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九州国際大学付属高校サッカー部コミュの〜九州国際大付属取材レポート〜第85回全国高校サッカー選手権

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九州国際大学付属高校(以下、九国)の紹介です。学校は福岡県の北部中心都市、北九州市にあります。男子部・女子部・中高一貫部の3部があり、サッカー部員は殆ど男子部(全校生徒999人)に通っています。

 福岡のサッカーを大まかに遡って見ると、昭和50〜60年代に連続して全国へ出場してきた東海大五高校。平成に入って全国三冠、選手権2連覇を達成するなどした東福岡高校が「双璧」と言われてきました。しかし2003年に初出場の筑陽高校が初出場で全国準優勝という旋風を巻き起こし、第3極の台頭が話題になりました。

 その上で、今年2006年に「ニュースター」として現れたのが九国です。3大大会と言われる、総体・全日本ユース・選手権の全てを通して初めての全国大会出場となった九国ですが、その実力は確かなものでした。

 先ずは攻撃陣。10番エースの永井は、全校生徒で一番足が速いとまで言われる俊足FW。正確なタイムは測っていないとの事ですが、私が取材した佐賀東との練習試合(12月17日、5対1で九国の勝利)でも、オフサイドラインギリギリに控えていて、スルーパスに瞬間的に反応した飛び出しで、気が付けばGKと1対1という場面が何度もありました。

 それを演出する選手が2列目に豊富に存在するのも九国の強さ。キャプテンでいわゆるTOP下に位置する14番・MFの葛城は、抜群のボディバランスと意表をつくパス出しが魅力です。またサイドハーフには左に7番・河村、右に17番井上と、チャンスメーカーが控えています。

 さらに私が最も注目したいのが「守備の堅さ」です。これは私の印象では「一級品」。一言で言うと、ピンチの時に「オレンジのバリア」が出来る印象です。チームの正ユニフォームの色はオレンジ色。杉山監督も好きだと言うオランダ代表のイメージですが、的確な位置にサッとオレンジの選手がポジションを取り、なかなか相手FWを中に入れてくれません。

 データの上でも、今年の九州プリンスリーグU-18では、2部で優勝し来年1部昇格を決めていますが、1部・2部合わせて24チーム中、得失点差はプラス18と、堂々の2位。2部8チームでは7試合を戦い5勝0敗2分けと、堅い守備を持ち味に「負けないサッカー」をやり遂げました。

 DFはセンターに186cmと長身の4番・河津裕成選手、カバーリングの上手い18番・林選手が。これにサイドの二人とボランチの7番・嶋井を加え、瞬時に守備の隊形をとる練習を徹底的に積んできたと言います。3年連続の福岡県代表を狙った東福岡を1対0と完封で下した実績が、その強さを示しているといえるでしょう。

 GKは、選手権からスタメンを獲得した12番の梶川と、U-14ナショナルトレセン・メンバーの経験を持つ1番・楠田が、選手権本番でのスタメンの座をかけてしのぎを削っていて、良い緊張感の中でお互いに成長している印象がありました。

 ここまで紹介すると、九国=かなり強そうだな、という印象を持たれた方が多いでしょう。それがそのまま私の受けた印象です。3日間ほどチームを取材したに過ぎないので、決して全てを分かりはしないのですが、なかなか隙を見出せなかったのが正直なところです。さすが福岡代表、そして九州のトップクラスチームだと思いました。

 さぁどうする富山第一・・・。作戦はチームのみぞ知る訳ですが、お互いに過去の試合映像や、対戦経験のある関係者からの情報などを総合して、これからの数日で初戦に向けた作戦を立てるはずです。

 最後に、九国の杉山監督が一番気をつけていた事を紹介しましょう。それは「体調管理」です。感染性胃腸炎、インフルエンザなど、チームスポーツには絶対に避けたい病気の排除を徹底的に行っていました。「持てる力を全て出すために、体調管理を万全に。5試合、6試合戦うつもりでベストコンディションで大会に臨みます」と話していました。

 福岡の、とりわけ約30年ぶりに代表チームが出たことで盛り上がる、地元北九州のファンの期待にどこまで応えられるか。チームの機運と共に、その期待が高まります。

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