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フラワーアレンジ&いけばな研究コミュの雛祭りについて

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3月の節供は桃の花の時期であり、各家庭では、桃を生けて雛祭りを祝う。
桃は中国では邪気を祓う仙木とされている。
日本では、神話の中で、イザナミの尊がヨミの国から逃げ出す時、桃を3個投げつけて追っ手を追い払っている。「桃太郎の昔話」なども、桃の力(桃太郎)が魔性のもの(鬼)を退治することを面白く物語にしたものと考えられる。
桃の霊力や雛人形は「オハライ」と深い関わりがある。
昔から私たち日本人は「ケガレ」というものを最も嫌っていた。「ケガレ」というのは、何か不都合なことや嫌なものが身体に付いたことを示す。そこで、何か恐ろしいことが起こると、それは「ケガレ」のために起こったので、それを取り除くために「オハライ」が必要になる。雛祭りのそれは、人形で身体をなで、不浄(ケガレ)を人形にうつして、人形ごと水に流すという方法であった。
そして、その人形が次第に精巧になり、鑑賞用となり、現代の雛飾りとなった。
「ひな祭り」あるいは「ひな人形」の「ひな」は小さい、ミニチュアのといった意味である。
そういえば総じて、日本人はモノを縮めるのが得意である。
たとえば、自然物を使った造形の分野、庭や盆栽や「いけばな」なども縮めていくことによってより完成された芸術になっていったようだ。
「いけばな」でよく使われる言葉に「一花一葉」というのがある。一花一葉は千花万葉、そして森羅万象と同じである。
日本人の心の中には、自然の本質(エッセンス)が植物の一枚の葉や一個の花に秘められているという確信が存在しているようだ。

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