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アドラー心理学コミュの障害者のケースですが

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横浜市内で障害者施設の職員をしています。

アドラーにあてはまるかわかりませんが、施設に通っている人の事で相談させて頂きたく、トピ立てさせてもらいました。

相談対象のケースは34歳の男性利用者です。
身体障害と知的障害を重複しています。
しかし重度というわけではなく、こちらの言っていることはほぼ理解できるようですし、発語はありませんが文字カードなどを利用してのやり取りは出来ます。

問題はまず時間を守らない事。例えば休憩時間が終わってもまだ他の人と話しをしていて作業に移らない、朝は用意に時間がかかり度々遅刻をするなどです。
一時あまりに頻回だったため、作業の工賃を減らしましたが、障害者年金や親からのお小遣いで賄えるせいか、本人はあまり気にならないようです。

また発語が困難なせいで思いが100%伝わらないためか、いわゆるキレやすく、手を挙げて相手を(主に他の利用者)威嚇する時もあります。(実際には職員が止めに入るので叩きには至っていませんが)。

要領もいいタイプで、普段は愛想を振りまき、彼をよく知らない人たちからはかわいがられています。

親子関係は傍から見ている分には、どちらの側からも分離出来ていないような気がします。

母には機嫌が悪いと前述の通り威嚇をしています。(こちらは本当に叩く時があるようです)。

父からはかわいがられているようで、何故か毎日本人の携帯に日中電話が入ってきます。

このような人にはアドラー的にはどう対処したらいいでしょうか?

時間を守らない、工賃を減らしても効果がない、親子関係は分離出来ていない、自分の思いが伝わらないとかんしゃく…

また要領の良さはいい意味で捉えれば世の中を渡っていく術として残していったほうがいいのでしょうか?

何かアドバイス頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

コメント(10)

じぶさんは
その方に対してどんな感情を
感じてらっしゃるのかしら〜?☆

じぶさんが感じている感情によって
対処法が変わってきますよね〜☆

関心をひくなのか?
主導権なのか?
仕返しなのか?
無気力なのか?

じぶさんは
その方と他の方との関係は変えれないですよね〜☆

じぶさんが直接変えれるのは
じぶさんとその方との関係ですよね〜☆
基本的にはふにゃこさんに賛成です。
変えられるのは他人でなくって自分だけですのでね。
彼個人の不適切な行動ではなく、作業所のルール全体を見直してみるのが良いのではないでしょうかね?

