元気の出る聖書の言葉コミュの清く生きる

【清く生きる】

もし、あなたの手があなたのつまずきとなるなら、それを切って捨てなさい。片手でいのちに入るほうが、両手そろっていてゲヘナの消えぬ火の中に落ち込むよりは、あなたにとっては良いことです。マルコの福音書9:43

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私たちの両手、両足、両目、これらは、私たちが不自由なく生きていくために、神様が私たちに与えてくださったものです。しかし、この神様からの贈り物によって私たちは罪を犯します。

触れてはならないものに触れ、行ってはならないところに行き、見てはならないものを見る。

キリストは言われます。「それらがあなたのつまずきとなるなら、その片方を切って捨てよ」と。神様からの贈り物を悪魔に奪われるぐらいなら、切って捨てたほうが良いと。

もちろん、実際に切り捨てよとおっしゃっているのではなく、それ程の心構えでいなさいとおっしゃっているのです。

私たちの身の回りには悪魔の誘惑が満ち溢れています。様々なメディアによっても惑わしはやってきます。私たちは、それらから完全に遮断された生活をすることはできません。

山奥で仙人のような暮らしをしていても、逃れることはできません。そもそも、そのような生活に逃げ込むこと自体が、悪魔からの攻撃に耐えられないことの証なのです。

キリストは言われました。心に思い浮かべること自体がすでに罪であると。また、パウロは告白しました。内心で罪と戦っていること自体が、罪の支配下にあることの証であると。

私たちを悪魔の誘惑から救うのは、悪魔に打ち勝たれた王の王、イエス・キリストだけです。

「王様、私を今日、悪魔の誘惑からお救いください。あなたが、私を誘い込もうとする悪魔と戦い、これを打ち倒してください。あなたが与えてくださった、この手、この足、この目をあなたの十字架の血で清めてください。これらを尊く用いることができるようにしてください。もっと自由に、もっと大胆にあなたに用いていただくことができますように。」

岩本遠億