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ビジネスヒント研究会コミュのマイクロファイナンス

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最近、少し気になっていた話題です。

グラミン・バンク創設者ムハマド・ユヌスのノーベル平和賞受賞。

個人的には、こういう事業をぜひやりたいと思う手本のような方です。

事業として収益性が高く、かつ、社会貢献性が高い事業。
あまり調査できてませんが、私なりに感じたところをつれづれと。

簡単に紹介すると、貧困層を対象にした低金利の無担保融資事業です。年利20%程度というから、日本の消費者金融とさほどかわらない。しかも、返済率99%以上らしい。(本当?)

本部はバングラデシュの首都ダッカ。2006年5月現在、2,226の支店を持ち、バングラデシュにある村の86%以上にあたる、72,096の村でサービスを行っているとのこと(すごいですね)。667万人の借り主のうち97%が女性。

所感ですが、手数料20%で、貸し倒れ率が1%というのは、儲かりすぎですね。日本の消費者金融でも2%前後(1.5%〜2.5%)というのが相場なので。貸付金額のロットが日本より小さいことを考えれば、非常に優良な債権です。ただし、回収の手間が大変そうですが、そこをうまくシステム化して販管費を浮かしているんでしょうね。

ムハマドさんの優れているところは、このリスク性の高い融資に対して、リスクヘッジの方法をうまく考えたところ。

<リスクヘッジの方法>
1:借り入れは、5人でグループを組み、お互いに事業計画をチェックする。

2:融資を受けられるのは順番で、最初に融資を受けた2名が返済できるまで次の人は融資を受けられない。

3:返済は5人の連帯責任となっています。

4:仲間内での相互監視やプレッシャー、助け合いなどが働く。

連帯保証契約が厳しくなり、借入れ制限が付いた形ですね。
地域の人間関係を担保に、貸付を行なうという、よく考えたなあと思う手法です。

この事業から私なりに頂いた新事業発想のエッセンスとしては、

1:一般的に企業がサービスの対象外としていたような顧客に対しても、工夫次第で、優良顧客に変えてしまうことが可能。
⇒マイクロファイナンスでは、リスクテイクの方法に知恵を絞ることで解決。
⇒今、サービスの提供先から外している方々も顧客として再考できないか?考えてみると新たなチャンスが出てくるかもしれないですね。

2:困っている社会的弱者にフォーカスを当ててみる。
⇒今、私も色々と考えてみているところですが、
 何かしらの社会的弱者を顧客対象として考え、ビジネス
 として成立させるという視点は、今まであまり考えて
 来なかった内容だと思います。単なる援助の対象
 としてのみ捉えられてきていたので。

3:リスクヘッジの方法も知恵次第でなんとかなる。
⇒バングラデシュと同じ方法で、他の国でも実施し、
 失敗している例が出ているらしいが、当たり前の話ですね。
 かなり地域差が出てくるモデルでしょうね。これは。
⇒マイクロファイナンスでは、5人の連帯責任と相互監視の点 が面白いです。
⇒これを既存のビジネスに転用できないか?と、今、色々
 と考えてます。
⇒特にインターネットサービスでは、個人に対する信用性が
 低いので、こういった連帯責任モデルを導入すると面白く
 なるサービスがあるかもしれないですね。

何か転用できそうなアイデアなどあれば、ぜひ書き込んでくださいませ。

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