ボローニャ国際絵本原画展コミュの2024年ボローニャ展

2024年　イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
板橋区立美術館　7/2～8/12(月・休)
始まりました。

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001836/4001848.html

今年はオンライン審査でしたが、画面で見てデジタル制作のグラフィックなものが
映えて見えがちでしたが、それだけに、多様な表現に目をとめて、
手描きのもの、手書き風のものが、多く選ばれているような印象で、
大きなサイズであったり、立体的なコラージュで、
壁面展示できず、水平に並べてあったり、楽しいです。

国籍も多様で、アジア、ヨーロッパを中心に、
ウズベキスタン、チリ、アルゼンチン、アメリカ、コロンビア、ペルー、
ドイツ、イタリア、スイス、フランス、イギリス、スペイン、カナダ、
イスラエル、ウクライナ、ロシア、ラトビア、イラン、
中国、台湾、韓国、日本、
オランダ、ポーランド、スロヴェニア、チェコ、などなど、
世界中から選ばれています。

中でも、10年ほど前までは、創作絵本が無く教育絵本のみであった中国から、
とてもファンタジックで自由な表現の作品がいくつも選ばれていて時代の変化を感じます。
紛争のある国同士でも、この展覧会では同じ壁面に平和に並びます。
世界中で、子どものためのアートとして価値ある表現、自国の伝統にとらわれず
世界に通じるような新しいスタイルが、生み出されていて活気があり、
とてもうれしい気持ちになります。
たくさんの講座や講演会もあります。

特設ショップでは、ラガッツイ賞の絵本も含む関連の和洋書絵本やグッズもたくさん並び、
購入することができます。
ただし、現金払いのみです。