Wishing you all a very Merry Christmas !
ワシントンD.C.の世界銀行の本部のメイン・エントランスには、
A world free of poverty と大書された垂れ幕が下がっていると記憶しています。
これは、Wolfensohn前総裁時代に掲げた世銀のVISIONだと思います。
Wolfowitz現総裁になってから変わったという話は聞いていませんが、Wolfowitzの時代が世銀と世界にとってどういう時代になるのか。
インフラ重視への振り子のゆり戻しとか、アフリカ重視の傾斜とか、まださまざまな変化があるのだろうと思います。
A world free of povertyだけではなくて、
A world free of income disparity, insecurity and fear, violence and crime, wars within and betweeen nations, hatrid, social exclusion, discrimination, corruption,,,,となるよう、願いたい思いでいっぱいになります。
ほっとけない、という思いはもちろんとても強い、けど、ひとりにできることは、ほんとにわずかなこと。
でも、夢を失わず、仲間を作って、輪を広げて、変えていくことを諦めない。
深刻で完治させ難いさまざまな病に陥っているわれら人間の世界。
2007年も、希望を失うことなく、またそういう困難と闘い続ける1年にしたいものですね。
クリスマスというと、思い出すことがあります。
イブだったと思いますが、Charles Dickens の A Christmas Carol の朗読会の思い出です。
朗読会というのは、一人のおじさんが、講壇に立って、一冊の本を開いて、ストーリーを読んでいくのです。
客は、静かにその朗読を聴いています。
しかし、最後に、客を驚かせることがあります。
それは、その本には、何も書かれておらず全くの白紙であることを朗読者は聴衆に示すのです。
朗読者は完全に暗唱していることを示して、講壇を後にします。
聴衆は、（ほとんど全員既にストーリーの内容を知っているのですが）朗読されたストーリーに改めて感動し、拍手喝さい、で終わります。
Dickensが A Christmas Carolを書いた、19世紀当時のイングランドの発音、雰囲気に従って、朗読者ができるだけ忠実に朗読しようとしていることを感じました。
イブに、静かにA Christmas Carolの朗読を聴く時間は、とても心を洗われる時間でした。
日本でもあるといいな、と思います。
因みに、今年は、彼の原作を映画化した、OLIVERが日本で上映され、観に行きました。
昨日のThe Financial Timesだったか、英国の所得格差が広がっている、とのデータが発表になったという記事が出ていました。
Ebenezer Scrooge is a penny-pinching miser in the first degree.
He cares nothing for the people around him and mankind exists only for the money that can be made through exploitation and intimidation.
He particularly detests Christmas which he views as 'a time for finding yourself a year older, and not an hour richer'.
Scrooge is visited, on Christmas Eve, by the ghost of his former partner Jacob Marley who died seven Christmas Eves ago.
Marley, a miser from the same mold as Scrooge, is suffering the consequences in the afterlife and hopes to help Scrooge avoid his fate.
He tells Scrooge that he will be haunted by three spirits.
These three spirits, the ghosts of Christmas past, present, and future, succeed in showing Scrooge the error of his ways.
His glorious reformation complete, Christmas morning finds Scrooge sending a Christmas turkey to his long-suffering clerk, Bob Cratchit, and spending Christmas day in the company of his nephew, Fred, whom he had earlier spurned.
Scrooge's new-found benevolence continues as he raises Cratchit's salary and vows to assist his family, which includes Bob's crippled son, Tiny Tim.
In the end Dickens reports that Scrooge became ' as good a friend, as good a master, and as good a man, as the good old city knew'.
（以上のSourseは、 http://
クリスマスというと、もうひとつ、今度はアメリカ人作家ですが、O. Henryの The Gift of the Magi 「賢者の贈り物」、
を思い出します。
あったかい気持ちと、ことば、それが一番の愛。
相手を思いやるこころ、自らを削ってでも。
ちなみに、海外でこの時季よく見かける生誕シーン、Nativity Scene、では、マリアとヨセフ、それに生まれたばかりの乳飲み子、を中心に、羊飼いと、東方からの三人の賢者the Magi、が出てきますが、実際には、福音書の記述では、生誕時、羊飼いが飛んできた、という記述はありますが、賢者（三人であったとは書いてありませんし、実は名前も記されていません。贈り物が3種類であったことは知られていますが。何人の賢者であったかは、記録がないんです。）は、もっと後で、それも、馬小屋ではなく、もう自宅に帰った後の訪問であったことが記されていますので、羊飼いと賢者がその場に一緒にいた、というのは、後世の創作、ということのようです。
以下のSourseは、WIKIPEDIA。
Jim and Della Dillingham Young are a couple who are very much in love with each other, but can barely afford their one-room apartment opposite the elevated train.
For Christmas, Della decides to buy Jim a chain for his prized pocket watch given to him by his father.
To raise the funds, she has her hair cut off and sold to make a wig.
Meanwhile, Jim decides to sell his watch to buy Della a beautiful set of combs for her lovely, knee-length hair.
The moral of the story is that physical possessions, however valuable they may be, are of little value in the grand scheme of things.
The true unselfish love that the characters, Jim and Della, share is greater than their possessions.
O. Henry ends the story by clarifying the metaphor between the characters in the story, Della and James (or Jim), and the Biblical Magi.
