関高安との対戦が組まれていますので、12日目以降は横綱対決と御嶽海戦を入れても最低2番は平幕戦を当ててくることになります。
全勝の鶴竜も含めて、2敗に残っている平幕3人の中から誰かが対戦相手に抜擢されるのか。
ここ数場所は終盤戦で予想もしていない展開になることから、今場所も何かが起こりそうな雰囲気ですね。
▼安美錦、けがと闘い活躍=23年の力士人生に幕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000097-jij-spo


===安美錦 竜児(40)===

本名:杉野森 竜児
出身:青森県西津軽郡深浦町

初土俵:平成9年初場所
新入幕:平成12年名古屋場所
最高位:東関脇

生涯成績:907勝908敗54休
幕内成績:678勝730敗47休

通算在位:135場所
関取在位:117場所
幕内在位:97場所
※関取在位は魁皇と並ぶ史上1位の記録

金 星:8回
殊勲賞:4回
敢闘賞:2回
技能賞:6回


長きにわたって土俵に立ち続けた偉大な成績です。
振り返ってみると、三賞の受賞回数は意外に少ないんだなぁというのが第一印象。
活躍した場所に限って負け越してしまったとか、あるいは三賞選考委員会がケチだったりしたのかもしれませんが…。
それでも『業師』と呼ばれただけあって、やはり技能賞の回数が一番多いですね。
初土俵から繰り出した決まり手は45手を数えます。
これは技のデパートと呼ばれた舞の海の34手を超えて旭鷲山とも同数、この歴史はしばらくは塗り替えられることはないでしょう。
若い頃に高見盛戦で見せた土俵際の『大逆手』、比較的最近の取組で見せた『とっくり投げ』が個人的には忘れられません。
バラエティー番組でも、36代庄之助や40代伊之助が「安美錦関の取組を裁く日はとにかく憂鬱」「土俵際もつれてばかりで行司泣かせ」「早く引退してもらいたいね」と冗談と笑いを交えながら嘆いていたのも印象的です。

20年以上土俵に立ち続けた安美錦ですから、思い出の一番を挙げるのは本人もファンも難しいでしょうね。
最初は『貴乃花の現役最後の相手』として知名度が上がったことから、その貴乃花戦を挙げるとも思われますし、若い相撲ファンの方々は幕内返り咲きを果たした一昨年の九州場所で果たした涙の勝ち越しと敢闘賞の一番が挙がるのかなぁと予想されます。
私も数々の思い出の取組を思い出す中、かつて白鵬が優勝を決めた際にパレードの旗手が手配されていない状況で安美錦が慌てて館内に駆けつけて旗手を勤めたという神対応がとにかく忘れられないです。
こういうところからも彼の人柄の良さが伺えますね。

今後は安治川親方として伊勢ヶ濱部屋で後進の指導に当たるとのことです。
親方としての活躍はもちろん、持ち前の個性や話し上手を活かしてぜひ来場所以降の解説出演、さらにはバラエティー番組で大相撲の醍醐味を存分に語る姿を将来的に楽しみにしています。
ファンに勇気と感動を与える相撲を取って下さってありがとうございました。
本当にお疲れ様です!!
高安休場で大関不在場所。
更には来場所、四大関かど番の異常事態。
【11日目】