そして共通の課題足りえる不適切な行動についてのみ必要に応じて取り上げては如何でしょうか?
わたしも障害者とつきあう仕事をしています。その上で、気づいたことを書いてみますね。
 まず気になるのは、この方が身体と知的障害を重複しているということです。どちらか片方だけなら、一方の方をうまく使ってやっていくことができやすいのですが、両方に障害があると、本人の中で思うようにいかない体験がとても大きくなっているかもしれないなと想像されます。劣等感も大きいかもしれない。彼の様々な「不適切」と呼ばれる行動は、それを背景としているかもしれないと考えてみる必要があると思います。重複の障害を持って生きるということ、職場で働くということ、同僚とつきあうということはどういう体験なのか、彼の「目で見、耳で聞き、心で感じてみる」という視点がまず必要になるんじゃないでしょうか。ディスカレッジされているからこそ、「不適切な行動」を選んでいる、と考えてみること。だからまず、エンカレッジすることがとっても大切なことになるでしょう。
 さて、エンカレッジの方法ですが、こういう行動をとる方に対しては、どうしてもまわりが「問題」という枠組みで見るようになってしまいがちです。すると職員も彼の行動から「問題」のサインをたくさん見つけるようになってしまいます。そして、職員のその方に対するまなざしは他の利用者に大きな影響力を持ちますから、他の利用者さんも彼を「問題」という枠で見、扱うようになっていったりするといったことも起こってきます。すると、当然その方と利用者との関係は悪くなっていきます。(もちろん、直接その方とつきあってイヤな印象を持った方もいるでしょうが、職員が同様の枠組みでその方を見ているのか、また違った見方をしているのかで、他の利用者さんのその方へのまなざしはずいぶん違ったものになるものです)。
 だから、まずかれと関わる職員が彼を見る枠組みをリフレーミングする必要があります。すでにうまくいっている(適切な行動)部分に注目するということですね。
 具体的なやり方をいくつかあげると、(解決構成の考え方ですね)。
?比較的うまくやっている時を見つける。
?一番状態が悪かった頃を0点とし、何とか大丈夫やっていける状態を10点とすると、いま何点かを考える。そして、何点かでも上がっていたら、0点の頃から何が違っているのかを考える。また、どうして上がってきたかを考える。
?今が一番悪い状態という場合は、思考実験として「最悪の利用者さん」というのを想像してみる。実のところ、施設にやってきているだけで、かなり適切な行動をしているし、重複障害があってもやってくるというのは、きっと彼なりにいろんな抵抗感や困難に打ち勝ってやってきているのかもしれない。それに、人嫌いになっていても不思議ないのに、人に話しかけたり、愛想良くして関係を持てるのもかなりすごい。そんなふうに、最悪の利用者を0点と考えて、10点が、理想じゃないけど、まあまあOKと思える状態と考えたとき、何点かを考え、その点数の中身を考えてみること。このとき注意するのは、例えば3点だとして、たりない7点を考えるのではなく、3点の中身を考えること。なぜ0点ではなく、3点も上なのかを考えてみること。
 まあ例えばこんな風にして、すでにできているところ、成長しているところ、その方の能力の側面等に注目してみることが大事だと思います。そして、そこで気づいたことはできるだけ本人に伝えていった方がいいでしょう。
(つづく)
 もう一つは、どんな場所なのかが分からないのですが、利用者さんをグループとして活用できるのならば、グループへの働きかけを工夫した方がいいと思います。
 例えば、職員が全ての利用者さんに伝えたい肯定的メッセージ「ありがとう、嬉しい、助かる、すげえ、こういうのとってもいいなあetc」と感謝や感動を伝えるための壁新聞を用意して、毎日少しずつ、それに「○○さんへ」といった形でメッセージを貼っていくとか。少しずつやって、全員の利用者さんに対して行き渡るようにしながら、そして、利用者さんも、そんなメッセージを書きたくなったら、貼ってもいいというルールにしてやってみるとかね。互いが、イヤなところもあるけど、こんないいところもあるってことに気づきあえると、そしてまた、他の人が自分のそういうところを見てくれていると気づけると、ずいぶんグループ内の関係は良くなってくるし、トラブルも減ってきます。また、トラブルがあっても、解決していく力が増えてくるものです。
 もう一つ付け加えれば、このような形で相互にエンカレッジしていけるような雰囲気をつくり、良い関係をつくると同時に、しっかりと向き合ってその方に伝えていく必要があることも当然出てくるでしょう。アドラー心理学は、それ流にやっていれば、自然にうまくいくといったものではないとわたしは思っています。最終的には、自分自身がその人と向き合っていくことが大事です。その時は、自分自身の人間観や人生観やそういったものが試されるのだと思います。本来、アドラー心理学にしても、「教科書通りや、マニュアル通りにやればうまくいく」といったものではなく、自分自身の考え方や価値観とすりあわせぶつからせながら、学んでいくものだとわたしは思っています。ただそうやって向き合う言葉が相手に少しでも届き、そしてまた相手の言葉がこちらに届くようになるためにも、エンカレッジに基づいた互いの良い関係は前提になるのだと思います。

 その施設がどんな場所なのか分からないままに、いろいろ書いてしまいました。また、ここに書いたことは、必ずしもアドラー的ではないかもしれませんが、何か一つでも参考になったらと思います。わたしは、高校生年齢から20歳までの方達とつき合い、数名重複の方達ともつきあってきました。だから余計に、少しでも、その方が自分自身にとって良い方向に進んでいけるようになるといいなあと祈っています。長文すみません。
皆さん、コメント、アドバイスありがとうございました。

具体的な代替案などはまだ見付けていませんが、まずはこの方を見る視点を変えて行こうと思います。

ゴメンナサイ、今はそれ以上のコメントは浮かんで来ません。
セミナーに参加されるとかしたらどうでしょう?
ヒントが見つかるかも・・。

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