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SPLAYコミュのMySpaceセルフライナーノーツ

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皆さんは「My Space」知ってますか?

http://www.myspace.com/splayofficial

SPLAYのPVが見れたり
アルバムの曲が試聴出来たり
ブログも読めちゃう!!

SPLAYめっちゃ良いよ!って友達に
オススメするのにもピッタリですよ〜♪


『AFTER THE MELODY ENDS』のセルフライナーノーツが見られます!
これを読んでからアルバム聴いて見た方、語りましょう♪


以下MySpaceより

1「冬の空」
作詞・作曲/向井隆昭 編曲/SPLAY、松岡モトキ
(MBS-TBS系全国ネット「世界バリバリ☆バリュー」エンディングテーマ)

 日本語タイトルのものは全て'07年に入ってからの作品ですが、特にこの「冬の空」はアルバムの曲出し終盤に生まれた曲です。「瞳」や「ソングブック」に続く、アルバムの核となる曲が欲しいなと思い、歌詞を書き始めたのを覚えています。
 愛する人との別れに直面している主人公。別れに打ちのめされ俯いたままそこから動けずにいるとか、別れを受け止め前を向いて歩き出そうとしているみんなに捧げるバラードです。別れは辛いものだけど、明日は容赦なくやって来る、何よりぼくらは生きている。だから前に進もうという気持ちも込められています。
 2番サビのフレーズ「この恋が途切れた瞬間の あの音を聴こえない振りをした」が、アルバム・タイトルの「AFTER THE MELODY ENDS」に繋がっていたりもします。
 実はサウンドがThe Carpentersを目標にしたことは、「ふざけるな」とお叱りを受けそうなので内緒にしておきますが……先行シングルの「瞳」はスプレイで在る程度まで完成させてからプロデューサーの松岡モトキさんに届けたので、彼との実質的なセッションは「冬の空」からだと言えるでしょう。松岡さんのプロデュース力に圧倒されながらも、その柔らかな佇まいに、いつも現場は明るい笑顔が絶えませんでした。彼の率いる制作チームもすごい方達揃いで、そこで生まれる勢いや光が、アルバムをさらに感動的な世界へと広げてくれたのを証明してくれている曲でもあります。

2「Farewell morning light」
作詞/向井隆昭 作曲/道本卓行、向井隆昭 編曲/SPLAY、松岡モトキ

 サウンドの方向性として、これはスプレイに昔からあるものなのですが、こうして音源化されるのは初めてです。力強い8ビートと歪んだギターが、曲の世界を物悲しくも儚く縁取ってくれています。また間奏とエンディングのヴァイオリンはエレクトリックとアコースティック・ヴァイオリンの四重奏になっていて、歌詞にある主人公の不安を煽っているようです。
 決して結ばれることのない恋の結末。その最後の場面は皮肉にも、全ての始まりの象徴であるはずの「朝」だったというストーリー。朝に別れてしまう事で、二度と重なる事のないふたりの生活が、別々の方向に向かって始まっている。そんな所も表現できたのではないかと思います。
 この曲のタイトルが1stアルバムのタイトルと同じなのは……曲のアイデア自体は去年からあったのに、形に出来る力が無かった自分達へのリベンジの意味も込められています。

3「Echo again」
作詞/向井隆昭 作曲/道本卓行、向井隆昭 編曲/SPLAY、片岡大志
(テレビ東京系アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」エンディングテーマ)

 このアルバムのなかでは異質と感じられる作品かもしれません。スプレイ史上、最も悩みに悩んで産み落とされた作品ではないかと、振りかえって思うからです。そして制作中というよりも、この曲のリリース後のツアーやコンベンションでの経験がアルバムの方向性を指し示してくれたし、今何故スプレイがここにあるのか--という原点を見つめ直すきっかけを与えてくれた曲でもあります。ぼくらが次のフェイズへと向かった、一歩手前の作品ではないでしょうか。
 サウンド面では、初めて打ち込みを導入しました。
 歌詞は上京し、日々の暮らしの中で故郷を、そして残して来た恋人を想う心情を綴りました。今聴くと、当時の迷いや葛藤が浮かんで、何故か余計に愛しくなる作品でもあります。