●炎鵬(小手投げ)佐田の海○

●矢後(突き落とし)輝○

○栃煌山(はたき込み)豊ノ島●

○照強(押し出し)錦木●

○千代丸(突き出し)貴源治●

□阿武咲(不戦勝)魁聖■

●琴勇輝(はたき込み)友風○

●妙義龍(寄り切り)隠岐の海○

○琴恵光(寄り切り)志摩ノ海●

●千代大龍(はたき込み)大翔鵬○

●松鳳山(小手投げ)宝富士○

●正代(上手投げ)大栄翔○

○朝乃山(寄り切り)北勝富士●

○遠藤(寄り切り)竜電●

●阿炎(押し出し)碧山○

○逸ノ城(はたき込み)玉鷲●

○御嶽海(寄り切り)明生●

■高安(不戦勝)白鵬□

○鶴竜(突き倒し)琴奨菊●



全勝:鶴竜
1敗:白鵬
2敗:友風 照強



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:遠藤
2位:朝乃山
3位:照強

(十両)
1位:一山本
2位:琴ノ若
3位:剣翔&貴ノ富士



高安の休場も発表され、4大関不在となってしまった終盤戦。
高安との対戦が組まれていた白鵬は不戦勝で1敗をキープ。
結びでは鶴竜が琴奨菊と激しく動き合った末に勝利して全勝で単独トップは変わらず。
平幕の2敗グループでは妙義龍が敗れ、友風と照強の若手2人が残る結果となりました。
明日優勝争いに関わる取組としては、鶴竜が千代大龍と、白鵬が御嶽海との対戦。
他にも『友風―逸ノ城』『妙義龍―照強』といった好調対決にも注目が集まりそうです。
【12日目】

○琴勇輝(押し出し)輝●

●矢後(押し出し)錦木○

○琴恵光(引き落とし)佐田の海●

○松鳳山(押し倒し)炎鵬●

●阿武咲(寄り切り)豊ノ島○

●千代丸(寄り切り)隠岐の海○

●妙義龍(押し出し)照強○

●貴源治(小手投げ)志摩ノ海○

○琴奨菊(寄り切り)栃煌山●

●大翔鵬(寄り切り)宝富士○

●友風(寄り切り)逸ノ城○

●朝乃山(引き落とし)大栄翔○

○正代(寄り切り)北勝富士●

●阿炎(つきひざ)遠藤○

○碧山(突き出し)竜電●

●明生(突き出し)玉鷲○

○鶴竜(すそ払い)千代大龍●

●御嶽海(寄り切り)白鵬○



全勝:鶴竜
1敗:白鵬
2敗:照強



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:遠藤
2位:照強
3位:鶴竜

(十両)
1位:隆の勝
2位:翔猿
3位:剣翔



優勝争いが徐々に絞られつつあります。
まず最初土俵に上がった2敗の照強、実力者の妙義龍を相手に形勢逆転から一気に持って行き見事二桁勝ち星。
続いて同じく2敗の友風が土俵に上がりましたが、逸ノ城に完全に組み止められてなす術なく寄り切られ3敗に後退。
結び前では鶴竜が踏み込みの鋭さと反応の良さを生かした技能相撲で12戦全勝。
結びの一番では1敗の白鵬が御嶽海に引きつけ合いの末勝利。
鶴竜が日に日に相撲内容が良くなっている点を踏まえると、優勝争いはほぼ両横綱かなぁと思われます。
それでも幕尻ながら二桁を挙げている照強の存在もかなり注目が集まります。
最終盤を迎える明日、鶴竜が新鋭の友風、白鵬がベテランの妙義龍とそれぞれ平幕との対戦が組まれました。
そして照強は阿武咲との顔合わせです。
あとは14日目に照強が両横綱のどちらかと対戦を組まれるかが興味深いところ。
【13日目】

