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特別支援学校教諭コミュの【福祉制度の利用】 移動支援と行動援護の違いについて

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「たのしい障害児教育研究室コミュ」http://mixi.jp/view_community.pl?id=1851699の管理人をしておりますプータローと申します。

先日、僕が今年担当しているTちゃんのお母さんから「移動支援から行動援護に変わるための手続きをするので市の障害福祉課の人が学校に子どもの様子を見に行きます。」という連絡があり、先日市の障害福祉課の方が学校に見えました。

僕はそういう制度があることを勉強不足で初めて知りました。しかし、そういう制度を活用すると保護者も子どもも豊かな生活をすることに役立つだろうなあと思って紹介させて頂くことにしました。

日常の生活の中で「ヘルパーさん」などの福祉制度をうまく使っていくと親も子どもから離れて休養をとったり(レスパイトサービス的利用)、家庭の様々な仕事をしたりするための時間をとったりするとか、子どもの側も親が一人では連れていくことができない様々な施設へ連れて行ってもらえたりというような親から離れた時間を豊かに過ごす経験をすることができたりします。

こういうサービスをいかにうまく利用していくかということが学校との関係と並んで子どもの豊かな生活を保障する上で大切なことではないかと思ったりします。



昨日、家庭訪問した際に「移動支援から行動援護に切り替えができました」という話をききました。

お母さんの話では「移動支援だと単なる付き添いだが、行動援護の方が専門的な指導者についてもらえる。」「移動支援は最長10時間までのヘルパーだが、行動援護の場合は最長25時間まで可能でトイレ指導などもお願いできる」というような話で制度をうまく利用して行く上でこういう事も知っておくべきことだと思い紹介させて頂くことにしました。

以下はネットで調べてみたものです。

移動支援と行動援護の違い
http://yuntapanda.jugem.jp/?eid=824 より引用

2010.02.12 Friday
移動支援があるのに、行動援護を使う意味があるのか?

素朴な質問ですが、本質をつく話で・・こう問われた時に僕ら(支援者側)はどう答えるべきでしょうか?

国立重度知的障害者総合施設のぞみの園が今年度発行したパンフレット『広げよう 社会参加の輪〜行動援護で出かけてみよう』で、説明文があります。

「なぜ、行動援護なの?移動支援じゃいけないの?」こんな話を伺うことがあります。
行動援護ヘルパーは、利用者の皆さんが困ることなく、余暇をより楽しく、より便利に、より充実して過ごすことができるよう支援するために特別な研修を受けたりした、経験が豊富な地域支援のスペシャリストです。移動支援事業とは違う以下のような専門性を持っています。

?視点・・障害特性、皆さんの困りごとを理解するための専門的な視点を持っています。
?計画づくり・・一人ひとりのニーズに合わせた計画をつくり、安心して外出できるよう事前に準備をします。単なる移動の補助でなく、利用者の方々の要望に応えて、いままで行ったことのない場所や施設を利用するお手伝いを行います。
?支援技術・・外出先で予想しなかったことが起こっても、利用者の方にとって最も良い方法で支援する研修を受けたり、経験を積んだヘルパーが必ずお手伝いします。
そのために、いつも適切な対応ができます。

多くの皆さんが行動援護を上手に活用し、安心と自信を持って地域での暮らしを築いていかれることを願っています。また、このパンフレットをご覧になって、より詳しく知りたいと思われたら、迷わずに行政に相談しましょう。皆さんの声が行政を動かし、明るい暮らしを築くことをあわせて願っております。

といった文面です。
この内容を読んで・・しびれたと、うちのヘルパーが言ってました。(うれしいですね、率直に・・)
行動援護サービスが地域に根付くということは安心して暮らせる社会になっていくともいえると思うのです。

それと僕の、主張は・・行動援護サービスが広がっていくには担い手も必要です。その担い手は現在、行動援護ヘルパーとして活躍しているヘルパーはもとより、次にくるのは今まで、行動障がいのある方々と実際に支援してきた施設職員だと思うのですよ。そこから、行動援護ヘルパーが増えないと質・量とも担保できないと思っています。
もちろん、施設職員であれば、支援技術が皆さん優れているとはいえないでしょうけどね。
そこに行動援護研修がからんでいくことが大切なんだと思うのです。

【障害者自立支援法における「行動援護」と「移動支援事業」のちがいは?】
http://okwave.jp/qa/q4229439.html
障害者自立支援法における「行動援護」と「移動支援事業」のちがいは?
当方,福祉についてはまったくの素人です。
障害者自立支援法において,自立支援給付の「行動援護」と地域生活支援事業の「移動支援事業」のちがいは?
条文の見方もわからず,まいっています
国のホームページの説明では,いずれも外出時の支援という表現ですが,具体的な内容や利用の仕方に違いはあるのでしょうか?
わかりやすい説明,一覧など,ネットでも探してはいますが見当たりません。勉強不足で恐縮です。
よろしくお願いします。

投稿日時 - 2008-08-05 13:30:32

質問者が選んだベストアンサー東京都社会福祉協議会が出版・販売している「障害者自立支援法とは…」という制度学習用のブックレットには、わかりやすくコンパクトにまとまっているので、制度の勉強用にはいいと思います。値段も安いのでお勧めです。

投稿日時 - 2008-08-07 00:41:42

コメント(6)


こんばんはわーい(嬉しい顔)

