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藤富保男コミュの藤富保男さん『詩の窓』第5回―詩は言語との戦いであるー殿岡秀秋筆

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藤富保男さん『詩の窓』第5回――1−8「詩作にふれて(1)」より その2

★詩は言語との戦いである

「詩は言語との戦いである、というと大げさかもしれないが、言葉がその使い方、ひねり方、操作の仕方一つで、今までに効力を発揮したことのないほどの光りを放つことがある。逆にいうとありきたりの表現ではそれはそれだけのことしかい言い得ない、ということになる。――中略――(ありきたりの表現の)句を常套句(cliché クリシェ)という。クリシェを使うことは詩ではタブーである。」(56頁)


☆辞書から
クリシェ=決まり文句。常套(じようとう)句。乱用の結果、意図された力・目新しさが失われた句)・表現・概念を指し、さらにはシチュエーション、筋書きの技法、テーマ、性格描写、修辞技法といった、ありふれたものになってしまった対象にも適用される。否定的な文脈で使われることが多い。
タブー=一般に、触れることを禁じられていること。

☆comment
 詩は言語との戦いである、というのはその通りです。では、同じ文学でも小説はどうでしょうか。小説ではストーリー(物語)がかなり大切な要素となります。詩の中には、散文詩もあればストーリーのあるものもあります。しかし、詩の大半はストーリーよりも言葉そのもので成り立っている芸術だといえるでしょう。
 その言葉がだれかの使い古しでは新鮮でありませんし、何のためにその人の詩を読んでいるのかわからなくなります。
 使い古しの言葉をクリシェといいます。常套句、きまり文句のことです。
それらをなるべく使わないようにして、詩を書くといいのです。


(この項つづく)

(メールマガジン「詩を作る楽しみ」2012年2月29日号よりhttp://www.mag2.com/m/0000163957.html)

(http://blogs.dion.ne.jp/poem_and_fantasy/=詩とファンタジーのレシピ)

(http://plaza.rakuten.co.jp/poetry2005/=詩を作る楽しみ)

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