寄席・落語ファン交流会コミュの柳家小三治独演会

柳家小三治独演会
松戸市民会館＿２００６年８月２６日（土）13：30～15：48

柳家三之助＿＿金明竹
柳家小三治＿＿一眼国

柳家小三治＿＿湯屋番

13：30
金明竹。４回目の口上が素晴らしかった。三之助さんの先日の厩火事もそうでしたが、今回もこの噺の意図が改めてわかったような気がします。
前座話と少し軽く見ていた嫌いがありましたが、この噺の新たな面を気づかさせて頂きました。
三之助さんのおかげで私は成長しているような気がします。
13：50
一眼国。うたまくらのけいこで「砂山」のくだりがまくら。北原白秋作詞であるが、山田耕筰作曲のものと中山晋平作曲のものとがあって、全く違う曲に仕上がっています。
それを歌い分け、それに対する考察。
続いて自分の中での最高の日本映画は「野菊の如き君なりき」と松戸由来の話に。
当然松田聖子Verではありません。
ずっと映画が最高の出来で、本を凌駕しているものと思っていて、原作を読んでいなかったそうですが、５０歳くらいに読んだら、慟哭してしまったそうです。
14：23
唐突に噺へ。
14：44

15：00
話は、甲子園。早実の斉藤投手と駒大苫小牧の田中投手が素晴らしい、あのポーカーフェイスが良いから始まり、早実のキャッチャーも素晴らしい。どうしても欲しい。どこに欲しいかと言うと、実は私は巨人ファン。できれば総とっかえで欲しいまで言ってしまう。
そのあと、居候にまつわるまくらを振れば、噺は当然居候噺。
15：17
湯屋番。最高の出来ではなかったでしょうか？皆笑い転げていました。場面の転換といい、若旦那のモノローグの面白さといい、すごいの一言。
15：48