ワシントンD.C.の世界銀行の本部のメイン・エントランスには、
A world free of poverty と大書された垂れ幕が下がっていると記憶しています。
これは、Wolfensohn前総裁時代に掲げた世銀のVISIONだと思います。
Wolfowitz現総裁になってから変わったという話は聞いていませんが、Wolfowitzの時代が世銀と世界にとってどういう時代になるのか。
インフラ重視への振り子のゆり戻しとか、アフリカ重視の傾斜とか、まださまざまな変化があるのだろうと思います。
A world free of povertyだけではなくて、
A world free of income disparity, insecurity and fear, violence and crime, wars within and betweeen nations, hatrid, social exclusion, discrimination, corruption,,,,となるよう、願いたい思いでいっぱいになります。
ほっとけない、という思いはもちろんとても強い、けど、ひとりにできることは、ほんとにわずかなこと。
でも、夢を失わず、仲間を作って、輪を広げて、変えていくことを諦めない。
深刻で完治させ難いさまざまな病に陥っているわれら人間の世界。
2007年も、希望を失うことなく、またそういう困難と闘い続ける1年にしたいものですね。
クリスマスというと、思い出すことがあります。
イブだったと思いますが、Charles Dickens の A Christmas Carol の朗読会の思い出です。
朗読会というのは、一人のおじさんが、講壇に立って、一冊の本を開いて、ストーリーを読んでいくのです。
客は、静かにその朗読を聴いています。
しかし、最後に、客を驚かせることがあります。
それは、その本には、何も書かれておらず全くの白紙であることを朗読者は聴衆に示すのです。
朗読者は完全に暗唱していることを示して、講壇を後にします。
聴衆は、（ほとんど全員既にストーリーの内容を知っているのですが）朗読されたストーリーに改めて感動し、拍手喝さい、で終わります。
Dickensが A Christmas Carolを書いた、19世紀当時のイングランドの発音、雰囲気に従って、朗読者ができるだけ忠実に朗読しようとしていることを感じました。
イブに、静かにA Christmas Carolの朗読を聴く時間は、とても心を洗われる時間でした。
日本でもあるといいな、と思います。
因みに、今年は、彼の原作を映画化した、OLIVERが日本で上映され、観に行きました。
昨日のThe Financial Timesだったか、英国の所得格差が広がっている、とのデータが発表になったという記事が出ていました。
Ebenezer Scrooge is a penny-pinching miser in the first degree.
He cares nothing for the people around him and mankind exists only for the money that can be made through exploitation and intimidation.
He particularly detests Christmas which he views as 'a time for finding yourself a year older, and not an hour richer'.
Scrooge is visited, on Christmas Eve, by the ghost of his former partner Jacob Marley who died seven Christmas Eves ago.
Marley, a miser from the same mold as Scrooge, is suffering the consequences in the afterlife and hopes to help Scrooge avoid his fate.
He tells Scrooge that he will be haunted by three spirits.
These three spirits, the ghosts of Christmas past, present, and future, succeed in showing Scrooge the error of his ways.
His glorious reformation complete, Christmas morning finds Scrooge sending a Christmas turkey to his long-suffering clerk, Bob Cratchit, and spending Christmas day in the company of his nephew, Fred, whom he had earlier spurned.
Scrooge's new-found benevolence continues as he raises Cratchit's salary and vows to assist his family, which includes Bob's crippled son, Tiny Tim.
In the end Dickens reports that Scrooge became ' as good a friend, as good a master, and as good a man, as the good old city knew'.
（以上のSourseは、 http://
クリスマスというと、もうひとつ、今度はアメリカ人作家ですが、O. Henryの The Gift of the Magi 「賢者の贈り物」、
を思い出します。
あったかい気持ちと、ことば、それが一番の愛。
相手を思いやるこころ、自らを削ってでも。
ちなみに、海外でこの時季よく見かける生誕シーン、Nativity Scene、では、マリアとヨセフ、それに生まれたばかりの乳飲み子、を中心に、羊飼いと、東方からの三人の賢者the Magi、が出てきますが、実際には、福音書の記述では、生誕時、羊飼いが飛んできた、という記述はありますが、賢者（三人であったとは書いてありませんし、実は名前も記されていません。贈り物が3種類であったことは知られていますが。何人の賢者であったかは、記録がないんです。）は、もっと後で、それも、馬小屋ではなく、もう自宅に帰った後の訪問であったことが記されていますので、羊飼いと賢者がその場に一緒にいた、というのは、後世の創作、ということのようです。
以下のSourseは、WIKIPEDIA。
Jim and Della Dillingham Young are a couple who are very much in love with each other, but can barely afford their one-room apartment opposite the elevated train.
For Christmas, Della decides to buy Jim a chain for his prized pocket watch given to him by his father.
To raise the funds, she has her hair cut off and sold to make a wig.
Meanwhile, Jim decides to sell his watch to buy Della a beautiful set of combs for her lovely, knee-length hair.
The moral of the story is that physical possessions, however valuable they may be, are of little value in the grand scheme of things.
The true unselfish love that the characters, Jim and Della, share is greater than their possessions.
O. Henry ends the story by clarifying the metaphor between the characters in the story, Della and James (or Jim), and the Biblical Magi.
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