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予防医学って、何だろう?コミュのT177>尿の検査で何がわかる?

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尿の検査で何がわかる?

 尿検査は腎臓や肝臓の機能、代謝機能の異常を診断するのに役立ちます。その主なものは以下のとおりです。

●尿潜血:
尿に混じっている赤血球の量を検査するもの。膀胱炎、急性腎炎、尿道炎、前立腺炎、膀胱結石、腎臓がん、膀胱がんなど、腎臓や尿管、膀胱の異常を調べるのに使われます。基準値は陰性(−)で、擬陽性(±)、陽性(+)が異常値です。診断を確定するには、複数回の検査をした後、尿沈渣で赤血球の数を調べたり、超音波検査やCT、尿中成分の定量検査などをする必要があります。また、尿路の造影検査や、腹腔鏡検査が必要な場合もあります。

●尿たんぱく:
腎臓や尿管の機能に異常が出ると、尿中に多量のたんぱくが漏れてたんぱく尿になります。このため、試験紙で1日分の尿にどれぐらいたんぱくが出ているかを調べるものです。基準値は、定性検査で陰性、定量検査で1日100mg以下です。異常値が出た場合には、腎炎、腎盂炎、膀胱炎、尿路感染症、ネフローゼ症候群、腎硬化症などの病気が疑われます。異常値が出た場合も診断を確定するには、複数回の検査が必要です。そのうえで尿沈渣や腎臓の超音波検査やCT、造影検査などで総合的に病状を診断していきます。

●尿糖:
血糖が腎臓から漏れ出ていないか調べる検査です。糖尿病のスクリーニング検査に使われるもので、試験紙で調べる定性検査と尿中の糖の量を調べる定量検査があります。基準値は定性検査で陰性、定量検査で1日当たり1g以下です。異常値が出たら、さらに血糖検査やHbA1cの測定、ブドウ糖負荷検査を行って、糖尿病かどうかを判定します。

●尿沈渣:
尿を遠心分離機にかけて、赤血球、白血球、上皮細胞、結晶成分などを沈殿させ、顕微鏡で見て、それらの成分の量を詳しく調べるものです。基準値は赤血球が1視野に1個以内、白血球が1視野に3個以内、上皮細胞が1視野に少数、結晶成分が1視野に少量です。
 異常値が見られる場合には、尿路結石や尿路腫瘍、腎炎、尿結石、痛風、尿路感染症などが疑われます。複数回の検査の後、異常値が出た場合は腎機能検査やX線検査、超音波検査などで病気の診断を行っていきます。


<ポイント>
泡立つ尿・甘い尿・褐色の尿は、体のどこかが疲れているのですよ。ビタミン・ミネラルは、無色透明。知らない人は、ビタミンなんか摂っても、黄色いオシッコとともに出るだけで、ムダですと言います。本物のビタミン・ミネラルは、バランスよく摂れば体の中に蓄えられるのですよ。偽者は、たしかに尿とともに出るのでしょう。


尿の色から推測される主な疾患
http://health.goo.ne.jp/medical/chart/019.html



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