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シスプラチンコミュのシスプラチンの論文を紹介しましょう。

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The 3p21.3 Tumor Suppressor NPRL2 Plays an Important
Role in Cisplatin-Induced Resistance in Human
Non–Small-Cell LungCancer Cells

(Cancer Res 2006; 66(19): 9682-90)

NPRL2はヒト染色体3p21.3に存在し腫瘍抑制遺伝子として同定されている。NPRL2はin vitroならびにin vivoで腫瘍抑制効果を示しDNAミスマッチ修復、細胞周期チェックポイントにおけるシグナル伝達、そしてアポトーシス経路における調節に関与している。本研究で我々は40種類の非小細胞癌細胞株でNPRL2の蛋白発現が有意にシスプラチン感受性と相関していることを発見し、NPRL2遺伝子を導入した結果シスプラチンを再感受性化した。そして、シスプラチンの同量投与でNPRL2-トランスフェクションした細胞では導入されなかった細胞と比較して腫瘍細胞の生存能力抑制力が40%高まり、カスパーゼの活性化によってアポトーシス誘導率が2〜3倍増加した。さらに、NPRL2とシスプラチンによるH322ヒト肺癌マウスモデルの全身治療は、有意にシスプラチンの治療効果を増強し、シスプラチン耐性を克服した。(P < 0.005)これらの発見はNPRL2が、非小細胞性肺癌(NSCLC)に罹患した患者においてシスプラチンへの反応が予想される潜在的なバイオマーカーであり、NPRL2によりシスプラチンへの反応が促進され、シスプラチン抵抗性の腫瘍の感受性を回復することも示唆された。

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