●栃煌山(小手投げ)錦木○

○佐田の海(寄り切り)貴源治●

○琴恵光(掛け投げ)炎鵬●

●矢後(寄り切り)大翔鵬○

●松鳳山(とったり)豊ノ島○

○琴勇輝(押し出し)隠岐の海●

●阿武咲(押し出し)照強○

○千代大龍(押し出し)輝●

○明生(寄り倒し)千代丸●

●志摩ノ海(寄り切り)遠藤○

●逸ノ城(寄り切り)北勝富士○

●朝乃山(はたき込み)碧山○

●正代(押し出し)竜電○

○阿炎(押し出し)大栄翔●

●宝富士(小手投げ)玉鷲○

○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

●妙義龍(小手投げ)白鵬○

●鶴竜(はたき込み)友風○



1敗:鶴竜 白鵬
2敗:照強



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内) 
1位:友風
2位:御嶽海
3位:遠藤

(十両) 
1位:琴ノ若
2位:勢
3位:隆の勝



優勝争いが大詰めを迎える中でこんな大金星が出る展開を果たして予想できただろうか。
日に日に調子を上げてきた全勝の鶴竜が平幕の友風にまさかの金星献上で初黒星。
初の全勝優勝が視野に入ったこともあり、気持ちの面でも勝ち急いでしまったのかもしれませんね。
1敗の白鵬は結び前で妙義龍を退け、2敗の照強も実力者の阿武咲に圧勝。
数字の上では3敗の友風も優勝圏内と言えるんですが、千秋楽の横綱戦を崩すことはまず考えられないので、最終的には1敗と2敗の3人で残り2日を迎えることになります。
そんな中で照強の取組が横綱戦になるのではないかと注目されましたが、明日の相手は前頭筆頭の北勝富士と発表されました。
鶴竜は関脇の御嶽海と、白鵬は結びで平幕の琴奨菊との顔合わせです。
そして今日は、毎場所の13日目で恒例となっている幕下以下の各段優勝にも話題が集まり、幕下と序二段で優勝が決まりました。
優勝が決まっていない三段目と序ノ口ではいずれも同部屋での決定戦が千秋楽に行われます。
中でも序ノ口は『同部屋3人による巴戦』となり、恐らく史上初の出来事になるでしょう。
そんなこんなで目が離せない残り2日間です。
【14日目】

○豊ノ島(押し出し)錦木●

○矢後(寄り切り)貴源治●

○松鳳山(寄り切り)千代丸●

○佐田の海(寄り切り)大翔鵬●

●阿武咲(突き落とし)輝○

●栃煌山(寄り切り)隠岐の海○

●妙義龍(寄り切り)炎鵬○

●琴恵光(はたき込み)友風○

●明生(引き落とし)琴勇輝○

●碧山(上手出し投げ)志摩ノ海○

●宝富士(寄り切り)遠藤○

○朝乃山(寄り切り)正代●

●照強(突き落とし)北勝富士○

○阿炎(押し出し)逸ノ城●

○大栄翔(押し出し)竜電●

●千代大龍(寄り切り)玉鷲○

○鶴竜(寄り切り)御嶽海●

○琴奨菊(寄り切り)白鵬●



1敗:鶴竜
2敗:白鵬



まず2敗の照強が先に土俵に上がるも、緊張のせいかあっさり崩されてしまい優勝争いから脱落。
続いて昨日黒星を喫した1敗の鶴竜が難敵の御嶽海に完勝。
結びでは白鵬が琴奨菊のガブリ寄りになす術なく金星を献上して2敗に後退。
この最終盤で連日金星が発生するとは…。
これで明日の千秋楽は両横綱の星1つの差で迎えることになります。
千秋楽の取組は今日の全取組を終了後に決めるとのことでしたので、そろそろ編成会議が始まるでしょう。
まず結びは両横綱の決戦になることは間違いありません。
鶴竜が復活優勝を果たすか、あるいは白鵬が決定戦に持ち込んで逆転優勝となるか。
大関不在で心配された中、場所を引き締めてくれた東西の横綱に熱戦を期待したいと思います。
遠藤ー北勝富士

千秋楽にしてようやく盛り上がった内容の一番。

できれば初日から、1日2~3番こういった相撲が見たい。
【千秋楽】

●千代丸(押し出し)錦木○

○炎鵬(下手投げ)大翔鵬●

●松鳳山(押し出し)栃煌山○

●輝(寄り切り)隠岐の海○

○照強(押し出し)友風●

●妙義龍(突き出し)琴勇輝○

○千代大龍(突き倒し)豊ノ島●

●矢後(寄り切り)宝富士○

●琴恵光(押し出し)逸ノ城○

○正代(寄り切り)貴源治●

○碧山(はたき込み)大栄翔●

○遠藤(寄り切り)北勝富士●

○朝乃山(寄り倒し)佐田の海●

○明生(寄り切り)竜電●

●阿武咲(引き落とし)玉鷲○

〜これより三役〜

○阿炎(はたき込み)琴奨菊●

○御嶽海(押し出し)志摩ノ海●

○鶴竜(寄り切り)白鵬●



優 勝:鶴 竜(14勝1敗 6回目)