4「そらにうたう」
作詞/向井隆昭 作曲/道本卓行、向井隆昭 編曲/渡辺善太郎、SPLAY

 プロデューサー渡辺善太郎氏と、最初のセッション曲。彼は第一印象の「恐い」イメージとは全く正反対の優しく温和な方で、その飾らない格好良さや自然な立ち振る舞いが、アルバムのあちこちに優しい風を吹き込んでくれました。
 これは恋人が死んでしまう歌です。が、「いつまでも忘れないでいてね」という最後の約束を守って、恋人が好きだった歌を少しでも届くようにと空に向けて唄い続けるという、力強い純愛の歌でもあります。
 自分が死ぬときに何が一番心残りだろうかと考えたときに、「忘れ去られる」ことが一番辛いと考え、「忘れないでいて」と願うだろう、という所から歌詞を書き始めました。
 幸い実際には経験していませんが、ちゃんと書き上げられたのではないかと思います。

5「レインコート」
作詞/向井隆昭 作曲/道本卓行、向井隆昭 編曲/SPLAY、松岡モトキ

 ぼくらスプレイは、4人とも中型のバイクに乗っています。バイク乗りにとって雨というのはとても厄介な代物で、降り始めるとどこにも行けなくなるし、危険も急激に増してしまう、書いてるだけで気が滅入ってしまうぐらいなものなのです。
 そんな障害を越えてまでも逢いたい人がいる、というのがこの曲のテーマ。
 好きで好きで仕方ない、この想いこそが全てを突き動かしている。恋が持つ、ある種理不尽な衝動を表現できたのではないかと思います。
 個人的にはこういう恋愛が好きです。

6「ぼくはまだ夜の中」
作詞・作曲/向井隆昭 編曲/SPLAY、松岡モトキ

 書き上げたタイミングとしては、「瞳」と同時期の曲。真夜中に自宅でパソコンの前に座り込み、こつこつ歌詞を書いている、その瞬間を切り取りました。ベースの東俊介も「夜型人間のテーマソングだ」と共感を感じてくれているようです。
 一日中部屋の中にいると、薄い窓ガラスの向こうさえもが果てしなく広い世界で、まるで自分がそこに属していないような錯覚に捕われる時が有ります。特に夜が明けて行く様を見てしまうと、より孤独を感じ、不安が込み上げてくる。そして強く誰かを求める……。きっと聴いてくれている皆様にも、同じような経験があるのではないかと。なので「夜型人間のテーマソング」だと、ぼくも思うのです。

7「瞳」
作詞/向井隆昭 作曲/向井隆昭、道本卓行 編曲/SPLAY
(FM三重2007年12月度パワープレイ)

 今年の個人的な重大ニュースは間違いなく、この「瞳」を書き上げられた事。歌詞先行の作曲という新しい試みに、自信と勇気を与えてくれた楽曲だからです。
 スプレイの曲の中で最も優しい響きをもった、あたたかな曲。なにより歌詞を書いていて感じたのは、上京した自分の日々や生活が、「この街にあったこと」でした。未だに知らない街や駅も多いのですが、間違いなく「この街で暮らしている」という実感が、この曲を書かせてくれました。
 人込みを歩き、行く先のある人たちの確かな足取りに押されて、自分が一体何者なのか、何処へ行こうとしているのか……「確かなもの」を見失った主人公が、心許せる大切な人の瞳に映る自分を見て、「確かなもの」を再確認する。そんな歌です。
 今を生きる人にとって、「居場所」というものは本当に大切なキーワードだと思います。何かを真剣に人に伝えるとき、人は目を見て話す。それを真剣に受け止める側も、またその目を見て聞いている。その瞬間こそが、何の迷いもない確かな居場所ではないかと思うのです。
「冬の空」同様に生の弦が導入されています。岡村美央ストリングスの素晴らしさを、初めて目の当たりにした曲でもありました。

8「Star blues」
作詞・作曲/向井隆昭 編曲/渡辺善太郎、SPLAY

 渡辺善太郎さんプロデュースの2曲目。彼の岡山弁がスプレイ内で大ブレイクし、この曲のトラックダウンの際には実際に本人の前で披露し「ちょっと違うのぉ」と突っ込みを頂いた事を覚えています。
 英語タイトルなので去年の作品なのですが、メンバーからの評判もよくアルバムに収録する事になりました。このアルバムの中で唯一「幸せな恋愛」を描いた楽曲です。
 仕事を終えて夕食も済まし、寝るまでのぽっかり空いた時間のポケットの中で静かに寄り添うふたり。荒々しい恋の時を過ぎて落ち着き、でも冷めた訳ではないし愛が薄れた訳じゃない……そんな素晴らしい関係のふたりは呼吸も生活のリズムも、同じように一つになっているのではないかと思って書きました。
 ふと寂しさが襲っても、名前を呼べば返事が返ってくる。素敵な事です。


9「まぼろし」
作詞・作曲/向井隆昭 編曲/SPLAY、松岡モトキ

 ニューミュージック的なサウンドが歯切れよく、また歌詞の世界をより切なく表現してくれています。このアルバムの大半をプロデュースしてくれた松岡モトキさんのタンバリンさばきが、キラリと光ります。
 恋愛における「届きそうで届かない距離」というのは、曖昧な関係よりも近く、そして近い分どうにもならないもののような気がします。ぼくは好きな子と出かけるときは少し後ろを歩くのが好きなのですが、それは風になびく髪や、鞄の揺れるリズムを見ていると、より一層愛しくなるからです。そんな所も隠さず書けたことが、この曲の世界の密度を高めてくれたような気がします。生々しい温もりというものが宿っています。

10「ワンモアタイム」
作詞/向井隆昭 作曲/道本卓行、向井隆昭 編曲/SPLAY、水江洋一郎

 こういうパターンの曲にメロディを付けるときは、必ず米米CLUBが頭に浮かびます。ぼくの小中学時代の音楽的教材が、米米CLUB一色だったからでしょう。過去にも「People on the floor」というディスコナンバーがあり、ライブでの盛り上げを手伝ってくれていますが、それをさらに上回るキラーチューンの誕生です。
 歌詞先行の作曲方法が今回のテーマだったのですが、こういう「ノリで一発」的なものはあまり頭で考えず、メロディに導かれるまま言葉を乗せようと考えました。だから作詞面ではイレギュラーな存在です。
 真面目な恋愛が多かった分------、あいにく大人の男のセクシーさは持ち合わせていないので、少しスケベな向井隆昭で行こうと思って書きました。
 米米CLUBを思い浮かべて書いたメロディに水江洋一郎さんのブラスが入って、さらに米米的ゴージャス・サウンドに仕上がっています。またそこに加えられたエレクトロが2000年風であり、80'sな感じでもあり、思わず腰が動き出すのではないでしょうか。クラブに一度も足を踏み入れた事の無いぼくが、想像で書き上げた出逢いの形。ちょっと可哀想ではありますが、余り深く考えないで聴いてもらえればと思います。

11「Sakura addiction」
作詞/向井隆昭 作曲/向井隆昭、道本卓行 編曲/SPLAY
(テレビ東京系アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」エンディングテーマ)
(「Sakura addiction」"雲雀恭弥 vs 六道 骸"のオリジナル・バージョン)

 2ndと3rdシングルで、スプレイが大変お世話になったアニメ「家庭教師ヒットマン REBORN!!」のキャラクター雲雀恭弥(声=近藤隆さん)と六道骸(声=飯田利信さん)に楽曲提供したもののオリジナル版です。アニメファンからは「ビール Ver.」なるサブタイトルも頂き、スプレイの名を広めてくれるもとになりました。
 実は20歳になってすぐくらいの頃に作り、かなり前からライブで定番になっているナンバーで、「春だけ」大切に演奏してきた曲なのですが、それまでは何にも真剣には取り組まず、逃げてばかりいた自分が振り返ったとき、何も残ってないと感じたことがきっかけで書き上げました。
 そんな自分も、今では音楽と真剣に向き合えていることを、メンバーやスタッフ、何よりこの曲に感謝しなければなりません。また最近の曲と聴き比べても、自分としては余り差がないように感じるのは……成長をしてないからなのか、このアルバムの曲達がスプレイの原点回帰的な要素を含むからなのかは、ご想像にお任せしましょう。
 楽曲提供という行為はぼくの個人的な夢でもあったので、それが叶えられた事と、オリコンチャートにスプレイの名前が載っていたときには正直、感動を覚えました。いつかは自分達が唄う楽曲で載ってみたいなと、今は願うばかりです。アルバムで「ソングブック」の前にこの曲を置いたのは、曲の中の「胸の奥しまいこんだ 青臭い言葉並べた」というフレーズにぴったりつながると考えたからです。

12「ソングブック(Album Version)」
作詞・作曲/向井隆昭 編曲/SPLAY

 ぼくらスプレイの超自信作である最終曲。実は「瞳」のカップリングとして収録する時点で、すでにアルバム・バージョン冒頭のピアノと声だけの部分と、終わりの合唱部分を想定して書いていました。冒頭では独りぼっちだった主人公の声が、この曲を通して同じ気持ちを持つ仲間と共鳴しあい、みんなで唄うみんなの歌になったという設定です。
 何度も書いていますが、今年の後半は歌詞先行の曲作りがメインでした。それは何より、この曲を書きたいという気持ちから始まっていたと思います。今この曲を書かないと、今みんなで奏でないと……と強く思って衝動のまま曲を書いた事は、思えばスプレイ結成のきっかけでもあった「ふられた彼女ともう1度やりなおしたい。そのために気持ちを歌で伝えよう」とした場面と重なっている気がします。

 スプレイにとって本当にこのアルバムが原点回帰かどうかは、自分の中では判断しかねています。本人たちが気付かない所で大きな円を描いて、線はまた始点に還って来たのかもしれません。でもこのアルバムが出来るまでの何年間か……デビュー前後の想いや葛藤、喜び。そして、そのポイントポイントで優しく手を差し伸べてくれた人たち、背中を押してくれた人たちの存在が線を太く強いものにしてくれました。だから小さな小さな始点……出発点を越えた瞬間を、気付かなかったのかもしれない。その全てのお陰で、出発点の向こう側にスプレイはまた進めたのだと感じています。
 本当に、自分達の中で一番大好きなアルバムが完成しました。今まで支えてくれた全ての人や出来事に、心から感謝しています。
 スプレイは、たくさんの人たちに支えられて来たバンドです。個人名をあげて行くときりがないので此処ではひかえさせていただきますが、その人たちがこのアルバムを手に取って聴き終えたあと、今の「スプレイ」の温もりがそっと心の片隅にでも残ってくれれば、ぼくは最高な気持ちです。

- AFTER THE MELODY ENDS -
「ソングブック」のエンディング、合唱のメロディが鳴り止んだその後に、何が残るのか。
 みんなそれぞれ形は違えど、必ずあたたかな何かが、そして「スプレイ」の存在が残ってくれると信じています。(向井隆昭)

コメント(4)

このセルフライナーノーツ見ただけで泣けてきました(笑)
どの曲もこのアルバムからはずせないんだなぁって思いました。

『ワンモアタイム』に「People〜を上回るキラーチューン」と書いてあるので
ライブが楽しみです♪
私もです…てか涙とまらないんです涙特に冬の空ですかねあせあせ(飛び散る汗)切なすぎですが、明日はいやでもやってくるんですよね泣き顔
SPLAYの作品は、歌詞を読むだけでも泣けてしまいます。ほんとに、人の心に届くような歌ばかりですよね泣き顔あせあせ(飛び散る汗)ぴかぴか(新しい)
曲を聴きながらセルフライナーノーツを読んでると
歌詞や音の隅々までSPLAYの愛情を感じる本当ステキなアルバムです♪

沢山の人がこのアルバムをSPLAYを知ってくれるといいなぁ(*´ェ`*)

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