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福岡ゴールデンレトリバー協会?コミュの(T-T)昨日の出来事

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我が家に食いぶちが増え、はや一年がたちました。87.5%ゴールデン・レトリバーの“ムース♂”は、体重34kgで見た目は立派な成犬となり、【サカリ】のまっさかりです。我輩としては、ムースの子供を欲しいのですが、相手がみつからず、犬の事を考えると去勢もありかな・・・?なんて、今日はそんなムースに出会うきっかけとなった、ゴールデン・レトリバーの“モア12歳♀”の事を書きます。モアとの出会いは、我輩が一昨年の十月に人間ドッグで医者から『もう少し、痩せないと危ないよ。』と言われ、ジョギングを始めた事がきっかけです。数日後、家族【妻・長女チィ・次女ヒナ】でジョギングに出たところ、近所の建設会社から、奥さんがゴールデン・レトリバー“モア11歳”に引っ張られて出てこられた。我輩は、なんとなく『散歩に連れて行きましょうか?』と声をかけていた。奥さんは、『いいですか?お願いします。助かります。』とリードを託された。その頃、犬を飼うか迷っていた我が家は、犬と触れ合う事が出来るようになった。モアは年のわりには元気で、オヤツさえ持ってたらパーフェクトに指示に応えて、まるで我輩が調教師にでもなったみたいに思えた。そんな我が家にムース(生後二ヶ月)が来る事になった。もちろんモアとの散歩は続いており、ムースが生後四ヶ月のころから一緒に連れ出した。モアはムースを暖かく迎え、ムースはそんなモアの真似をした。(おすわり・おて・おかわり・ふせ・・etc)他にも、オヤツのもらい方(おすわりさせて後ろに下がると、おすわりの体制で近付いて来る)からオシッコの仕方(ムース♂足をあげません)までそっくりです。そんなモアとムースは、よく親子に間違われ、そのたびに我輩は『しいて言えば、婆ちゃんと孫かな』と言いった。昨年の11月頃にモアにある変化がおきた。昨日はどうもなかったのに、朝になってモアの右目の横にコブができた。はじめは、虫さされかと思ったがいっこうに良くならない。奥さんも心配になって、とある獣医のにみてもらいにいった。検査の結果モアは悪性の腫瘍とわかった。今年に入り、すでにモアとの散歩は途絶えていた。腫瘍は凄く熱をもっていて、しだいにモアの視力を奪いそして体力を奪っていった。日に日に衰えていくモア、タイムリミットまであと三ヶ月。モアはみんなの期待に応えようと頑張っていた。そんなモアが唯一衰えなかったことは、食欲だった。モアの癌は、皮膚癌の一種で、内蔵には転移していない。幸い食意地が張っていたモアは、寿命を三ヶ月ものばしていた。しかし体は痩せこけ、すでに口はまともにしまらず、腫瘍はすでに顔の半分を占めていた。獣医が奥さんに言われてそうです。『犬は何も言わないが、これだけ腫れていると、かなり痛いはずです。皆が頑張れと言うと、それに応えようとします。安楽死も考えていて下さい。』とのことでした。そんなモアが6月に入り、あまり食べなくなってきた。奥さんが、散歩中の我輩に駆け寄り『明日、2時頃に獣医が来られます。』と。昨日、病院で痛み止をうってもらい、その時に獣医から『好きな物を食べさせてあげてください。足も腫れて、エソがはじまっています。それに腫瘍が臭いはじめましたから・・・。』12日の午前中にムースを散歩に行く途中、リードを妻にあずけて、チィとヒナを連れてモアの側にきた。そこには体は小さくなり、呼吸も弱くなったモアがいた。顔を近付けて、三人で呼んでみた。『モアぁー・モアぁー。』反応がない、あるのは魚が腐った時の異臭だけ。娘達は、そんなことは気にもしないで、モアを撫で続けていた。チィは右前足をずっと握って、モアとの思い出話をしている。我輩はふと、チィとヒナがモアと出会った時の事を思い出していた。ヒナは大の動物好き、チィは動物は好きなくせに恐くて近寄れない。そんなチィが、モアのおかげで犬を好きになれた。我が家にムースが来ることなったとき、チィは【ゴールデン・レトリバーの本】の老犬のかいかたのところばかりを、よく読んでいた。我輩が『子犬が来るんだよ。』と言うと、チィが『モアはお婆ちゃんでしょ。』と言うのだ。その事を思い出したとたん、我慢していた事がいっぺんに溢れてきた。いつ以来だろう、我輩が涙をながす事は・・・。その時、モアの前足が動いた。まるで、チィとヒナを探しているかのように、そして腫瘍で腫れ塞がったモアの右目からは、涙(体液?)が溢れてきた。我輩は、そんなモアみて『チィ・ヒナ、モアに【ありがとう】を言いなさい、帰るよ。』と言った。なかなかチィはモアの側を離れようとはしない。しかし、心を決めたのかスッと 立ち上がり『モアありがとう。』ベランダの方へ歩き出した。するとその時、凄い光景でした。立てないはずのモアが、体を起こそうとしている。皆で『モア、もういいよ頑張らなくて、ありがとうねぇ。』と言うと、目は見えない耳も聞こえないはずのモアが、おすわりの姿勢でこちらを見ている。息は荒く、前足はガクガク震えていた。奥さんはそんなモア抱き締めて大粒の涙をながしながら、『モアよかったね、モアよかったね、もう寝ていいよ。』っと、横にして落ち着かせた。我輩達は、涙をこらえてその場を立ち去った。
今、この日記を書きながら涙している自分がいる。我輩は思った、娘達にとっても我が家にとっても、モアは貴重な経験をさせてくれたと。本当に今日は長い一日だった。今、横で何もなかったかのように寝ているムースを見ると、少しホッとした。

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