▼三賞受賞
殊勲賞:友 風(初受賞)
敢闘賞:照 強(初受賞)
技能賞:遠 藤(3回目) 炎 鵬(初受賞)

▼各段優勝
十 両:剣 翔(13勝2敗)
幕 下:千代ノ皇(7戦全勝)
三段目:寺 沢(7戦全勝)
序二段:時 栄(7戦全勝)
序ノ口:元 林(7戦全勝)



久々に実現した両横綱による優勝を懸けた楽日決戦。
激しい巻き替えの応酬から最後は鶴竜が力相撲を制して本割一発で復活優勝を決めました。
まさに千秋楽の結びに相応しい横綱対決、大熱戦を演じた2人に拍手を送りたいですね。
今場所は看板力士でもある貴景勝の休場から始まり、日に日に負傷者続出で4大関全員が不在という異常事態にまで繋がってしまいました。
その中で東西の横綱が場所を締めてくれたことは何より素晴らしいです。
さらには終盤まで優勝争いに絡んだ友風や照強、小兵というハンデを乗り越えて技能賞を受賞した炎鵬といった新鋭の活躍ぶりも今場所の盛り上がりを大きく象徴しています。
各段優勝でもなかなか見られない『同部屋優勝決定戦』が実現し、なおかつ序ノ口では史上初となる『同部屋の全勝3人による巴戦』という歴史に残る出来事でもあり、幅広く楽しめた名古屋場所という感じでした。
来場所は休場した上位陣がどこまで体調を戻して臨んでくるかに注目が集まります。
体調管理を徹底して全力士が奮闘する秋場所になることを祈願して今場所の取組報告を締めさせていただきます。
千秋万歳!
ぴかぴか(新しい)千秋楽の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

1位:遠藤
北勝富士と二桁と三役復帰を懸けた一番は結びと比較しても同じくらいの大熱戦でした。
相手が積極的に仕掛ける中再三こらえ、さらには絶体絶命の土俵際から持ち返した場面は今場所の下半身の安定感をより象徴しています。
そして終始相手より低く構えての攻め込みこそ技能賞に値する素晴らしい取り口です。
2場所連続の負け越しで足踏みが続いていた中、今場所の活躍で復活をアピールしたと言っていいでしょう。

2位:鶴竜
本割一発で決められるか、あるいは優勝決定戦に持ち込まれるかという重圧のかかった結びの一番。
先に白鵬が左上手を取ってあわやピンチと思いましたが、その後の激しい巻き替えの応酬で少しずつ流れを引き戻しました。
二転三転となった中でも鶴竜の裁きは力強さに加えて冷静さも兼ね備えた様子が伺えます。
腰の影響で出場そのものが危ぶまれた今場所、日に日に自信をつけて見事7場所ぶりの賜杯を抱く結末。
優勝インタビューでも素晴らしい受け答えに、まだまだ鶴竜ここにありといった相撲をこれからも期待したいですね。
復活優勝、本当におめでとうございます。

3位:炎鵬
優勝争いとは別で前半戦の取組では主役とも言える存在が技能賞に花を添える白星で締めました。
力士の大型化が続く状況の中、低い姿勢と多彩な技でハンデを克服した姿は本当に素晴らしいです。
今場所はかいなひねりや足取りといった珍しい決まり手での勝利も、遺憾なく技能を発揮したという評価に繋げられたと思います。
果たして来場所はどこまで技能相撲の幅を広げてくるか今から非常に楽しみです。
肩の怪我という苦しい中での今場所、本当にお疲れ様でした。


十両では、
1位:一山本
2位:貴ノ富士
3位:琴ノ若
という結果になっています。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

大相撲ファン 更新情報

大相撲ファンのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング