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予防医学って、何だろう?コミュのT277>お餅をもっと身近に!

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お餅をもっと身近に!

カラオケ実は、お餅大好きなんです。室町時代になると武士の酒の肴としてお雑煮が食べられるようになったなど、正月だけでなく日頃も食べるようにしよう!具沢山の味噌汁に焼餅を入れると美味しいですよ。
 
<詳細>

●日本人とお餅は古い仲

 普段はなかなか食事として食べることは少ないですが、鏡餅やお雑煮などお正月シーズンには欠かせないお餅。そもそも、私たち日本人とお餅には深いつながりがあることをご存知ですか? 奈良時代に書かれた『風土記』にはすでに「餅」という漢字が登場し、また平安時代の大事な行事ではことあるごとにお餅を食べていたようです。
 古来の日本人は、人の命と同じように稲にも稲の霊魂が宿っていると考え、稲を神聖な信仰対象とみていました。そのため、結婚、出産などの人生儀礼や祭りごとなど「ハレの日」と呼ばれる日には、神を招いて新たな生命力を得られるようにとお餅を神様の魂の形(丸)にして必ず食べていました。お餅は現代のようにお正月だけのものではなく、一年の節目節目に登場する大事な食べ物だったのです。
 また、天皇の三種の神器の一つでもある「鏡」には神の魂が宿るといわれ、この鏡に模して作られた丸餅にも正月に訪れる年神や先祖の霊魂が宿ると考えられていました。これが鏡餅です。鏡餅は家の中だけでなく生活するために必要な山や川の神をまつるため、井戸やかまどをはじめ、風呂場や物置、便所にまでとさまざまな場所に供えられていたようです。鏡餅の丸さには「望(もち)」や「円満」という意味があり、神様を迎えると同時に、家族が一年円満に過ごせるようにという願いが込められています。「歯固め」という、固いものを食べて歯の健康を確かめ、長寿を願う儀式にも用いられていました。
 その後、室町時代になると武士の酒の肴としてお雑煮が食べられるようになり、普段の生活にもお餅が浸透していきます。一般的な食事として広まるのは、江戸時代のことです。


●モチモチの秘密

 搗きたてはふっくらしているのに、冷えると固くなってしまうお餅の原料は、モチ米です。普段私たちが主食としているウルチ米とお餅に使うモチ米はでんぷん質の割合に違いがあります。ウルチ米は、ブドウ糖が複雑な枝状に連なっているアミロペクチンと、一本に連なったアミロースという成分が8:2で形成されており、この割合がご飯のふっくらした食べ飽きない食感を作っています。それに対しモチ米は複雑な分子構造であるアミロペクチンのみで形成されており、温かく水分がいきわたった状態のものを搗けば搗くほどこれらが複雑に絡まりあい、お餅の粘りを作っているのです。
 お餅の栄養素のほとんどは炭水化物で、カロリーは50gの切り餅2個でご飯茶碗1膳分。食感は違いますが、ご飯と同じイネ科を原料にしているお餅ですから、カレーやお茶漬けなど日頃ご飯にあわせているものにもきっと合うはず。いろいろチャレンジして、自分だけのオリジナルメニューを作ってみてはいかがでしょうか。


●ちょっと変わったお餅の食べ方

【もちもちキッシュ】

《材料(4人分)》
切り餅6個:それぞれ4等分する。
ベーコン2枚:1cm幅に切る。
ミックスベジタブル大さじ4:熱湯でさっとゆでてざるに上げ、水けをきっておく。
玉ねぎ1/4個:薄切りに。
黒オリーブ:半分に切り、種があったらとり除く。
ピザ用チーズ、粗挽きこしょう 各適量
〔ソース〕以下を混ぜ合わせる
卵3個、牛乳1と1/2カップ、生クリーム1/4カップ、塩 適量

《作り方》
(1)耐熱容器に切り餅、ベーコン、玉ねぎ、黒オリーブを入れ、チーズを散らしてソースをかける。
(2)オーブントースターで7〜8分焼き、粗挽きこしょうを振って召し上がれ!


〈参考資料〉
『発見!体験!日本の食事6 もち』次山信男 監/ポプラ社
『おもちの大研究』笠原秀 著/PHP研究所
『大根・白菜、なべ、おもち』主婦の友生活シリーズ Comoブックス/主婦の友社

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