「G-BOOK ALPHA」は、事故や急病時に、警察や消防に接続して緊急車両の手配を要請する「ヘルプネット」を標準装備(基本サービス)とした他、デジタル著作権物保護システムである「G-DRM(Digital Rights Management)」により、楽しみたい音楽を楽しみたい時に車内で購入できるカーオーディオシステムを新採用するなど、安心・安全・快適を高次元で結実させた次世代のテレマティクスサービスである。 また、新開発の専用通信機「G-BOOK ALPHA専用DCM(Data Communication Module)」は、データの通信速度を飛躍的に向上させるとともに、自動車電話と同様の音声通話も可能とするなど、革新的な新技術により、様々な機能を大幅に充実させている。
その他、「VICS(Vehicle Information and Communication System)」の交通情報と過去の統計データから総合的に今後の道路状況を予測し、渋滞を回避した最適ルートを案内する「Gルート探索」を新たに採用するとともに、従来の「G-BOOK」でご好評をいただいている盗難検知・追跡サービス(「マイカーサーチ」)では、サービス名を「G-Security」と一新し、本年夏以降に発売する一部の新型車向けには、ドアロックの閉め忘れを携帯電話にメールで通知するサービスを追加するなど、機能を充実させている。 また、60以上の情報コンテンツの利用においても、オペレーターに口頭で情報検索や配信を依頼できるサービスを追加し、複雑なボタン操作の排除を可能とした。 さらに、「G-BOOK ALPHA」でも、携帯電話を通信機として利用するサービスの提供も設定しており、お客様がブルートゥース通信機能を有する携帯電話、または、同アダプターをお持ちであれば、ナビと接続させて「G-BOOK ALPHA」のサービス(エアバッグ連動の「ヘルプネット」と盗難検知・追跡サービスを除く)を利用することが可能となる。