元気の出る聖書の言葉コミュの雅歌３章

私は、夜、床についても、私の愛する人を捜していました。私が捜しても、あの方は見あたりませんでした。・・・彼らのところを通りすぎると間もなく、私の愛している人を見つけました。この方をしっかりとつかまえて放さず・・・。雅歌３章

＋＋＋

神様から離れてしまい、見つけることができない苦しさ、喪失感、そして再会の喜びを語っています。

私も大学生の時、神様のことが分からなくなりました。小学生の時から信じ、この方のために自分の生涯を捧げようと願いながら生きて来た筈なのに、教会の混乱に巻き込まれ、自分自身の罪の中に落ちて、私は信仰を失いました。

夜、寝床で、自分の存在を支えるものを捜しましたが見つけることができず、私は毎晩のように悪夢に苦しみ、病気になってしまいました。

そんな時、私の心をもう一度神様に向けさせてくれる人がいて、私は1981年の夏、教会の特別集会に行きました。

そこで神様は私のところにやって来て、私を癒し、満たし、生かして下さった。その時以来、この方が私の内からいなくなることはありませんでした。私がしっかり握ったというよりも、この方が握ってくださっていた。永遠に握ってくださっている。

一度見失しない、私はこの方の存在の大きさを知りました。そして、再会した時、この方の絶大な恵みと命、栄光と力、永遠の慈しみを知ったのです。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

＋＋＋

祈り１１／２

天のお父様。尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの絶大な恵みと慈しみに包まれ、御前に祈りを捧げられることを心から感謝いたします。

主よ、今日１１月２日は、小学校５年生の時、あなたとの不思議な出会いを与えていただいた日です。主よ、あなたは何も知らない、何も分からないような小さな者にもご自身を顕される方。あなたの光は私を照らしました。

その後、あなたを見失い、絶望の淵に落ちたこともありましたが、あなたの御手は私を握って放さず、あなたとの再会へと導いて下さいました。そして、あの水上の集会での出会いは、私の存在と私の生涯を決定的に変えたのです。

喪失がなければ再会もなく、再会がなければ、私はこれほどまでにあなたを知ることもありませんでした。主よ、あなたは不思議な方です。

主よ、どうぞ今日もご一緒に聖書の言葉に耳を傾ける尊いあなたの子供たちを守り、支え、共にあって祝福して下さい。あなたがどれほど大きく、温かく、栄光に富んだ方であるか、お一人お一人が知ることができますように。

心から感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億