こういうパターンの曲にメロディを付けるときは、必ず米米CLUBが頭に浮かびます。ぼくの小中学時代の音楽的教材が、米米CLUB一色だったからでしょう。過去にも「People on the floor」というディスコナンバーがあり、ライブでの盛り上げを手伝ってくれていますが、それをさらに上回るキラーチューンの誕生です。 歌詞先行の作曲方法が今回のテーマだったのですが、こういう「ノリで一発」的なものはあまり頭で考えず、メロディに導かれるまま言葉を乗せようと考えました。だから作詞面ではイレギュラーな存在です。 真面目な恋愛が多かった分------、あいにく大人の男のセクシーさは持ち合わせていないので、少しスケベな向井隆昭で行こうと思って書きました。 米米CLUBを思い浮かべて書いたメロディに水江洋一郎さんのブラスが入って、さらに米米的ゴージャス・サウンドに仕上がっています。またそこに加えられたエレクトロが2000年風であり、80'sな感じでもあり、思わず腰が動き出すのではないでしょうか。クラブに一度も足を踏み入れた事の無いぼくが、想像で書き上げた出逢いの形。ちょっと可哀想ではありますが、余り深く考えないで聴いてもらえればと思います。