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朱川湊人コミュの『ウルトラマンメビウス』

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すでにご承知の方もいらっしゃるでしょうが、朱川湊人が、現在放映中の『ウルトラマンメビウス』のシナリオを3本書くことになっており、その1本目が今月11日に放映されます。

今回放映される作品のタイトルは「怪獣使いの遺産」。
これは『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いの少年」の続編的な作品だとのことで、後の2本は来年1月13、20日に放映されるとのことです。

  怪獣を搭載した謎の飛行物体が地球に飛来し、対話を求めてきた。
  地球との友好を結びたいと言う。彼の名はビオ。
  30数年前、地球で殺害されたメイツ星人の同胞であった?。

拙論「郷愁の薄暮地帯 ―― 朱川湊人論」(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=170883485&owner_id=856746)でも触れたとおり、朱川湊人は昭和30年代後半生まれの、まさに「ウルトラマン・仮面ライダー」世代であり、そのあたりは『花まんま』の読者には周知のとおり。朱川は11月1日付けの『読売新聞』夕刊のインタビューで、『ウルトラマン』のシナリオならお金を払ってでも書きたかった、と興奮気味に語っています。

特に今回の作品「怪獣使いの遺産」の元となった「怪獣使いの少年」は「差別」の問題を扱った、「ウルトラ」シリーズの中でも指折りの傑作(評論家 切通理作には『怪獣使いと少年〜ウルトラマンの作家たち』という著作もあるほど)で、朱川としても半端なものにはできないという覚悟があるでしょうし、その反面「差別」問題に興味をしめす朱川なら、むしろこのテーマを掘り下げる自信があってのトライなのではないかと期待されます。

とにかく、朱川湊人が大好きな「ウルトラマン」に捧げたオマージュ作品「怪獣使いの遺産」を、ぜひお見逃しなく!

コメント(2)

トピックを立てた者の責任として、朱川さんがシナリオを書いた、『ウルトラマンメビウス』の「怪獣使いの遺産」について、感想を書いておきたいと思います。

まず、私は本放映を見ることができず、ビデオも撮っていなかったので、友人が録画ビデオを貸してくれるのを待っていました。それで、やっと昨日、それを見ることができたんですが、――その出来は、お世辞にも誉められるものではありませんでした。
それまでに、特撮サイトなどで「否定的な評判」が立っているのは知っていましたが、その覚悟をもってしても、やはり落胆せざるを得ない出来でした。
放映された作品の不出来は、朱川さんだけの責任ではなく、第一義的には、演出をした監督さんの責任だということになるのでしょうが、それでもシナリオライターの責任は免れ得ないと思いました。

結論から言うと「問題意識が露骨すぎる、陳腐な人情話」に堕してしまっている、ということにでもなるでしょうか。昨今の東アジア情勢を意識し「恨みと赦し」をテーマとした点は評価できるものの、父親を粗暴な地球人に殺された異星人の恨みを解くのに、それまでの地球人を乗り越えていくであろう「子供たち」を安易なかたちで押し出したのは、テレビ画面で見ていて、なんとも陳腐で、つらい思いをしました。

名作を踏まえた作品だけに、この程度の出来では、傑作へのオマージュではなく、安易な追随であり「冒涜的な作品」だと反感をもたれたのも、致し方のないところでしょう。

来年1月には、朱川さんがシナリオを書かれた、残り二本が放映される予定ですが、汚名挽回となることを、心より期待しております。

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