元気の出る聖書の言葉コミュのマラキ書１章

「わたしはあなたがたを愛している。」と主は仰せられる。あなたがたは言う。「どのように、あなたが私たちを愛されたのですか。」と。…わたしの名をさげすむ祭司たち。あなたがたは言う。『どのようにして、私たちがあなたの名をさげすみましたか。』と。マラキ書1:2,6

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バビロン捕囚からの帰還から１００年、第二神殿の完成から８０年近くが経っていました。祭司たちからは主に対する誠実な思いは消え失せ、礼拝は単なる退屈な作業に堕していました。

主に捧げられる家畜も、人間である総督に差し上げることもできないような傷物の家畜を捧げるほど、主を蔑み、侮っていたというのです。「主は私たちを愛していると仰るが、その愛などどこにも見えないではないか」と。

祭司たちが主の前に開き直り、主を蔑み、白けた心で礼拝を汚していたら、それが民全体に伝染しないわけがありません。心を尽くして主を愛することなど馬鹿馬鹿しいと。

マラキは、このようなイスラエルの危機的状況に遣わされ、祭司たちと民の心を主にもう一度結びつける役割を与えられた預言者でした。

今日の言葉は、牧師、伝道者たちに対する警告です。新しい感動と喜びをもって礼拝に備え、誰よりもまず自分が心から主の前にひれ伏し、罪を悔いているか、主を告白し、感謝し、主の前に喜んでいるか。

朝ごとに新しい主の恵みと愛に感激することを説教者が忘れたら、説教者は信徒をコントロールすることを考えるようになる。礼拝は単なる献金集めの集会、単なる人の集まりになり、そこに不満が生じ、人の批判や対立が生まれるようになる。

朝ごとに新しい主の恵みに感激する新しい心を、今日も与えて下さい。誰よりもまず自分が主の前に力を尽くし、心を尽くし、思いを尽くして礼拝を捧げる者であり続けることができるように導いてくださいと祈りたいと思います。

主は、私たちの心を主に結びつける御霊を必ず注いでくださる。主が約束して下さっています。

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祈り２／２８

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛を注ぎ、御前に引き寄せて下さったことをここらから感謝いたします。

主よ、あなたの恵みは朝ごとに新しい。今日も注がれるあなたの新しい恵みを感謝します。この感激を伝え続けることができるよう、導いてください。

主よ、あなたの御言葉を伝えるためにあなたがお召しになった牧師や伝道者、宣教師たちをかえりみ、満たし、導いてください。礼拝を導くことに疲れを覚えている方もいるかもしれません。メッセージを語る力の不足を感じている方も多いかもしれません。私も力の不足を感じます。

主よ、あなたの僕お一人お一人にあなたの御霊を注いでください。あなたの御霊を注がれ、いつも新しい感動と感激をもってあなたを告白し、あなたの群れを導くことができるよう、力づけて下さい。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億

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皆様

２月２７日のキリストの平和教会のメッセージをアップロードしました。ぜひお聴きください。

説教題目：「絶対的権威、相対的権威」
聖書箇所：ヨハネの福音書１９章１節から１６節

ローマ総督ピラトは、むち打たれ血だらけになって瀕死のイエス様に「私はお前を釈放する権威も、十字架につける権威も持っている」と権威を誇示しますが、イエス様は「もしその権威が天から与えられているのでなければ、あなたはわたしに対して何の権威もない」と断言されます。この極限状態においてもなお毅然と語られるイエス様の権威はどこから来たのか。人の相対的権威の世界に天から切り込んでくるイエス様の絶対的権威について語ります。

ぜひお聞きください。

http://kirisutonoheiwa.greater.jp/kirisutonoheiwakyoukai/

以前の説教は、「説教集」の中にあります。

岩本遠億