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RANGE ROVER OWNERSコミュのエアサス(EAS FAULT)応急処置

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今日、こともあろうに、EAS FAULTが点灯し、エアサスのコンプレッサーが動かなくなり、EAS ECUの勝手な判断でエアーが全部抜かれてしまい困った事になりました。一番近いディーラーまでは200kmほどの場所にいるため、バンプストップにのった状態(=スーパーシャコタン、ノーサス)ではお話にならない。(北海道にいるので、路面は雪と氷でデコボコ、近所を走るにも大変な事になる。)

原因は恐らく、バルブロックのコネクター(コレット)内側にあるOリングからのスローリーク。気温が低い(氷点下10度ぐらい)ことも手伝って、コンプレッサーがエアーを注入するのに時間がかかったのがEAS FAULTの原因と考えられる。(リークテストをしても、どこも異常がないので。)

教えて君ばかりではいけないので、今回はその応急処置について少々。

その前に、上記のようなスローリーク状態になってる場合、EAS FAULTにならないように事前に(応急処置として)手を打つこともできる。(が、私は不覚にもやらなかった・・・)ご存知の通り、一度EAS FAULTが出ると、例え修理をしても、ディーラーのTest BookでリセットをかけてもらわないといつまでもFaultが消えないんですよね。

そもそもEAS FAULTの判断材料の一つになってるのが、エアーが満タンになるまでの時間のようです。10分間で満タンにならないと、EAS ECUが故障と判断してEAS FAULTでロックされてしまいます。この10分を計測してるのが助手席下にあるタイマーリレーのようです。これを外せば、一時的にはEAS ECUを誤摩化せます。

まず助手席下のプラスチックカバーを外します。プラスチックのネジのようなもので止まってるので、内張り剥がし工具で外します。(数百円でホームセンターや自動車グッズ屋で売ってます。)カバーが外れると、一番外寄り(ドア寄り)の位置に、高さ10cm程度の黒い箱があるのがそれです。抜くだけです。

で、実際にEAS FAULTになってしまって、エアーが入らない場合で、かつコンプレッサー等に致命的なダメージがない場合の応急処置ですが、上記と同じく、助手席下にEAS ECUがありますので、まずその黒いカバーを外します。+ネジ2本で外れますが、非常に狭い場所にあるので、極端に短い+ドライバーか、小型ラチェットに+ドライバーアタッチメントをつけて外します。

EAS ECUが見えたところで、今度はコネクターを外します。コネクターはメスになっており、ここの1番と8番ピンの間にジャンパー(単なるワイヤー)を差し込んでショートさせます。ピン番号は、コネクターの端子を見て左上から数えます。(一番左上と、そこから右に8つ目の端子が1番と8番です。6番ピンは端子がありませんが、これも1つとして数えます。)

ジャンパーを挿したら、エンジンをかけます。EAS FAULTに関係なく、コンプレッサーが回り始めます。センサー等を無視して強制的にコンプレッサーを動かしてるので、タンク圧が過剰に上がらないように注意してください。空っぽの状態で、10分以内でエンジンを止めて、すぐにジャンパーを抜きます。(エンジンを止めてキーを抜いても、ジャンパーを抜くまでコンプレッサーは回ってます。)

ジャンパーを抜いたら、コネクターをまたEAS ECUに取り付けて、再度エンジンをかけます。その時、ドアを全部閉じるのをお忘れなく。すると、EAS FAULTが出てるにも関わらず、エアサスに空気が入り、持ち上がります。持ち上がったらエンジンを止めて、EAS ECUのコネクターをまた抜いておくと、エアーの強制排出が防げます。

この状態でサスが上がってるので、ディーラーまで行けます。

注意事項として、電装系をイジるので、他の部品にショートさせたりしないように注意してください。また、完全手動でエアーを入れてるので、走行中にエアーが抜けてきても再度注入はされません。本当のスローリークなら1〜2日はエアーが持つはずなのでディーラーまで行くには十分なはずですが、自己責任です。また、高さ調整機能もカットされてるので、特定のエアスプリングに漏れがあると、そこばかり車高が下がります。その場合は、また1からジャンパーを挿したりして上げる必要があります。

とまぁ・・・ 言葉だけで書くとややこしい感じですが・・・ ようは・・・

1)助手席下のカバーを外す
2)助手席真下にあるEAS ECUの黒いプラスチックカバーを外す
3)コネクターを抜く
4)1と8番ピンを通電させる
5)エンジンかける(コンプレッサーがエアーを入れてくる)
6)エンジン切る
7)ジャンパー抜いて、コネクターを戻す
8)エンジンかける(エアサスが上がる)
9)上がったらエンジンを切って、コネクターを再度抜く

以上です。
あくまでも、ディーラーに行けるまでの応急処置ですので長期間この状態で乗ったらどうなるかは保証できませんが、それでも、シャコタンモードで悪路を走らなければいけないのに比べたら天と地の差です。EAS FAULTが出ると制限速度55km以下の表示も出ますが、悪路ではそれすら出せません・・・ 20km/hでも胃下垂になりそうでした。orz

そのうち(近々ではないですが)、純正Oリングの交換とエアコンプレッサーピストンのリビルドをしますので、そのレポートもしてみます。ちなみに今回は、内径5.8mmの水道用Oリングを使ってバルブブロックの応急処置もしました。ホームセンターの水道用品のコーナーに様々なOリングがあるのですが、内径5.8mmのが「とりあえず」フィットします。(厚みが1.9mmなので、純正の2.4だか2.6mmより少し小さくて薄いのが難点ですが、とりあえずはこれで難を逃れます・・・ ちなみに、純正内径は6mmですが、5.8mmぐらいの方がホースと密着していい感じです。)


それにしても、EAS ECUって猛烈に頭悪い。orz

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