特別支援学校で教員をしています

去年までコーディネーターをしていた関係で、少し知っていることをお伝えします

勇気りんりんさんがおっしゃるように、移動介護(一般にガイドヘルパーとも呼ばれます)と行動援護の違いは、ヘルパーさんの専門性が大きく違いますね

不適応行動を起こしやすい自閉症の方や、障害が重度の方は、移動介護だとお断わりされてしまうことがあります

制度的な観点からいうと、自立支援法の枠の中で、国から援助される(金銭面)のが行動援護、地方自治体(市町村)レベルで「地域支援事業」として運用されるのが移動介護です。

なので、移動介護の支給決定時間数は、一律10時間ではなく、市町村によってまちまちですし、どんな状況で使えるかについても、市町村によって違います

たとえば、A市では義務教育段階のお子さんについて、通学の支援についても利用を認めてくれるけれど、B市ではまったくダメとか

C市では10時間だけどD市では15時間までOKとか…


また、移動介護は自治体の中で承認を得ればいいわけですが、行動援護の申請については、しかるべきルートを通す必要があるので、ケースワーカーによっては、保護者にすすめない(面倒だからexclamation & question)人もいるらしいですよがく〜(落胆した顔)


支援事業所に関しても、得意、不得意があったりするので、地域にどんな事業所があるのか知っておくといいのですが、なかなか担任はそこまで情報を持っていないですよね


そこで、「地域支援事業」の一つとして、各自治体で「相談支援事業」をするようになっています

要は「福祉なんでも相談」をするってことなんですが、私の職場のまわりの自治体のほとんどは、相談のノウハウを持った民間事業所に委託しています


周囲の自治体がどんなところに相談支援事業を委託しているか知り、普段からそういうところとつながっていると、「こんなケースだけど、お願いできる事業所はありますかexclamation & question」というような相談にものってもらえたりしています
>えっぽ さん

詳しい解説ありがとうございます。

福祉は知らないでいると使えないことがあるので、このようなことは多くの人に知って欲しいと思ってトピを立てさせて頂きました。

行動援護の方が専門性の高い人の支援をお願いできますし、国の事業のようで利用時間数も多いようなのでぜひ多くの方々に利用してもらいたいと思います。

ただ地方自治体によってはそのようなスタッフが十分用意されていないこともあるようで、これから専門的な支援ができるスタッフの要請がさらに求められるところでしょうが。ぴかぴか(新しい)チャペルぴかぴか(新しい)
行動援護の導入にあたり、「障害」者当事者やサービス提供事業所からは疑問や抵抗も大きかったようです。
あまり広まっていないのは、制度の趣旨や枠組みが受け入れられにくかったことが背景としてあるのではないでしょうか。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://search.mobile.yahoo.co.jp/onesearch?fr=m_top_y&p=%8Ds%93%AE%89%87%8C%EC%81%40%96%E2%91%E8%93%5F

自立支援法後の新法もどうなるかわかりませんが、行動援護の位置付けや利用方法については見直しがあるのではないかと思います。

>☆Nissy さん

自立支援法は「自立阻害法」などとも言われてましたよね。

新法では本当の意味での自立を支援する法律ができるといいなあと思います。

行動援護は制度としては十分サポートも用意されていないようなので、援助できるスタッフの養成も含めて多くの人々が使えるものになっていければいいなあと考えています。

上でご紹介頂いたURLが間違いがあるようでうまく開けませんので正しいURLを再度貼り直して頂ければ嬉しく思います。

また「制度の趣旨や枠組みが受け入れられにくかったことが背景」などお教え頂ければ嬉しく思います。

ぴかぴか(新しい)チャペルぴかぴか(新しい)
> 勇気りんりんさん

すみませんexclamation
URLが変でした・・・。
今度はどうかな

http://www.sugi-co.net/problemkodoengo.pdf

>☆Nissy さん

お手数をおかけしました。今度はうまく開くことができました。


この資料の最後の部分で

>本来、支援費制度が始まってから、望まれていたサービスは、機械的に身体介護の有
無で分けることではなく、長時間の見守りを中心とした、その人に寄り添い、その人の
生活の安定と積極的な社会参加を実現させるための日常生活支援の知的版といったサー
ビスの適用だったはずである。行動援護のように5 時間という限られた時間で制御や予
防といった対応が成立するものでないことは、障害者福祉の関係者ならずとも承知のは
ずと思うのだが・・・。仮にこの「行動援護」の基準をあくまでも適用するのであれば根本
的な基準の見直しと、事業者の資格要件の規制緩和が必要である。また、ここで10 点以
上に該当するような人を対象とする場合は1 対1での対応は困難であることは明白であ
る。2 人対応が望まれる。

>今回の自立支援法で移動介護は地域生活支援事業の中に位置づけられている。移動介
護の概念についても、移動介護とは単に、移動に付き添うという意味でだけではなく、
その人にとってのまさに自立支援であるという考えを明確にするべきであり、そうであ
るならば、移動介護が個別給付であるべきことは余りに当然の考えである。
支援者・ヘルパーにとって必要なのは寄り添う感性が第一であり、機械的な経験年数では
ない。サービスの効率性と資格による専門性を求めることが、居宅事業者の撤退を招き、さ
らに、多くの支援を必要としている障害者自身の生活を土台から崩すことのないよう、見直
しをしていただきたい。

といったように書かれていますが、色々と問題の多い制度であるようですが本当に障害を持った方々や家族の方々がうまく利用して生活を豊かにしていけるような制度ができるように現場の声をしっかりと反映した福祉が実現できるようになっていったらいいなあと感じています。

ぴかぴか(新しい)チャペルぴかぴか(新しい)

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