元気の出る聖書の言葉コミュのアモス書９章

その日、わたしはダビデの倒れている仮庵を起こし、その破れを繕い、その廃墟を復興し、昔の日のようにこれを建て直す。これは彼らが、エドムの残りの者と、わたしの名がつけられたすべての国々を手に入れるためだ。――これをなされる主の御告げ。――アモス書9:11-12

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主はアモスをとおしてご自身の民イスラエルの罪に対する厳しい裁きを告げた後、彼らの回復をお語りになります。裁きは裁きのためにあるのではなく、罪の滅却と神の民の実存の回復のためにあるのです。

神様はさらにこの回復されたイスラエルの支配が敵国と異邦の国々にまで及ぶと告げられます。ごれは、軍事的支配、政治的支配ではありません。

これより数百年後、エルサレム教会の指導者だったヤコブは、このアモスの預言を次のように解き明かしています。

「わたしの名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようになるためである。」

主の救いと祝福が異邦の国々にまで届けられるようになる。主は、それらの人々を主ご自身の名で呼ばれる者として計画し、備えをなしてくださっているというのです。

アモスがこの預言書を書いたのは、今から二千数百年前。主は、イスラエルの罪と裁きの後に与えられる霊的回復によって、今の私たちをも包み込む大きな救いの計画を立てておられたのです。

今、私たちがキリストの名によってキリスト者（クリスチャン）と呼ばれることは、主の遠大なご計画の中にあったのです。

「神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。神は、ただみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられたのです。」エペソ1:4-5

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り１２／１

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛の御手の中に置いて御前に引き出してくださったことを心から感謝いたします。

主よ、あなたはこんな私を、あなたの大きな救いのご計画の中に置いて下さっていました。地の基がすえられる前から、定めて下さっていたというのですか。

こんな私も、あなたの絶大な恵みによって、あなたの名をもって呼ばれる者、キリスト者として頂くことができました。

全ての罪を覆い尽くすあなたの十字架の血の恵みを誉め讃えます。

主よ、まだあなたに出会っていないあなたの民に出会わせてください。すでにあなたがあなたの名をお付けになった方々、まだそれが人の目には明らかになっていない方々に出会わせてください。そのお一人お一人にあなたの御言葉をお伝えすることができますように。共に御名を誉め讃え、あなたの救いの御業を喜び楽しむことができますように。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億
☆１１月２８日のキリストの平和教会でのメッセージを以下のページでお聞きいただくことができます。「アメージング・グレース」という賛美を書いたジョン・ニュートンについて、日本ではあまり語られないことを含めて説明し、主イエスの御名によって祈る者になっていくとはどのようなことなのか、そこに働く聖霊の御業について語っています。是非お聴きください。
タイトルは、「祈れない者を祈れる者に」
ヨハネの福音書１６章２３節から２８節
http://kirisutonoheiwa.greater.jp/kirisutonoheiwakyoukai/