元気の出る聖書の言葉コミュのエゼキエル書１６章

わたしがあなたとの契約を新たにするとき、あなたは、わたしが主であることを知ろう。それは、わたしが、あなたの行なったすべての事について、あなたを赦すとき、あなたがこれを思い出して、恥を見、自分の恥のためにもう口出ししないためである。――神である主の御告げ。――」エゼキエル書16:62-63

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人は、どうしたら本当に罪から立ち帰り、自分の罪を恥じ、主に口答えしなくなるのでしょう。

主は、律法を与え、多くの預言者を遣わして罪を指摘し、主に立ち帰って正しく生きるようにお導きになりました。しかし、イスラエルは主の言葉よりも、罪を愛し、近視眼的な軍事外交政策によって強国の偶像礼拝、悪魔崇拝を積極的に取り入れる愚を繰り返しました。

ついに、主はエルサレムを滅ぼし、生き残った者たちをバビロンに連れ去られますが、そこで主が彼らに与えられた新しい導きは、「赦し」だったのです。

人は、裁きと罰によっては、本当に自分の罪を恥じ、主のもとに立ち帰ることができないからです。どんなに罰を与えられても、言い訳を続けるのが私たち人間の高慢です。

そんな私たちに、主は、裁きに替えて「赦し」をお与えになるというのです。「赦し」とは、主が、罪に穢れた者をそのまま胸の中に抱きしめて下さることを言うのです。そして、罪の代償のために、御子イエス様の血が流されました。

この赦しの中に抱きしめられる時、私たちは、ただ罪を恥じ、言い訳せず、主の前にひれ伏すものとなります。赦しの中に、新しい心が与えられるのです。

今日も、主は、御手を広げ、私たちを抱きしめて下さいます。待って下さっています。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り８／１２

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛の御手の中に包まれ、御前に祈りを捧げられることを感謝いたします。

主よ、あなたは、何と自らを低くなさった神でいらっしゃるでしょうか。私たちを受け入れ、私たちを抱きしめるために、あなたは低くなられました。十字架の死に至るまで、卑しめられ、私たちに赦しを与えられたのです。

あなたに抱きしめられ、赦される時、高慢な心が砕かれます。主よ、罪を恥じます。もう自分に言い訳することもありません。ただ、あなたを誉め讃えます。

主よ、御心にかなうものに、この心を作り変えて下さい。日々、洗い清めて下さい。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億