元気の出る聖書の言葉コミュのホセア書３章

主は私に仰せられた。「再び行って、夫に愛されていながら姦通している女を愛せよ。ちょうど、ほかの神々に向かい、干しぶどうの菓子を愛しているイスラエルの人々を主が愛しておられるように。」そこで、私は銀十五シェケルと大麦一ホメル半で彼女を買い取った。ホセア書3:1-2

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聖書に出てくる非常に重要な行為に「贖い」というものがあります。これは、他人のものとなった自分の土地を買い戻したり、奴隷となってしまった者の身請けをするために代金を支払うことを言います。

ホセアに愛されていながら、恋人たちの後を追い、姦淫を重ねては捨てられ、遂に自分自身を奴隷として売らなければならなくなった妻ゴメル。彼女は、神殿娼婦として売られ、恥辱と絶望の中に落ちてしまったのです。

主は、ホセアにお命じになります。「あなたの妻ゴメルを贖い出せ」と。

主に造られ、主に愛される存在である私たち。しかし、罪の誘惑に負けて、悪魔に捕らえられ、罪の奴隷となってしまいました。逃げ出したくてももう自分では逃げ出すこともできない。

そんな私たちを主ご自身が贖ってくださったのです。主が代価を払って買い取ってくださった。その代価は、十字架の血というイエス様のいのちだったのです。

罪の奴隷となった私にそんな価値があったのでしょうか。私を贖わなければならない理由があったのでしょうか。

ただ、イエス様は、こんな者を愛してくださった。こんな者のためにいのちを捨ててくださったのです。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り１０／１８

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな温かい御手の中に握り、御前に引き出してくださったことを心から感謝いたします。

主よ、あなたは、こんな者のために十字架にかかり、血を流してくださいました。私にはそんな価値があったのでしょうか。あなたには、私を贖わなければならない理由があったのでしょうか。

私には、自分にそんな価値があるとは思えません。そんな理由があるとは思えません。

それなのに、何故、あなたはそこまで愛してくださったのですか。何故、あなたの愛はそんなに深いのですか。大きいのですか。

あなたの御許に帰った時、教えて頂きたいと思います。

主よ、ただ感謝します。御名を誉め讃えます。

尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億