その手の、死の自覚を反映したものとしては、'Innuendo'や'Born to Love You'あたりが最も知られているところでしょうか。しかし私が、そうした中でも特に動かされるのは、'Too Much Love Will Kill You'ですね。HIVに感染した人間のどこに'love'を言う余裕があったのかっていう衝撃があります。
クイーンとしてのアルバムでは『Miracle』が最初ですね。『Innuendo』が全編辞世の句といった作品だったために、あまり言及されることはありませんが、こちらにもはっきりと死の刻印が示されています。特に最後の「Was it all worth it ?」の詞を読んでみてください。「これが自分の最後の歌になっても構わない」という姿勢で書かれたものとしか思えません。
だから『Innuendo』の最後に、まったく同傾向の歌詞を持つ「Show must go on」が収録されているのを聴いた時、「どうしてこんな人生の総まとめみたいな曲を2枚のアルバムの最後に連続して? 一体何をそんなに悲壮になっているんだ?」と首を傾げたものです。そして後になって事情を知った時、そこで首を傾げていた自分の愚かさに無性に腹が立ったものです。
なるほど、すると、'Born to Love You'は、メンバーの作り直しと出し方、その受容される過程においてそういう意味合いが付与されていったと考えた方が宜しいようですね。
けれど、'Too Much 〜'は必ずしもそうであるとは言えないように思います。確かにMayが書いてますが、Queenの作詞作曲ってほとんど参考にしかならないところが多いので。この歌詞の内容を考えるとFreddieのことを歌ったと考えるところにたいていは着地するかと(もちろん解釈は常に聴く側に開けていますが)。
"Too Much Love Will Kill You" は私的には Brian May の曲というイメージしかないんですよね。もちろん私の勝手な思い入れなんですが、最初に出版されたのが May のソロバージョン (アルバム "Back to the Light" に収録) だったこともあり、あのメロディは私にとっては May のメロディという感じがします。
私は、Freddie は自分に早々に死が訪れる可能性のあることを "A Kind of Magic" あたりで感じ始めていたのかもしれません。"Who Wants to Live Forever" なんてそういう歌詞ですよね。Live Magic も、まだ自分が元気なうちに最後のツアーをやっておきたいと思った結果かも…。
シングル "Innuendo" をMTVで観たとき、なぜかこれが Queen の最後の作品になるような予感がしました。Freddie の病気のことは知りませんでしたが、アルバムを買って聴いたとき、"Show Must Go On" がほんとうに「さよならの歌」に聴こえたのです。Freddie の声は往年の時のように透き通っていてストロングで、それが却って不安でした。
InnuendoとAll God's PeopleとDelilahはFreddieですよね。
Ride The Wild Windは完璧、Roger(笑)。
I Can't Live With YouもRogerかな?
HeadlongとHitmanがBrianで、These Are The Days Of Our LivesはJohnとFreddieの共作かなぁ…。
Show Must Go OnはBrianっぽい…Freddieと共作かな。
Freddie が自分の病気を自覚したのは86年の A Kind of Magic の頃かと推測していますが、少なくとも The Miracle 以前に彼が知っていたことは間違いないでしょう。健康に気を使ってツアーをやらなかったこともありますし、何より The Miralce 以後すぐに Innuendo 製作を開始したことが「死ぬ前に一曲でも多くの音楽を聴いてもらいたい」という Freddie の思いを表しています。
「The Show Must Go On」の歌詞もFreddie自身の気持ちを表していますよね。「化粧(MAKE UP)の中の顔は泣いているが、口では笑みを浮かべ続けなければならない・・」
自分がいなくなってもQueenは持続していかなければならない・・のような。
1991年の「These are the days of our lives」でFreddieのlast performance on filmと書かれてありました。
悪い宗教さんへ
「I`m going slightly mad」の歌詞、私も同じように思いました。でも英語の表現はとても綺麗で・・。
「it finally happens」
そして最後の短い一言「Now you have it」の言葉が印象に残ります。
また音楽的にも美しく興味のある一曲です。
だいはどさんへ
1986年頃だったのですね・・・。
1986年の「Who wants to live forever」もFreddieやメンバーのフレディーに対する温かい思い(すみません、勝手に解釈してしまっていました)が伝わり、私も印象深かったです。
これはBrian Mayなのでもしかしたらメンバーは知っていたのかしら・・・・。謎ですね。
映画「HIGHLANDER」の挿入歌でもありましたね。
この映画の内容にも別の意味でとても合っている歌詞なので、この映画の為に作られた曲なのか、クィーンが先だったのかと気になります。