元気の出る聖書の言葉コミュの第一列王記３章

わが神、主よ。今、あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。しかし、私は小さい子どもで、出入りするすべを知りません。・・・善悪を判断してあなたの民を裁くために聞き分ける心をしもべに与えてください。１列王記3:7,9

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ソロモンの王権が確立した後、主が夢に現れて仰せになりました。「あなたに何を与えようか。願え」と。

ソロモンは、善悪を判断して神の民イスラエルを裁くために聞き分ける心を与えてほしいと願います。主は、これをお喜びになり、その願いをかなえるとともに、富と誉れをも与えるとお約束になりました。

与えられた知恵と判断力によってイスラエルを統治し、洞察力のある裁判を行ったことがこれに続く章に書かれています。

一方、ソロモンは、主に従う心を求めませんでした。律法に反して、近隣諸国の王家との政略結婚を繰り返し、晩年には王妃たちが持ち込んだ偶像に自ら跪くようになるのです。また、彼は１千人の女性を集め、ハーレムを作りました。

ダイヤモンドの指輪は、プラチナの台がしっかりしていないと、石がそこから取れてしまいます。賜物はダイヤモンド、人格はプラチナの台です。

主は、この脆弱な人格にも巨大な賜物をお与えになりました。これは何を意味しているのでしょうか。

主は従うことを期待しておられたのではないでしょうか。与えた賜物が生かされることを願っておられなかったでしょうか。

主に従う心を与えてくださいと願い、祈ることがさらに大切ですね。こんな弱い人格にも溢れる賜物を注いでくださるのですから。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り１／２８

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日も御前に引き出して下さいました。聖書の言葉をとおして、あなたの憐れみを知らせて下さることを感謝いたします。

ソロモンは人格的には問題のある人でした。外に向かう知恵や言葉と彼の私的な生活、内面生活の間にある大きなギャップを見ると戸惑うほどです。しかし、あなたは、そんな問題の多いソロモンに、驚くほどの知恵と判断力をお与えになったのです。

また、主よ、あなたがこのような方がたら、私にもこの弱い人格が支えきれないほどの賜物を与えてくださったのです。主よ、この賜物を支え、それを本当に使えるようになるためには、自分の人格ではなく、あなたが与えてくださる品性が必要です。

主よ、どうぞ、あなたに従う心を与えてください。あなたが与えてくださる賜物を支え、生かし、そして、尊いあなたの子どもたちに仕えることができますように。

今日もご一緒に聖書の言葉を読んでくださる尊いお一人お一人をあなたが祝福し、支え導いてください。お一人お一人にあなたの賜物、そして賜物を支える人格をお与えくださり、周囲に祝福と平和を実現していくことができますよう、お導きください。

弱っている方々、困難や痛みの中にあるお一人お一人を覚え、支え、助けてくださいますよう、心からお願いいたします。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億