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上智大学旅愛好会コミュの山陰旅行記 2日目夜〜3日目

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午後7時すぎ、米子の宿「全日空ホテル」到着。前日に負けず良い設備だ。部屋は女の子二人、カズホと自分がそれぞれツイン、けいすけはシングル。女の子の部屋はホテル側が準備できていなかったみたいで、とっても豪華な部屋を用意してくれていたらしい。いいなあ。
午後8時ごろ、本日の夕食を求めて米子の繁華街「朝日町」へ。情報によると「山陰指折りの繁華街で、気がつくと朝日が昇っているからその名がついた」とのこと。
その朝日町の一角にある、宿おすすめの居酒屋「かば」へ。驚いた。忘年会シーズンとはいえ350席の居酒屋が満席とは。
居酒屋っぽさがぐっと高まった以外は、基本的に前日と変わらず各種地酒、地魚を食べる。「ばばあ」と呼ばれるかわいそうな名前の深海魚の唐揚げ(明らかに「フィレオフィッシュ」の味だが・・・)や、ハタハタの干物、それに、えー、あと何頼んだっけかな。とにかく、あつこの酒豪ぶりをみごとに発揮され、細かい記憶が、あー、えーと、とにかくよく飲んだ。
確か「ヤマタノオロチ」という地酒があった。神話の世界ではヤマタノオロチは酒を飲まされて殺される設定なので、頼むとき若干の恐怖を感じた。あとKFCの味付けにそっくりの軟骨の唐揚げも頼んだ気がする。
そのあとローソンに寄って、宿に戻る。確か3時ごろまでしゃべっていたような・・・。

3日目

午前8時ごろ起床。前日フラフラになって寝たためちゃんとシャワーを浴びる。カズホはまだ寝ている。外は雨だ。
午前8時半、全日空ホテルを出発して境港へ。
 午前9時、境港の観光客向け市場に到着。朝なので人も少なく、活きのいいカニはたくさんいるみたいだが、たくさんのみせがありすぎて買いづらい。少し後悔したので、頼んでもう一件の観光客向け市場「なかうら」へ向かってもらう。
 こちらはとても良かった。明るいし、カニの売り場は一軒に絞られているから迷わない。何より「アウトレット蟹」があるのが助かった。
山陰地方で冬の味覚として好まれている松葉ガニ(ズワイガニのメス)は、非常に美味だが高い。いいものは一杯1万円を下らない。「なかうら」では、魚屋に卸しにくい足が1,2本無い蟹を格安で売ってくれていた。生きたままの松葉ガニ(それぞれ足が欠けている)が3杯で6800円だった。自分は決してカニに関して目利きではないが、いい買い物だったと思う。
午前10時「なかうら」を後にして、境港市中心部にある「水木しげるロード」へ。鬼太郎、一反もめんなどの妖怪の銅像を商店街に並べることから始まった、全国でも注目すべき町おこしだ。3年前にきたときも面白かったが、関連する店が増えたり、QRコードを使った案内が新たに始まったりしてさらに元気になっていた。隅から隅まで歩いて見たくなる街としては理想的だ。しかし、旅行前からもっとも楽しみにしていた「和菓子でできた超リアルな目玉おやじ」は痛恨の売り切れ。残念だ。
午前11時、再び「なかうら」へ。朝食を食べていなかったので、早めの昼食をとる。もちろんカニ。一日10食限定の「カニ親子丼(身、内子、外子)」を頼んだのはけいすけとカズホ。今になって思うが、あれはおいしそうだった。普通のカニ丼も十分おいしかったけどね。
さらに、外ではカニの味噌汁がなんと無料サービス。じんわり暖まる。すきっ腹にいろいろ食べたので若干体調に異変を感じる。今後のことを考えてこっそり酔い止めを飲む。
天気は相変わらず悪い。このまま砂丘に行ってもあまり楽しめないと判断し、砂丘の観光時間を縮めて、途中の温泉に寄っていくことに正式に決定。鳥取県中部の倉吉市から山に少し入ったところにある「三朝(みささ)温泉」に向かう。

〈三朝温泉までの途中、はるちゃん、あつこ、自分は後部座席で睡眠をとる。カズホの苗字と同じ読みの「赤碕(あかさき)駅」も通ったらしいが、そのときは寝ていたんだ。ごめんね。〉

午後1時すぎ、三朝温泉のホテル「三朝館」到着。温泉に入る。ここは1000坪の日本庭園の中に露天風呂があるという豪快な旅館で、戦前からの歴史がある。こういったホテルはバブル崩壊、団体客離れで経営難・・・というところが多いが、ここは(風呂は)とても元気だった。シャンプー、リンスがきっちり数種類そろえてあって、女性に好まれるだろうなあという感じ。露天風呂の隣に、着替えずに入れる休憩室もあって、いたるところに趣向が凝らされていた。しかも女湯は週一回の「バラ風呂」だったらしい。宿自体が大きいだけあって、風呂も広い。日帰り入浴で客も少なかったので快適に過ごすことができた。
お湯そのものは全国でも珍しいラジウム温泉(放射能を含むお湯!)なので、なんとなく効きそうな感じはする。飲んでも体に良いらしいが、かなり苦かった。
午後2時30分、三朝温泉を出発。旅行の最終目的地、鳥取砂丘へ向かう。
延々と続く山道。「頭文字D」の世界だ。途中、国宝の「投入堂」の入り口を通り、なんだかんだありながら、無事に鳥取砂丘到着。午後4時になっていた。
雨の鳥取砂丘は靴が汚れるものの、硬くて歩きやすい。ラクダはいなかった。かずほ、けいすけ、はるちゃんの順で砂丘の丘に登っていったが、自分にはそんなにはしゃぐ気力は残っていなかったように思う。
午後4時半、砂丘を出発し途中で給油、鳥取空港へ。レンタカーを返すときにメーターを見たら、なんと411キロ!3日間運転してくれたけいすけに感謝。
忘れていたおみやげを買い込み、午後6時羽田空港へ向けて出発。機内では落語を聞こうとしたが、意に反してほとんどを睡眠時間にあてる。
午後7時20分、羽田空港到着。あつこは翌日、また羽田から中韓2カ国の旅行に行くらしい。すごいね。
午後7時半、羽田空港にて解散。

翌日、カニが届く。心苦しいが生きたまま足を切り刺身、残りはカニ味噌を拾ったあと味噌汁に。カニの刺身が脳に直接訴えてくるうまさは何度経験しても飽きない。


旅行記は以上です。結局8800字ほどになってしまいました。下手な文章にもかかわらず読んでくださった皆様に感謝いたします。
あと少しの大学生活ですが、2008年もよろしくお願いします。

コメント(4)

けんさま最高exclamation ×2わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
ちょっと長くて読むの大変だったけど、忠実に旅程を辿ってるねるんるん
ぼんやりした旅の道のりがはっきりしましたチューリップ
写真はそのうち挑戦してみるねグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
お〜〜〜、けんさま、すごい!
出雲大社いってみたいー。

楽しそうな旅行だったのですね!
思ったより参加人数が少なくてびっくりしました。

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