元気の出る聖書の言葉コミュのイザヤ書37:14-16【脅かしを受け止めてくださる神】

ヒゼキヤは、使者の手からその手紙を受け取り、それを読み、主の宮に上って行って、それを主の前に広げた。ヒゼキヤは主に祈って言った。「ケルビムの上に座しておられるイスラエルの神、万軍の主よ。ただ、あなただけが地のすべての王国の神です。あなたが天と地を造られました。」イザヤ書37:14-16

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紀元前７世紀、メソポタミアの大帝国アッシリアの王セナケリブが、小国ユダのエルサレムを陥落させるために将軍ラブ・シャケに大軍を
付け、遣わしました。

セナケリブは、ユダのヒゼキヤ王に脅迫状を送りつけ降伏を求めます。それには、「イスラエルの神には、お前たちを救い出す力はない」という内容が書かれていました。つまり、イスラエルの神など神ではないという主張です。

すると。ヒゼキヤはセナケリブの脅迫状を主の神殿に持って行き、それを主の前に広げるのです。

主に信頼し、主に従おうとする者たちに対する脅かしや攻撃は、主ご自身に対する攻撃である。主はそのようにお考えになり、ヒゼキヤもそのように信じていたからです。

私たちも人から攻撃されることがあり、病気に脅かされることがあります。そんな時、私たちは孤独感にさいなまれます。「私は、この苦しみと不安の中を一人で歩かなければならない」と。

しかし、あなたに対する攻撃や病気の脅かしを、ご自分に対するものとして受け止めておられる神様がおられます。「あなたはわたしのものだ。あなたは一人ではない。あなたに対する攻撃、脅かしはわたし自身が受け止める」と。

自分では解決できない問題、苦しみ、脅かしを主の御前に広げて良いのです。私たちは主のものですから。全部を広げて良いのです。

エルサレムを取り囲んでいた大軍は一夜のうちに疫病で全滅しました。主が働かれたのです。主のものである私たちの人生、私たちの体、私たちの生活にも働かれる神様がいます。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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天のお父様。私たちは攻撃や苦しみを受ける時、孤独を感じます。しかし、あなたは、その攻撃や苦しみをご自分に対するものとして引き受けてくださっているというのですか。あなたは、孤独にさいなまれる私たちを背負ってくださっているというのですか。

私たちの目を開いてください。背負ってくださっているあなたの姿を見ることができますように。私たちの内に外に働いておられるあなたの御手の業を見ることができますように。

主よ、あなたこそ神です。ただ一人の神です。

どうぞお一人お一人の上にあなたの御手を置いてください。全ての脅かしから救い取ってください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億