元気の出る聖書の言葉コミュの死に備えて

【死に備える】

「主はこう仰せられます。『あなたの家を整理せよ。あなたは死ぬ。直らない。』」イザヤ38:1

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私たちは、いつか必ずこの肉体を脱いで、天に帰らなければなりません。その時が何時かは、誰にもわかりません。

しかし、それが何時であっても、「主よ。備えはできております。私はあなたの御許に帰ります。呼び返してくださることを感謝します」と告白できるなら、どんなに幸いなことでしょう。

古代ユダ王国にヒゼキヤという王がいました。彼は、主を熱心に求め、主の御心に従って、偶像崇拝に堕したユダ王国に宗教改革を断行し、完全な心で主に仕えました。

しかし、預言者イザヤによって死の宣告を受けた時、絶望し、主に延命を求めます。主は、その願いをお聞き届けになりますが、彼が生き延びた残りの１５年は、彼の心は主から離れ、ユダ王国滅亡の下地を作る時となってしまうのです。

主が「帰って来い。あなたの家を整理せよ」と声をかけて下さる時が必ず来ます。その時、私たちは希望を告白するでしょうか、それとも絶望するでしょうか。

イエス様は言われました。「わたしの父の家には、住まいがたくさんある。…わたしは、あなたがたのために場所を備えに行くのだ」と。

十字架と復活によって永遠の命の道を私たちのために開いてくださったイエス様が私たちを招いてくださっています。私たちもイエス様と同じように死に、同じように甦ることができるのだと。

イエス様の希望が私たちの希望となる。イエス様の永遠のいのちが私たちの死ぬべきいのちを呑み込んでくださるのです。

あなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

岩本遠億