元気の出る聖書の言葉コミュの第二列王記２１章

ユダの王マナセは、これらの忌みきらうべきことを、彼以前にいたエモリ人が行なったすべてのことよりもさらに悪いことを行ない、その偶像でユダにまで罪を犯させた。それゆえ、イスラエルの神、主は、こう仰せられる。見よ。わたしはエルサレムとユダにわざわいをもたらす。だれでもそれを聞く者は、二つの耳が鳴るであろう。第二列王記21:11-12

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ヒゼキヤが主に延命を願った後に生まれたマナセは、南ユダ王国最悪の王となりました。ヒゼキヤの晩年の信仰上の躓きがマナセに悪影響を与えたのかもしれません。また、当時まだ脅威だったアッシリアの歓心を買うため、その宗教的風習を取り入れたということもあったようです。

しかし、彼が行ったことは、主の宮を偶像で満たして汚れた行為を行い、自分の子供を焼いて偶像に捧げるという、実に悪魔崇拝そのものだったのです。

マナセはこの罪のために主に打たれ、アッシリアに捕らえ移されます。彼が悔い改めた時、主は彼を赦し、エルサレムに連れ戻されますが、この罪の影響は深く、ユダ滅亡の原因となるのです。

ヒゼキヤが「あなたの家を整理せよ」という主の言葉に従っていたら、このようなことにはならなかったかもしれません。主に対する不服従は罪を産むのです。

主が私に語られる言葉に耳を澄まし、従うことができますように。自分の不服従が自分に続く者たちの罪を産むなら、こんなに残念なことはありません。

主の御心は何でしょうか。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り５／７

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日も御前に引き出してくださったことを心から感謝いたします。

マナセの罪と、それを引き起こしたヒゼキヤの不服従を思います。国が滅ぼされなければならないほどの罪とあなたに対する不服従。自分たちはそれほど悪くないと私たち人間は思います。しかし、自分の心の中を顧みると、自分の中にも少なくともヒゼキヤと同じ不服従があることを感じます。

しかし、それが自分に続く者たちの罪を生むなら、私は、今もう一度あなたに従うことを学びなおさなければなりません。主よ、どうぞ助けてください。あなたに従うことのできる人間に私を変えてください。導いてください。罪を捨てることができますように。

今日もご一緒に聖書の言葉を読んでくださるあなたの尊い子供たちの上に、あなたの恵みを注ぎ、あなたに従う道を歩ませてください。苦しみや悲しみの中であなたが支えてくださり、生かしてくださいますように。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億