ブラインドテニスコミュの２月９日の夜８時から放送されます

初めまして。
去年、千葉と東京でブラインドテニスの練習に
参加させていただいていた者です。
日本ブラインドテニス協会の会長さんであった
武井さんとも何度か練習をご一緒いただき
大変勉強になりました。
現在は三重県にいるため、ブラインドテニスの練習には
なかなか参加できない日が続いているのですが
mixiやブログを通して少しずつ普及活動を進めています。

私が参加しているブラインドテニスのMLで転送されてきた
メールの内容を紹介します。
ご存知の方も多いと思うのですが、
明日の夜８時からNHK教育テレビで放送される
「福祉ネットワーク」という番組の内容です。

↓ここから転送ﾒｰﾙ内容↓

2月9日（水）に放送される「福祉ネットワーク」では
「ホーム転落事故をどう防ぐか」と題した番組が放送されます。
ぜひご覧くださいね。
以下、案内のコピペを貼り付けます。

【番組名】　ＮＨＫ教育テレビ「福祉ネットワーク」
【本放送】　2月9日（水）　２０：００～２０：２９
【再放送】　2月16日（水）　１２：００～１２：２９

去る１月１６日(日)の夕刻、山手線目白駅ホームから、ブラインド
テニスの考案者である、日本ブラインドテニス連盟会長の武井実良
(たけいみよし)さんが、ホームから転落し電車にはねられて亡くなりました。
またも悲劇が繰り返されてしまいました。

１月２２日の告別式には、深い悲しみのなか、武井さんのブラインド
テニスにかける情熱と親しみやすい人柄から、最後のお別れと
お見送りをしたいとの思いで、全国各地より、視覚障害者を含む数百人の
皆さんが集まり御焼香を行い手を合わせてご冥福をお祈りしました。
出棺時には「ありがとう」の大きな声が斎場を駆け巡ってのお見送りでした。

武井さんは一歳半、眼の癌で失明しました。子供の頃から野球が
好きで兄弟と楽しんでいましたが、飛んでくるボールを打つことが
できないため、何時もピッチャー役でした。でもいつか飛ぶボールを
打ってみたいとの思いは捨て切れないのと、視覚障害者と晴眼者と
一緒に楽しめるスポーツはないかと思案し続けていました。
２５年前、視覚障害者でも、空中に飛ぶボールを打って楽しめる
このブラインドテニスを考案し、これなら晴眼者と一緒に楽しめる
スポーツになる…。
1990年、現在の日本ブラインドテニス連盟の漸進である視覚ハンディ
キャップテニス協会を設立すると共に、埼玉県所沢市にある国リハを
会場に、第１回日本視覚ハンディキャップテニス大会が開催されました。
その後、日本視覚ハンディキャップテニス協会は、名称を日本ブラインド
テニス連盟とし大会の名称も変わり、昨年は、第２１回日本ブラインド
テニス大会が行なわれたのと、合わせてインターネットでウェブ中継も
行なわれるまでとなりました。このように武井さんは、連盟役員や
支援をいただいているコーチ陣と共に、国内の普及活動を行なっており、
また、パラリンピックの正式競技にしたいとの強い思いでも、自ら
韓国・台湾・英国・中国(天津・上海)にも訪れ普及活動を行なっていました。

生前の武井さんは話されていました。
『このブラインドテニスを普及させるには、競技として確立させなければ
いけない事は勿論ですが、それ以上に、一人でも多くの視覚障害者の
皆さんが、このテニスを楽しんでもらえる事が嬉しいんです。
だから、呼ばれれば何処でも出かけて行きます。
皆さんにお会いし、このテニスの楽しさを紹介できるのが嬉しいんです。』と…。

今回、またも繰り返されてしまったホーム転落死亡事故の悲劇を
きっかけに、各方面より、事故防止策である可動式ホームドア設置、
敷設して古くなった点字誘導ブロックの整備などの声が急務となっております。

２月９日に放送される「福祉ネットワーク」では、「ホーム転落事故を
どう防ぐか」のテーマに合わせ、番組の中でブラインドテニスについても
ご紹介されます。

当日は、一人でも多くの視覚障害者と大勢の皆さんからこの番組を
観ていただきたいとの思いから、今回のご案内をさせていただきました。

▼番組のホームページＵＲＬ
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/

以上です。

↑ここまで↑

1月16日の目白駅での事故の後
全国で沢山の視覚障害者の方々やその関係者の方々が
いろいろな運動を始めています。
私の参加しているMLでも沢山の方らメッセージが送られてきます。
武井さんの思いを引き継ぎ、ブラインドテニスが全国に普及され
パラリンピックの正式種目になるように皆で頑張っていきましょう