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イギリス入国拒否者の集いコミュの再入国できるまで?

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一泊25ユーロの部屋にはトイレもシャワーのなかった。
ホテルの周りはただ、ただ田舎の景色が遠くまで続いていた。
泊まっている客はトラックの運転手が多かった。

彼は先の?でも記した
帰りの航空券とスクールレターとアテンダントシートを持参するからと私の学校の場所と連絡先を聞き出してロンドンへ帰ってしまった。信じて待つしかない・・・・不安だった。
もし今度書類に不備があったらまた拒否される。
そうなるとブラックリストに載るんじゃないのか?
それに不備がなかったとしても拒否される可能性もある。

でも再入国しないことには手ぶらで日本に帰国しなきゃいけない。試すしかない。やるしかない。
私にもやるべきことがあった。日本の家族に電話をし
英文銀行残高証明書を作って貰いホテルへFAXを頼んだ。
(私が作ったのは英文残高証明書の最終残高のみ。だが本来これも駄目だと大使館のホームページに現在掲載されている。
本当に必要なのは最終残高ではなく英文残高証明書の半年分の通帳明細が必要だそうな)

フランスとイギリスの両方の日本大使館にも連絡を取り事情を説明したが、両方ともただ「最近、本当に多いんですよねぇ。そういうの。拒否権は向こうにあるから、日本大使館としてはなんとも助けようがないんです。」と言う対応でガックリした。ただイギリスの日本大使館の人が協力的で「本来なら一回入国拒否を受けるともう日本に帰国するパターンが多いけど、あなたの場合、必要書類を揃えてもう一度チャレンジする事ができるんだとイミグレから聞かされているんだったら
可能性は0ではない。協力してくれる彼も居るんだったら
頑張ってみて。また何かあったら連絡下さい。」と励ましてくれた。

一週間、本当に辛かった。ホテルの周りには何もない。
それどころかホテル自体にレストランがない。
食べるものを買うのに最寄りのショッピングセンターがバスで15分。それを聞き出すのにもここはフランス。私の片言英語もなかなか通じない。フランス語なんてボンジュールかジュテーム位しか知らないよぉ。。。
最初はバスの乗り方も解らなかった私だが、三日目に、なんとも簡単に無賃乗車できる方法を取得してしまった。
一回使ったバスチケットを何回も使いまわしても、運転手は気が付かないのだ(苦笑)

と、まあこんな話はさておき、ようやく一週間が過ぎ去った。
車でまた港に向かう。海路で車での通常の入国審査は車の中から高速道路の料金所みたいな所に居る審査官にパスポートを渡すシステムだ。今度の審査官もまた女だった。でも前回の年増でメガネの黒人女性とは違い、若い白人女性でタトゥーまで入れたちょっと今時の女の子だった。
私が素知らぬ顔してパスポートに帰りの航空券だけ挟んで手渡すと「あら準備が良いわね」とニッコリ笑顔だった。
が、パスポートの入国拒否スタンプを見つけると、雲行きが少し変わり、やはりまた別室に連れて行かれる事になった。

今度のインタビューはそのタトゥーの彼女だった。
トータル三時間。でも彼女は私に協力的だった。
インタビューにこんなに時間がかかるのは
彼らのお役所仕事のせいだ。その内容を全て書類にし
そして上司に提出し、それから話し合いが行われ、テッペンの人が合が否かを出すシステムのようだ。まったく長ったらしいったらありゃしない。

最初、その彼女は「私にだけは本当の事を教えて。」と手を握ってきた。そして次に「日本語の通訳はいるか?」と聞いた。
私は「ありがとう。でも私はイミグレが信用できない。あなたは良い人かもしれないけど、もうイミグレは信用できないの。前回通訳が入ったけど、解る英語はそのまま英語で答えたら、英語は喋るな!!!って怒られて余計に時間が掛かったし、今回は通訳も要らない。」と答えた。

前回は三人。荷物も全て取り調べられたが、今回は彼女一人。そして私の荷物にも手を触れなかった。
できるだけ解りやすい英語で質問をしてくれた。
「彼は本当に大家さんなの?あなた今、彼と居て幸せなの?」と聞かれた。私の日記は全てコピーを取られ保管されている。
だからイミグレは知っている。私達の本当の関係を。
でも私は絶対に彼だとは言わなかった。この彼女には苦し紛れに「私は彼を好きだけれど彼が私をどう思っているのか知らない」と答えた。彼女はそれ以上聞かなかった。

本当だかどうだか知らないのだが友達から後でこんな事を聞かされた。
この年、日本女性が海外留学させてあげると騙されて、フランスの片隅で売春させられて居たと言う事件が何件かニュースで報道されていたそうな。友達いわく、彼、黒人だしブローカーっぽい顔してるし(余計なお世話だ!)あなたが騙されて来た日本人じゃないかって疑って守ろうとしたんじゃない?だと。
そうだとしたら余計なお世話だ。全く。

彼女はとても同情的で「私がお願いだからロンドンへ帰らせて。帰りの航空券もロンドン発しか持っていないのよ。半年のビザも要らない。この航空券の日付までで十分。ロンドンに住む気なんて更紗ないんだから」と言うと解ったとうなずいて
上司にもう一度相談してくるから待っていてと出て行った。

また待たされた。がそんなに長くはなかった。
帰ってきた彼女は「最初の入国からトータル半年の滞在期間だけよ。だからこの航空券の日付まで再入国して良いわよ。」

やった!!!思わず彼女に抱きついてしまった。
ありがとう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

本来なら観光ビザでの通学許可がイギリスで降りることはないと、後で大使館のホームページで知った。

私はイギリスに来てから学校を自分で探し申し込んだ。
その際、学校側の受け付けはあっさり「もちろん観光ビザでも通学できますよぉ」と言った。でもこれは日本から手続きを踏んだ場合の話なんだ。イギリスの学校は腐る程あって、そして儲け主義。生き残り作戦が展開されている。私の様なパターンで通学を始める人が居たら注意して貰いたい。学校のレセプションの話を鵜呑みにしないこと。大使館のホームページの情報が本当に一番だ。そして一度入国できたのなら、絶対、他の国へ旅行へ出かけない事を。









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