元気の出る聖書の言葉コミュの天国も色あせる

【天国も色あせる】

私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。ローマ8:38-39

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天地を創造なさった神様に向かって、「天のお父様！」と呼びかけることができるようにしてくださったイエス様の十字架の血潮、そこに顕された神様の絶大な愛、これこそ、天地を貫く絶対的な力であるとパウロは喝破しました。

天国も地獄も、御使いも悪魔も、キリスト・イエスにある神の愛から私たちを引き離すことはできないと言ったのです。

イエス様を信じて救われたら天国に行けると言われることが多いですが、そこには、天国が目標であって、イエス様を信じることが手段であるという意味合いが含まれ、完全に間違っています。

天国さえ色あせる。それがイエス・キリストにある神の愛だ。「天のお父様！」と呼びかける神様との関係だ。これが絶対的な力だ。ここに人を救う力があるのだ。これこそが全ての全てだ。

躓いたり、失敗したり、傷ついたり、病気になったり、いろいろなことで「天のお父様！」と心から呼ぶことができなくなってしまう私たちです。

しかし、そんな私たちにイエス様は今も十字架の血を注ぎ、聖霊を注ぎ、「天のお父様！」と呼ぶ霊を私たちのうちに吹き込んでくださる。うなだれていた神の子の姿が立ち上がる。

神の愛が私たちを握ってくださっている。地獄はおろか、天国さえ、イエス様にある神様の愛から私たちを引き離すことはできません。神様と私たちの間に割って入ることはできないのです。それほど、私たちは尊いものとされたのです。

岩本遠億