元気の出る聖書の言葉コミュのエレミヤ書１３章

クシュ人がその皮膚を、ひょうがその斑点を、変えることができようか。もしできたら、悪に慣れたあなたがたでも、善を行なうことができるだろう。［…］ああ。エルサレムよ。あなたはいつまでたっても、きよめられないのか。エレミヤ書12:23,27

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神様は、エレミヤをとおして、エルサレム滅亡の原因が罪にあると厳しくお語りになります。

民のこの罪の性質は変えられないのか？人が生まれもったその皮膚の色を変えられないように、また豹がその斑点を変えられないように、人の罪は、その本質となってしまっているのか？あなたは、いつまでたっても清められないのか？主は嘆き、悲しまれます。

主の栄光と奉仕のために主に結び付けられていた主の民は、豊穣宗教の性的誘惑に呑み込まれて朽ち果て、バビロンに連れ去られてしまいます。

しかし、このバビロン捕囚の後、帰還を許され、エルサレムに帰ったイスラエルは、現在に至るまで、二度と他の神々に膝を屈めないものと変えられました。確かにバビロン捕囚は、神の民から偶像礼拝と淫行宗教を断ち切る、神様の灼熱の高炉であったのです。

自分で自分の罪の性質を取り除くことのできない私たち。神様は、私たちを人生の苦しみという炉の中に投げ込まれることがあります。

しかし、ただ投げ込まれるのではありません。私たちを十字架のイエス様に接木するためです。私たちの痛みをイエス様の十字架の傷口に接ぎ、私たちをイエス様という聖い木の一部としてくださるのです。

イエス様の傷口から流れる十字架の血が私たちを罪から清めて行く。自分で自分を変えられなかった者を、本質的に造り変える力がこの方にはあるのです。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り５／５

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの憐れみと慈しみに包まれ、赦され、御前にあることを感謝いたします。

この罪深い者を受け入れ、我慢し、我慢するだけでなく、愛し、包み込んでくださるイエス様。あなたはまことの葡萄の木、私はあなたの枝とされました。私はあなたのものです。どうぞ、あなたの血を注いで、清めてください。あなたの御心にかなうものと造り変えてください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億